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ひら農園

Author:ひら農園
ようこそ、「農園日記」へ
北海道、十勝の新得町屈足地区で農業を営んでいます。
作物たちの成長や農村の暮らし、農園の四季を綴っています。

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北の農園日記
北海道十勝のこだわりのジャガイモ・とうもろこしなどを栽培し、産直販売や観光農園、農業体験も行っている、ひら農園のオーナーが日々の農園の様子をお伝えします。
ジャガイモ好きには悪い人はいません/ver.2011~
4/18
自分のことを“にいさん”と呼んで悦に入る中年オヤジとLFS(レディースファームスクール)16期生のチーちゃんとジャガイモ植え~

寒かったり、汗だくだったり、埃まるけの農場長です。
(遅ればせながら「ひら農園」の新スタッフの紹介記事)

4/8は第16期LFS研修生の入校式
兵庫県出身のチーちゃん!(~と、ヒラリー・右)
ちーちゃん

我が家にとっては11期目(H13年から)、なんと18歳!(驚)
農業高校生出身~まるで娘のよう(長男の1歳年下、次女の2歳年上)若いですな~楽しみです♪
今回は農場長を名前で“かずおさん”、ヒラリーを“かよこさん”と呼んでもらうことにしました。
いやいやいや…“かずお”さんだなんて、緊張しますな~照れますな~恥ずかしいですな~
奥さんにだってそんな風に呼ばれたことないのにね~

さて、そんなチーちゃんは先週、種子馬鈴薯の選別をやり、単肥配合をして、いよいよ本日午後から馬鈴薯の植付です。
馬鈴薯植付開始

農場暦的には平年並み、昨年より10日早い始動ですwww
“レッドムーン”“キタアカリ”“メークイン”“インカの目覚め”、そして澱粉原料用の“コナフブキ”
順調にいけば5日でおつりが来ますが、女心と春の空…
複雑な乙女心のように、畑と、ジャガイモと、天気予報と…にらめっこが続きます。
ジャガイモ植付下段

十勝は今週末雪マークで大荒れ予報~できればそれまでに終わらせたらいいけどちょっと無理かも…

それでもトラクターの轟音とともに一本一本、着実に植え付けられていきます。
植え付けられた畝の数だけ春を重ねていくようです♪
カッター交換

農夫たちの待ちわびた春がいよいよ到来です!

【追記】
新社会人、ルーキーな18歳のチーちゃん
キラキラした笑顔と一緒に、今年一年どんな宝ものを手に入れるでしょうか~

ちなみにポテトプランターも、装着しているトラクターも我が家にとっては名コンビ。
製造されてから20年以上になります。

あら…チーちゃんより年上よ(驚)

いよいよ新しい春~
農園スタッフとして共に大地を踏みだします♪

【追記の追記】
マダム・ヒラリーは農場長のことを名前では呼んだことがありません。
たいがい「ひらちゃん」…自分だってそうなのにね~
これが殺気モードだと「ひー!」です。
そう呼ばれた時は割と覚悟が必要です。
あと軽蔑視線の時はフルネームで「ひらかずお」です。
「おい!」とか「ねぇ!」とか「おまえ!」とか「あーた!」とかよりはいいかと思う農場長です。

《次記事予告》
―僚友に贈るガンバロウ!~の心―




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それはいま
10/10
後になって振り返るとあの日、あの時がベスト…ってことあるよね~

収穫期中盤戦を終えて、あらためてエネルギー充填していた農場長です。

前日、ちょっと苦戦だった澱粉原料用のジャガイモの収穫が終了しました。
あわせて、収穫体験用に残しておいたレッドムーンの数十株も、お客様がきれいに収穫していただきこれでジャガイモたちの収穫は完了!!!

よかった~~~ごくろうさま!

収穫作業のヒトコマでもやはり特別な一日です。

週間天気予報を見ると、この先どうも安定しないみたい…
例年、ちょうど馬鈴薯の収穫が終わるか終らないか、緑肥を起こそうか、甜菜を収穫しようか~収穫期中盤のそんな時期にちょっと天候がぐずつくのですが、なんとなくそんなパターンに入りそうな雰囲気。

なので、まずはヤレヤレ…といった以上に達成感がありますな~
特にオンボロハーベスター(昭和60年代製造)ですから、いまや部品は受注生産でよく壊れます。
毎年、けっこうな修理費をかけて治しながら(まさに“治す”です)チマチマとハーベストしていきます。

あと、半日…
ジャガイモ収穫あと少し

あと、一台…

あと、一往復…
ジャガイモ収穫最後1本

あと、一本…
ジャガイモ収穫最終日

あと、一タンク…
ジャガイモ収穫最後一タンク

「お願い…壊れないでおくれ!」
もーーー最後の方は神頼みの領域です。

作業自体は神がかりでもなんでもありませんが、やはりその日、その時に終わらせておいてよかったwwwなんてことは、お天気商売のこの業界にあってはよくあること~
いわゆる“適期作業”です。

あの時、植え終わらせておいてよかった!
あの時、除草機かけておいて大正解!
あの時、防除できてセーフ!

そして、あの日、収穫終わらせて…は、そんな春からの適期作業の積み重ね、集大成みたいなものですが、その時々を振り返ると365日、晴れの時も雨の時もあってそれでもベストな“いま“って何日も…作業によっては、何時間もない時があるのです。

のほほ~んとやっていそうでも、意外と綱渡りなのですぞ…
あ…そういえば、人生のタイミングも結構綱渡りか~

あの日、あの時、あの場所で出逢ってなかったら…
邂逅とは恐ろしくも楽しい人生の偶然なのですな~

本日雨
ジャガイモの収穫の打ち上げにドライブがてら、ちょっと遠い美味しいラーメン屋さんを目指す車中で、農場長少し肩の力が抜けたのか研修生相手に人生訓などをたれてみるのです。

【追記】
テキトーと適当は違うし、いいかげんとエーカゲンは違う…
活字にしても、イントネーションやアクセントで全然違ってくる。

“適期”は人それぞれかもしれないけど、どんな人にも太陽は顔を出すし雨も降る。

いつやりたいか~は、いつやってほしいか~の、裏返しだけど作物達はそれを声に出して言うことはありません。
だから農夫たちは自然の声を聞こえる能力を身につけたいと思っているけど、声なき声を聞くこともヒトの声を聞くことも実はとても難しい…

北の収穫期後半戦は、白い奴らがチラチラと農夫たちをうかがっている…

北はもう、雪虫が舞う季節です




培土談義
6/9
ジャガイモ畑の畝枕での井戸端会議にてのアレコレ~

前週の落ち着かない天気も安定的になって、先月下旬の大雨の後遺症をこの好天候の時にしっかリリカバリーしたいところ。
早朝から突き刺さるような紫外線の中、まずは馬鈴薯の小培土を開始(6/5)~
晴天の小培土

クサカルチのマニュアル通り、ウィングデスクで天板にフワッと培土していきます。
でもでも、やはり畑が硬くなっていて、思う以上に作業が進みません。
小培土

カルチのシェアピン、キレまくりです↘↘↘
(だからといって農夫もキレちゃいけない↗↗↗)

なんとか天候のよいうちに、まずはひとセット終了www

さてさて、おっつけ本培土しちゃうか…それともセットを替えてビートの2回目やっちゃうか…
結局、4月に植付した馬鈴薯もそれなりに勢いづいてきたし、天気予報も保障がないのでベストな条件でやってしまうか♪
~と、今日は本培土!
そうこうしているうちにご近所さんたちも、本培土始まりました。
ジャガイモ街道に本培土銀座といった様相です。

それにしてもこのところの生産技術の多様化で培土の形状は凄いバリエーション(驚)
種イモの植え付ける時期、作型や馬鈴薯の品種、圃場の条件、トラクターと作業機の相性etc…
こうなるとベターマッチングは農家の数だけあることになりますわね。

そんな時、たまたま別件の用事があって近所の農家さんと畝枕で話し込むと、冷春の植付作業を反省会的に振り返ってみるのですが、本培土のスペックなどはやはりそれぞれに信念めいたものをもって取り組んでおりまして、培土談義にハナが咲きました。

たとえば~
★成形タイプのオッパイ型一発培土
慣行カマボコ培土
形も申し分なく一発となると燃料代は節約できますわな~作業競合を考えると、一発培土は省力栽培の基本でしょう。
でも、今年だと降雨のせいで畑が硬いからちょっと重たいかな?
土塊も荒くなっちゃうし、あまり土をかぶせちゃうと萌芽に時間がかかってちょっとハンデあるかも…

★ロータリーカルチによる成形培土
ロータリーカマボコ培土
早期培土であればストロンは切ることはないし、土塊もこなれるので収穫作業も快適でしょうね~
でも、作業時間がかかりますしこれだけ硬いとトラクターもそこそこの中~高馬力が要求されます。
ちなみにこのご近所さん、事前に二段耕カルチ入れていました。

★ヒーラーによる成形覆土培土
ヒーラー培土
見た目はきれいですが、成形されているというだけで土塊はこなれていないとのこと…
ちなみに、馬鈴薯の萌芽前に土壌処理の除草剤をかけるのだそうです。
雑草対策としては効果は高いでしょうね~
トラクターはそれほどの高馬力でなくてもよいうですが、ただ作業速度はデンデンムシ…それなりに時間がかかります。
それに萌芽前にさらに土をかぶせるので、病気などはリスクが高いです。
ちなみにかぶせる量は植付時の天板から10~15cmほどの厚さだそうです。(13cmが最適だとか)


さて、苦戦中の“ひら農園”は…
★旧慣行法培土
旧慣行法
“旧”慣行法…いわゆる遅れているのですな…
しかし、たとえ遅れていてもそれなりに優れているちゃんとした理由があるのです。

萌芽を促しつつ株元を中心にフックラコンモリと土寄せするにはウィングデスクが意外と使えます♪
培土op

全体の形状は富士山型ですが、より株立本数を確保したい理由から畝幅は2尺3寸(約69cm)なので、やはり培土の量が少し足りない分を旧慣行法の培土羽で対オッパイ形状です。
農園培土
ただ天板は尖っていないでのむしろ台形でしょうか~
培土
それと作業速度がそこそこ速い♪

もちろん弱点もそれなりに…
たとえば、前後の天気によっては雑草が繁茂してしまいます。
(馬鈴薯の生育処理の除草剤はイネ科の雑草のみですから)
なので、天候を選んでしまうこと。
殺草率のことを考えれば晴れている日は早朝から作業して、外気温が最高になる午後2~3時には出来れば切り上げたいところ。
雑草対策のことだけでもそんな制約があるので、タイミングはちょっと難しい…

春の冷春、長雨で生育が大幅に遅れているジャガイモたちにいかにストレスを与えないで、萌芽と成長を誘導するか…本培土はジャガイモ栽培にとって、特に本年は非常に重要な作業の一つになるでしょう。
培土キャビン

上々の条件で本培土が終わるころ…
乾いた畑の土埃で農夫もジャガイモのように真っ黒クロスケです。

でも、でも、“ジャガイモような人が好き♡”~なんて、なかなか言われないのですな~




土とジャガイモと
4/27
ジャガイモの好きな人には悪い人はいません/2010バージョン~

ようやく今シーズンの植え付け作業が始まりました♪
植えた片っ端から

まずはジャガイモさんから~平年より5日遅く、昨年より10日遅い始動ですwww
15年を過ぎたポテトプランターもネンキがはいってきました~それでも全粒植えはほぼ全自動♪
溝をきると同時に肥料をおとし、種イモを等間隔におとして鎮圧し、覆土をしてさらに鎮圧~
機械チックですが割と精度が高いです♪
イモもうえうえ

ラジオの気象情報よれば、昨日今日と全道的に2日連続で晴れるのは4月に入ってから初めてだそうで…

そうそう、今月は、朝起きたら真っ白になっていたり~
白いガンケ
(こんな景色ばっかり…)
気持だけは焦っても、お天気ばかりはどうしようもありませんな。
それでも、ハクチョウたちも遅い春に戸惑いながら、ひら農園の上空を飛行経路にして北に向かって帰っていきます。
北へかえる

ようやく畑が乾いてきて、助手のLFS研修生のアキちゃんもニッコニコの初仕事!
アキちゃんとポテトプランター

ちなみにヒラリーはアキちゃんにレクチャーしたあと、F6640でスプリングハローです。
さすが頼りになります♪
ヒラリーと交替

“レッドムーン”“キタアカリ”“メークイン”“インカの目覚め”、そして澱粉原料用の“コナフブキ”…
順調にいけば4日でおつりが来ますが、この天気永くは続かなくて、明日は下り坂…十勝は雪マークです。

女心と春の空…
複雑な乙女心のように、畑と…ジャガイモと…天気予報と…
にらめっこが続きます。

それでもトラクターの轟音とともに一本一本、着実に植え付けられていきます。
植え付けられた畝の数だけ春を重ねているようで…

農夫たちの待ちわびた春がいよいよ到来です!




三日遅れの
4/14
お芋さんコロコロ楽しそう♪~

ときおりの雪と雨の中、ビニールハウスの中では種イモの選別。
本日終了です!
先週入校したレディースファームスクールの15期生のアキちゃんのまずは初仕事。
トップバッターは澱粉原料用の『コナフブキ』から
小さいの…、中くらいの…、大きいの…、腐れているの…に、選別していきます。
(ちなみに、我が家はカッティングプランターなので大きいやつだけ手切りです。)

今回はSTVのDアンビシャスのカメラ、はいってます。
じゃがいもさんコロコロ

アキちゃん「判断が難しいですね~大きい、小さいのの…」
農場長「コツがあるんだよ。迷ったら最初の印象を優先することさ~小さいかな?と最初に思ったら小さい方に選別するのさ。人生でもそうだし人間関係も第一印象大事でしょ?」
ヒラリー「それで人生の選択を失敗する人もいるけどね~」

あぁ…ヒラリーの選択、外れだったようですな~
(目をつぶればゴロゴロとジャガイモさん…ジャガイモのような農場長ですが、なにか?)

でも、コンテナ重いから腰痛めないでね~
農場長「アキちゃんは若いから、すぐ筋肉痛になったでしょ?」
アキちゃん「はい!あちこち痛いです…」
農場長「僕らぐらいの年齢だと、いつの何の作業のかわからない筋肉痛症状でるんだよな~」
ヒラリー「三日遅れくらいでね~」

ハウスの中は土とイモの香り~これで5品種、約7ha分の種イモ。
浴光育芽
浴光育芽で萌芽を促します!
昨年は凶作年で今年の種子馬鈴薯も小さめが多いです。
種イモ切りも順調に終了♪
いもきり

MAXな春作業では猛チャージと行きたいところですが、この天気…なかなか乾きませんな~
例年から見て作業も遅れ気味です。

新しい春もいよいよ待ったなしなのですが~
動き出した春に農夫たちの汗は、また次のステージの作業に着実に積み重なっていきます。