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プロフィール

ひら農園

Author:ひら農園
ようこそ、「農園日記」へ
北海道、十勝の新得町屈足地区で農業を営んでいます。
作物たちの成長や農村の暮らし、農園の四季を綴っています。

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北の農園日記
北海道十勝のこだわりのジャガイモ・とうもろこしなどを栽培し、産直販売や観光農園、農業体験も行っている、ひら農園のオーナーが日々の農園の様子をお伝えします。
夢のお告げ
5/5
雨あとの畑には入れない時は~

土方仕事でかなりヘトヘトになった農場長です。
(子どもの日に見た夢のお告げ)

連休中、農園フルスタッフで待機していたのですが、こう雨が近くちゃ甜菜の移植作業に取り掛かれない…
さてさて、まいりましたぞ↘↘↘
しかも連休後半も、連休明けも週間天気予報は3日と晴れない飛び石雨マーク(困)
畑が乾いたかと思ったら、雨、雨、雨…
こりゃ~春が遅かった昨年より植付作業が遅れるかもしれませんな…

~と、嘆いていても始まらないので思い切り別モードに切り替え!

農園邸宅(Mrsヒラリーは“ヒラリー邸”って言ってるけど)は、築7年の若いお屋敷で庭も未完成。

ガーデン予算があればお金と資材をかけて外注してプラン、施工してもらってもいいのですがさすがにそんな余裕なし。
もちろん農場長が気に入ったように、手作りしたいと言う想いもあって、あちらこちらから、あれやらこれやらして、低価格低投資なお庭づくりを実践しているところです。
~で、実は播種移植作業テンコ盛りな春作業時は、なかなかガーデン作業が置き去りになってしまうのです。
庭木や花木の定植、移植は、だいたい新芽が動く前の春がいいとされているので、仕事にかまけてついつい「今年もできなかったかぁ~」などと、嘆くことが続いておりました。

それでも、白樺並木をつくり、桂と銀杏を植えて、芝生の種をまき、ナナカマドや山桜やハダンキョウを移植して、たくさんのツツジを定植して、山モミジは勝手に生えてきて…それなりに、それらしくはなってきたのですが~
(これ、全部、友人知人からいただいたり、農園内の自生地から移植したりしたのです)
でも、まだまだ足りない↗
モクレンも欲しいし、ライラックも植えたい。トウヒのような針葉樹も欲しい。

そして何よりもちろん、メインになるイチイがないとどうにもこうにも始まらない。
実はめぼしを付けているイチイ(北海道ではオンコと言います)が農園内にあって、いずれ移植したいと思っていたのですが~

そんな事をこの天気の悪さの間に、ガーデニング資材や花木や果樹木をホームセンターで仕入れて、「さぁぁぁぁぁーどうするべ!」とムニャムニャと思案して床に入ると…

今朝がた

変な夢を見ました

本年2月 亡くなられた前町長さんが夢に出てきました

選挙なのか、それとも何かの視察なのか…
農場長が仕事をしている車庫にいらして、ニコニコとしている夢です

農場長「わざわざお越しくださって~」
握手はするのですが、何も話されないでただニコニコとしているだけです
ニコニコ、ニコニコ…たいへん穏やかな表情で何も話さずに、ただニコニコ…と

~で、はて?何だろうと、不思議な心持になって目が覚めた次第。

ヒラリーに話すと
「しっかりやんなさい…ってことじゃない?!」

まぁ~そりゃそうなんだけどね×××

~で、どうも目覚めてからどういうわけか庭に移植したいイチイの木が気になって仕方がない…

まてよ!そうか!思い立ったが吉日!
よし!移植してしまえ↗

~で、ヒラリーがちょっと留守しているすきに、剣道少年団の教え子にタイヤショベルを頼んで大プロジェクト開始ー

ビフォー
ビフォー

アフター
アフター

いやいやいや…何となくしっくりしましたよ~
あるところに、あるモノがないことが、いかにいかんのか~ということでしたな。
農場長的に大満足です。
(あとは何とか根ついてほしい…)

あれ?もしかしたら…

夢に出た前町長は、教育長もやっておられたので、学校教育の現場でも、農場長がJA青年部の役員をやっていたころにもかなりお世話になった方。
そんな前町長の夢に中のその優しい表情は、アレコレ想いをめぐらしているよりも、思ったようにやったらいいぞ~というお告げだったのではないか…と、思えてしまうのです。

とりあえず思うようにできて、スコップをワッシワッシと使った勢いでヘトヘトになった身体を浴槽でいたわりながら、遅れた春を如何に取り返すか想いをめぐらすのです。

【追記】
「思った通りにやったらいいぞ」

言われてみたいけど、言われたら言われたで責任も大きいよね~
責任、大きいよな…って思って、言わなければならないことの半分を飲み込んでしまう年齢になってしまいました。

としをとったなぁ~と思う…

いつまでも青年でいたら困るでしょ(怒)byヒラリー

《次記事予告》
―遅れた春を取り戻せるか?~の心―




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指導される
2/17
農業人生の一区切り~

少しだけ肩に力が入っている農場長です。
(悪党にはなかなかなれないね)

唐突に…
農場長、指導農業士になりました。
ススキノ連泊はその称号贈呈式に参加するためでした。
バッチ

『指導農業士?何ですか…それ?』

よく聞かれます。
(特にわが町ではJAでも、役場でも…)
う~む…さてさて、なんて説明すればいいのでしょうか?

“サムライ”の集まりでしょ?
(→そう思われるのも嫌なんだけど、実際そうなのかもね)
ドイツのマイスター制度にならったもの…らしい?
(→目指すものはそうだったらしいけど、実際は全然違う方向に行っちゃったね)
いわゆる“エゴファーマー”ですよね?
(→農場長は自然にも、子どもにも、女性にも優しいエコファーマーだけどね)

いずれ、これからの指導農業士、どうあるべきか?は、議論しなくてはならないでしょうか…
(あ…青二才のペイペイが余計なこと考えることないね)

そもそも農場長が指導農業士だなんてありえんわ…

でも、なった以上は頑張ります。

ちょっとだけ真面目な話をすれば…
(もしこれからも、出来ることがあるとするならば…)

担い手や後継者育成に力を注ぎたい。
これだけ農村が枯れ進むと人材教育の以前に人材確保が難しくなってくる。
もちろん、ビックファームを否定しないけど、これからは自己経営の発展と農村振興は高度な部分で両立しなければならないと思う。
でも、その答えを出していくのは指導農業士や、ましてや農場長ではない…
これからの若者、希望のある未来を信じて汗をかき努力を惜しまない担い手農業者こそがその答えを求めていかなければならないと思うのです。
そういう人材を育てる一助になるのなら…

もし、農場長に託されている指導農業士の称号の意味とは?と問われたら、そんな風に答えたいと思います。
もちろん、農場長もまだまだ発展途上ですが…

【追記】
後日、役場に行って称号贈呈の報告をしました。
案の定、「指導農業士って何をするんですか?」と副町長に聞かれました。

農場長「これからも、ますますヒラリーに指導されるということです(笑)」

副町長&係長「あははははははは…(爆失笑)」

いちばん分かりやすい説明でしたな~

【追記の追記】
贈呈式後段に会場で某ローカル新聞社の取材をうけました。
一緒に称号贈呈した大学時代の先輩と悪のりして、どちらを代表取材にしようかと件の美人記者相手に

農場長「もし今夜、デートに誘われるとしたら農場長と先輩、どちらが好みですか?」

と、逆取材してしまい同席の道庁職員に怒られましたな~

こういう品格に欠けている部分がヒラリーの指導対象になるのでしょう。

指導農業士…奥が深い♪

《次記事予告》
―咲いたら咲いたで心配~の心―




やらされていると思っているうちは身につかない
9/29
平塚農業高校初声分校修学旅行生を受け入れて~

女子高生相手に鼻の下が伸びているとヒラリーに指摘された農場長です。

平塚農業高校初声分校の修学旅行生がきました♪
行程表には「新得町大規模畑作農家」での実習となっていましたが、前日のまとまった雨で“大規模”らしからぬお仕事~サヤインゲンの収穫をしてもらいました。

ヒラリーのレクチャーの後
ヒラリーレクチャー
引率の先生~
「これからする仕事は普段の学校での実習とはわけが違うぞー!ひら農園さんの大切な収穫物だからな!」と、いいかー!お前ら的に注意していただきましたよ。さすが♪
生徒達~
「はいっ!!!」
まーーーーー清々しいこと(嬉)ホレボレしてしまう♪

農場長も片隅で「これはいいよ」「これはダメ」とやっておりました。
この夏の猛暑のせいで、例年からみてずいぶん茎葉がいたんでいます。
もう少しひっぱりたいところですが、選果作業もかなり難しいところ…この辺が限界でしょうか~
サヤインゲン収穫

農場長「ちょっと製品率、低くて難しいよね~じゃあこうしよう『迷ったやつは収穫する』…どう?」
ふつう、いいかだめか迷ったやつはダメにするのが選果の鉄則なのですが、生徒達にはかなり難しい状況です。
生徒達「わかりました!」
農場長「あと、もし自分がスーパーに買い物に行って『これは買わないわ』というやつはNGね~」
生徒達「なるほど…消費者の立場になって収穫すればいいのか…」
そうそう!のみこみいいですな~さすが♪

ひととおり作業が終わって、トウモロコシとジャガイモ2種(インカとキタアカリ)を食べてもらったあとは、農場長のレクチャー『北海道農業とひら農園の特徴』なんてことを少々
いわゆるWTO上、重要品目と言われている原料型作物の耕作産地で工夫していること、努力していること…もちろん苦労していること、悩んでいることなども諸々と~

何か言いたげなヒラリーに話を振ると
「あなた達の高校は本当に素晴らしい!
わが家の長男は地元の農業高校だったけど、修学旅行はお寺を見てディズニーランド行っておわり…そのてん、あなた達は長靴持って作業服持参で農家実習!(ふつう長靴持って修学旅行なんかに行かないし…)
それもこれも誰かが考えてくれたことだろうけど、自分達の想いどおりにならないことや理不尽なことばかりだと思う。けして楽しいことばかりじゃない…でもだからといって“やらされている”と思っているうちはどんなことでも絶対身につかない。
だから自分から自分達の青春を楽しく、若者らしく希望を持って精一杯楽しく!そんな修学旅行、高校生活をおくってください!」
平塚農業高校修学旅行生

さすがミセス・ヒラリー
“精一杯楽しく”←壮大なテーマです~
大きいのはスピードスケートで鍛えたお尻だけじゃないですな!

【追記】
今回のクラス三分の二は女の子(驚)農業高校なのにね~?
男の子ちゃん達も元気でしたが、やはり女の子ちゃんの方が逞しくて意欲が高いような気がしました。
~という女子高生にあてられっぱなしで、農場長だけでなく農園の男子スタッフ(実習生の大ちゃん、研修生のオリちゃん)も鼻の下が伸びてました(笑)
とりわけひどかったのは、もうすっかり青年犬(1歳)の“パンちゃん”と“クウちゃん”(本当は“ティーチ”と“レイリー”にするはずだったけど…)
スカートの中に鼻は突っ込むわ、押し倒してナメナメ攻撃するわ、もー犯罪の領域でしたな(笑)

よく飼い主に似る…などと言われますが農場長は自然にも、子どもにも、女性やヒラリーにもいやらしいエロファ…いや、いや、いや!“やさしいエコファーマー”なのであります。
あしからず




踊る駅前マルシェ
8/11
なにもないけどなにかある…byいらっしゃいしんとく~

台風4号が直撃しそうで、しかもこのところワルさをしている北の停滞前線も刺激されて大雨予報。
暑すぎ、降りすぎ、イヤになっちゃいますな~

昨日、限界感アリアリの防除畦を何とか乗り切って馬鈴薯の6回目の防除(ブリザード)をなんとか終わらせて、雨予報の今日はたまったデスクワークを片付けたかったのですが、ヒラリーが「駅前マルシェの売り子に行ってくれないかしら(願)」とのミッションがあり、現場モードで乗り込みました。

『駅前マルシェ』
町内有志が集い新得の駅前ヤードで地元の農産物やお土産品など陳列販売、催事行為でもりあげよう的まちづくり活動
駅前マルシェ

なので、かなり手作り感満点です。
それはそれで、とても楽しいのですが…
でも、しかもこの豪雨の中、テント張りからの出役wwwふぅぅぅぅぅ…
例えば剣道の審判の場合なんかは段取りが出来たころ、ネクタイして偉そうにスッタンスッタン会場に入っていくような社長仕事が多かったので、段取りから始まる現場の仕事となると、ちょっとふぅぅぅぅぅ…です。

なんてことをブチブチ言っているとヒラリーに大目玉です。
「したっぱの気持ちも分からないと、偉くなっても困るのよ(怒)」

はいはい、“所轄はさがってろ!”(by踊る大捜査線)みたいじゃダメよね、ダメダメ、そうそう…ちゃんとやります。はいはい。

「どうして現場は雨にぬれまくりなんだ!」的段取りをして、とれたて野菜を並べてさあ始めましょ!と気合を入れるとさらに強い雨…あらら…今日はお客さんこないわ…

なんてグソグソしかかっていたら…
今季初ものの茹でトウキビ下さいな♪と、JRの時間待ちな観光客様。
はいはい、本日のお客様第1号!サービスにもう1本どうぞ~♪ありがとうございました~♪
と、アナウンスしたとたんお客様がひっきりなし(驚)

今朝とりたての茹でトウキビも、生トウキビも、新ジャガバターも、ミニトマトのアイコも、ナスも、ピーマンも、セルリもあっという間に全て完売♪

あ、あ、あ、ありがとうございましたwwwww

でも、だいぶんサービスしちゃったからな…ヒラリーの会計合わないよね。
「それ、俺のせいすか?所内のセキュリティーの問題でしょ!」
って…青島君みたいに叫んでみましょうか(笑)

でも、久々の現場仕事。消費者の皆さんとふれあうのはやはり楽しい♪
「所轄は所轄のやり方で、下っ端は下っ端のやり方でやってやろうじゃないか」
ほらね~と、和久さんに言われそうですな…

テントを片付ける頃には雨もやみました。
「事件は現場で起きてたでしょ!」

撤収を手伝いに来たヒラリーに切り返されました。




きこえる?

4/19
目に見えないけどいる…見えないけど聞こえる~

この天気…
この乾かなさ…
それでも、遠慮しながらでも、そろそろジャガイモ植えたい!

~と、その前にデスクハローを修理整備。
LFSの研修生のアキちゃんにテコになってもらって、ガチャガチャ!キコキコ!と工具を駆使して、部品を組み立てていきます。

新品の花型デスクと並べてみると…
デスク交換

あらら…よくここまでもったものだわね~これじゃ、作業の精度も落ちるわけね~

アキちゃん「何でもできるんですね!(驚)」

ま…このくらいの整備できなきゃ農家はやっていけないけどねwww
(実は、むしろ出来ないことの方が多いけど…)

~と、おやつタイムのころ

どこからともなく…

「デーデーポッポーデーデーポッポー」

あ!きこえる?いるね?

アキちゃん「え?え?なにが?」

ほら?“デーデー”って…

「デーデーポッポー」

アキちゃん「あ~…?????」

トトロだよ!

アキちゃん「あはは~いえ…あれはヤマバトです。奈良にもいますし…」

そうだよね…そう、鳩…にいさんも知ってたさ↘
でも、研修生のなかでそんなシャットアウト的な答え方したのアキちゃんが初めてさ↘

アキちゃん「あはは~す、す、すいません」

すると今度は、違う場所からどこからともなく…

「カタタタタタタタタ…カタタタタタタタタ…」

ほら!またいるね?

アキちゃん「なんですか?今度は?」

こう~首がカクカクカクってなる奴

アキちゃん「?????」

もののけ姫に出てくるコダマさ~!

アキちゃん「コダマ?キツツキですよね!」

そうだよね…そう、正確にはアカゲラね…にいさんも知ってたさ↘
でも、今までの研修生のなかでそんな突き放したような虐待的な答え方したのアキちゃんが初めてさ↘

アキちゃん「あははは~す、す、すいません」


今度は遠くから聞こえてきます…

「フョーーーーー…フョーーーーー」

今度は違うトトロだよ!オカリナ吹いている!

アキちゃん「あ!本当だ!なんですか?」

あれは鵺…トラツグミだよ。普段は夜や早朝にも鳴くね。

アキちゃん「ふうぅ~ん…」


今度はカケスが、猫や犬の鳴き声を真似したり、ゴニョゴニョ言って、2人の会話を見透かすように割り込んできます。

あ!あそこ…カケス!まねしん坊だよ♪

アキちゃん「本当だ!!!」


ひら農園の周りには森がたくさんあって、農場長が小さかったころは、今の森の何倍もあって、薄暗くて、ちょっと怖くて、冒険をするには最高でした♪
気味の悪いキノコがはいていたり、タタリ蛇も、コダマも、トトロらしき生き物も当時はいましたし幼少の農場長には見えました。
…いえ、見えたはずです。
森から聞こえる

でも、いまでは屋敷森もずいぶん貧弱になってしまいました。
施設や住宅の屋根よりもずっと高くなって、例えば強風が吹いたときなどは危ないかも…と、数年前には我が農園のシンボルツリーのようにしていた樹齢100年ちかいゴヨウマツの大木を泣く泣く切り倒してしまってからは、エゾリスも、トトロも、コダマも住む場所を追いやられたに違いありません。
切り株

コダマ…わかるでしょ?ピュアな心の持ち主でなければ見えなし聞こえないんだよ…

アキちゃん「じゃ~にいさんは純心なんですね?」

そ!アキちゃんもね!でも、ヒラリーはそんなのバカにするから、見えなし聞こえないのさ…

アキちゃん「あははははははは~」

元パティシエールのアキちゃん、呆れてます。

そういえば以前“超常現象”を扱ったTV番組をみて、形勢不利な某大槻教授にむかって長男いわく
「自分で見たものや触れたものしか信じない~なんていう大人は最低や!」
そうなのだ、想像力…大切!
人類の夢は科学を進歩させる動力になってきたし、そもそも人が思い描く以上のものを人は創ることができんのね~

それはそうとそんな夢が創造する科学の力でジャガイモもビートも植えられそうにないこの天気、どうにかならんのかいね~?

「デーデーポッポー」

トトロ…バカにするようにオカリナを吹いています…