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ひら農園

Author:ひら農園
ようこそ、「農園日記」へ
北海道、十勝の新得町屈足地区で農業を営んでいます。
作物たちの成長や農村の暮らし、農園の四季を綴っています。

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北の農園日記
北海道十勝のこだわりのジャガイモ・とうもろこしなどを栽培し、産直販売や観光農園、農業体験も行っている、ひら農園のオーナーが日々の農園の様子をお伝えします。
これからなんだ
1/19
たとえば僕たちにもできることってなんだろう?~

福島に行ってきた農場長です。
(本当に頑張らなくてはならないのは誰なのか)

東日本大震災以降、東北のチャリンコリレーの友人(自転車会)たちとは電話でやりとりをしていましたが、とりあえずは皆無事とのこと。
昨秋以降、農園のジャガイモを送って、そのお返しにリンゴやお米が贈られてきたりして農場長家の食卓はとても豊かになるのですが、やはり気になる被災地の今とこれから…

そこで昨年末、自転車会の幹事(秋田のH氏:H17年度東北北海道ブロック長)に連絡をして、今回はJA青年部東北北海道ブロック大会が福島開催だよ~と、いうことから
「そうだね、やはりこうなってみると福島の友人が一番大変だべな!じゃ~激励を兼ねて自転車戦士たちも福島に集合!」
となって同窓会を開催した次第♪(幹事のH氏、いつもいつも本当にアリガト)

再会すると皆さんお元気そうで…
いやいやいや、懐かしい♪♪♪
いつもと変わらず、にこやかな福島の友人、K氏…
K氏、農場長とはチャリンコリレーで、国道4号線を白河から東京までを交代しながらつないだタッグペア。その彼を激励するために集合した同窓会ではあったけれど、なにか逆に勇気をもらった感じがしました。

東北人は寡黙でぼくとつとして粘り強い

東電や政府に対して恨み節のひとつでもあっていいだろうに、集まった仲間たちにただニコニコと「ありがとう、ありがとう…」と何度も、何度も…

しかし最初はにこやかな話でも、震災の当日やその後のこと、今の生活基盤のことに話題が及ぶとやはりだんだんと声のトーンがおちてきます。

とりあえず田んぼは用水路も含めて大丈夫、でも昨年は休作…
作っていいもんだか、ダメなもんだか、売れるもんだか分からない…
今年もまだめどが立たない…
いや、今年だけじゃない、来年も?再来年も?このあと何年先になるか分からない…

つらい…つらいなぁ…

でもな…生きてんだから、一生懸命やるしかないっぺよ!

ともすれば、被災地支援も救援物資を送ったから…義捐金を集めたから…それでもうお終い~みたいに自己完結してしまいがちですが、実は震災の傷跡も未だ生々しく、復興もまだまだこれからなのです。

それを彼と直に話をしてあらためて感じました。

そうなんだな…哀しんでいても、気の毒がっていても復興は進まない
僕らは僕らのできること
今以上に頑張って皆に喜ばれる農産物いっぱい穫って、いっぱい稼いで、いっぱい儲けて、いっぱい買い物して、いっぱい農機具やトラクター買って、少しでも景気良くして、いっぱい税金納めて、復興財源のたしにする…っていうことも僕らのできる復興支援だべや!

そんだ!そうだべ!
がんばっぺ!がんばるべや!

真冬の福島の夜が、少しだけ熱くなるのでした…

【追記】
翌日(1/20)
ブロック大会で福島大学小山准教授から「震災・原発事故以降の青年組織の役割について」と題した記念講演があり参加しました。
絆フラッグ

今一番大切なこと、できること…と称して小山先生曰く
「まずは汚染マップをつくること。チェルノブイリの治験からも分かるように、復興の手立ては“何処からが危なくて、何処からが安全なのか”を知ることから。
グレーゾーンはグレーゾーンなりのやり方や振興策もあり、それが新しい産業を興すことも可能。たとえば、放射性物質をとりこんでしまった穀物(米や麦、大豆)からはバイオエタノールを精製することだってできる。
水田は長らく放置してしまうと元のように耕作できるまでものすごい手間とエネルギーが必要だ。傷ついた故郷を放置しないためにも、圃場毎の汚染マップを作成して人の暮らしや産業の基盤の安定化を図る必要がある。」

「しかし、本来それは国のする仕事。政府が示している現行のゾーニングでは部分的に線量が高いホットスポットを見逃してしまう。げんに県が安全宣言を出したとたん高濃度汚染の米がでてしまった。そういうことがある以上たとえ全量検査しても、安心して消費者は福島の農産物を買うことはない。圃場毎の汚染マップは作成費用にコストと手間が膨大にかかるイメージがあるかもしれないが、福島大学で実践した結果実際にはそれほどでもない。
むしろ除染自体の有効性に疑問が生じるが、そもそも政府は原発事故の処理と復興を真剣に考えている節がない。たとえば、国が計上した除染にかかる予算は、飯館村が独自に試算した村内除染費用の9割でしかない。とうてい汚染全域をカバーすることはできないが、それだって役所が自主的に枠をはめた結果であり被災地の声も届いていないし、被災地をまともに見てもいない。」

「そんないい加減な政府や政権を頼っていたのでは、震災の復興は進まない。皆さんがそれぞれ皆さんの声として発信してほしい。」

また先生は
「これはあくまでも、うがった見方だが…」
と、断ったうえで講演をこう締めくくりました。

「おそらく海洋汚染も深刻だが、思った以上に放射性物質は拡散している。『福島県産の農産物だけが危ない』なんて言うのは科学的には何ら根拠を持たない。極端なことを言えば国産の農産物は皆安全でないと言える。今後この安全を担保する仕組みを作らなければ、日本人は“安全な海外の農産物”しか“安心”して食べないし、買わないことになってしまうのではないか?イコール『だからTPPは必要なんだ』と…」

つまり、そう思えてしまうほど政府のやり方はめちゃくちゃで真剣さがないのだ…と、小山先生は考えておられるようです。


福島にうかがう前夜

ヒラリー
「久々の同窓会だからって浮かれてガバガバお酒飲んで、ヘラヘラと白い歯だして笑ったりしたらダメよ(怒)」
と、かなりの怒気で注意されました。

もちろんそんなつもりはなかったのですが、家族や財産を失いまだまだその傷がいやされない人がたくさんいて、ただガンバレ!ガンバレ!で済む話ではないことも事実。
「被災地、福島に行ってきまーす!」と、ただ思いついたような行動だったことを見透かした忠告だったかもしれません。

それでも被災地の友人と直接会って話を聞けただけでも農場長的には大きな収穫でした。

農場長
「同じ見に行くにしてもさ~『お客さんが来る時は先に迎えてからお客さんを呼べ!』とか『コンセンサスとらないと何もしないからな!』とか『知恵を出さないやつは助けない!』とか言って、被災県の知事に恫喝した上から目線の担当大臣よりはマシなんでないかぃ?」

ヒラリー
「あーーーーそういえば、いた、いた……イヤなこと思いださすわね(嫌)」

農場長
「だってほらー『書いたら終わりだから』って言ってて、書かれて本当に自分が終わっちゃったけど、終わり間際の言い訳で『九州人でB型だから…』って、ねぇ?どうよ?」

ヒラリー
「BBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBB-ぃぃぃぃ!(怒!怒!怒!怒!怒!)」

ちなみにヒラリー、B型なのであります
(この後、しばらく怒り収まらず…)

あんなのや、そんなのばかりだから、進むように進まない…?
そういう輩を“選ばない”っていうことも僕たちに出来ることなのかも

《次記事予告》
―新春のタカタさんと掃除機~の心―




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血を分かつ友に
4/22
愛する者の笑顔のためにガンバロー!~

久々に拳を振り上げてきた農場長です。
(雨だったり、雪だったり、曇りだったり、またまた雨だったり…だけど)

今朝起きたらこんな感じ…
朝起きて真っ白

あと1日あったら馬鈴薯も植付完了だったのですが残念↘↘↘
しかも、週末は雨だったり、山間部は雪だったり予報…ちょっと困りました。

でも、そこはめげずに今日は急遽、お出かけモード
ヒラリーとチーちゃんと一緒に友人のところに視察がてらの遠距離ドライブ

パワースポットの三段滝を過ぎて…
三段滝

化石博物館を横目に…
三笠竜

約3時間で目的地到着www
友人奥様が笑顔で出迎えてくれました♪

友人、この春の統一地方選挙で某市議会議員に立候補しました。
友人…いわゆる血を分けた友…“盟友”です。
“盟”の“明”は窓のこと~転じて神前、聖なる場所、“血”はまさにお互いの血…神前において互いの血をすすり逢いかたく誓うことを意味する“盟”。
盟友とはそんな誓いを立てかたく約束を結んだ友のこと。
やはり部員とか会員とかとはちょっと違う。
あまり聞き慣れないかも?独特の業界の表現かもしれません。

せっかくなのだからと、ひとことお願いされて、ではそんな友人のために「ガンバロー!」に想いをこめて、久々拳を振り上げてきましたぞ!


足を肩幅に開き、左手は腰に、右手は肩に!
皆様の心を一つにご唱和願います!では、まいります!
愛する郷土のために!豊かな郷土のために!そしてみんなの郷土のために…
ガンバロー!ガンバロー!ガンバロー!


新しい風をおこすには、それなりのフラストレーションがあったり、作らなくていい敵を作ることも…
でもそんな事に挫けず、弛まず、怯まず、若い力のその萌芽力が何年後かに、自分たちの子どもの時代に、子どもたちの希望ある未来に、受け継がれかならずや評価されるよう、強い信念と高い理念をもってその使命を全うされたい!

そんな想いをこめた“ガンバロー!”

盟友同志との握手に力がこもりました。


【追記】
別に選挙的事情で更新を差し控えていた、ということではありません。
ちなみに農場長は民生児童委員で被選挙権がありません。
なので、政治活動はできますが、選挙運動はNG…ってところも実はグレーゾーンがあったりして実際は難しいです。
でも、「知らなかった」では済まされないので、そこはそれ~きちんとしなくてはなりませんし、誤解がもとで変な事案が生じることがあってはなりません。

今回の訪問も“選挙応援”とか“陣中見舞い”とか言っちゃうと厳密にはかなりグレーかも?
ま…公的立場を利用した選挙運動ではないですし~っていうのも、農場長的には都合のいい解釈です。

でも、想いだけでは伝えたいし、しかし想いだけではルールから逸脱することもあるのです。
選挙って難しい
もちろん、その難しさの中には疲弊する地方議会議員の質やあり方、硬直化する地方行政や町づくり、村おこしに対する提言力実践力の低下など、色々と思うこともあり。
それもまた古くて新しい課題ではあるのだけれど~

なので、だからあえて記事にした次第

ちなみに“ガンバロー!”は、やりつけた青年時代のいわゆる昔取った杵柄(照)
「しびれました」なんて後輩に言われて、ご満悦の農場長♪
どや!惚れなおしたか?ヒラリー…
え?口ばっか?

おっしゃる通り…

《次記事予告》
―いよいよビート植え!~の心―




産地のNewジェネレーション
2/3
今年のトマトは何にする?って…あら、まっちゃん!

あのころが蘇る農場長です。
(カリスマ組合長の想い)

そろそろ野菜の苗でもたてますわよ~と仲良くヒラリーと母が相談しております。

やはりミニトマトのアイコは欠かせませんが、なにか他に美味しい品種ないかしらと種苗メーカーからいただいたカタログをペラペラと…

ん?まて、まてよ…どこかで見たことがある青年…
松原君
おーーーー(驚)まっちゃんではないですか!
農場長が道青協の会長をしていた時の日胆地区(日高、胆振)の会長が平取町出身の彼
トマト農家の若きエースなのです~頼もしいかぎり♪

そういえば、彼とは札幌から東京に向かう青春チャリンコリレーでいっしょに苫小牧市内を自転車で激走しました(想)
そういえば、JA青年部役員を卒業してからもOB研修会の幹事長として色々と骨を折ってくれています(走)
そういえば、道青協役員の選考委員長でも頑張ってくれましたな~たいへんだった…(涙)
そういえば、日胆地区は軽種馬産地もあり、もちろん水田も畑も酪農も畜産も蔬菜園芸もあって北海道農業の縮図なんて言われております(汗)
そういえば、当時は日胆地区の青年部は若い役員が多くて、血気盛んで詩人が多くて、農場長が日胆地区の総会や大会にお呼ばれされても、すぐ打ち解けて二次会とかでは凄く盛り上がっていましたな~(苫小牧の夜も楽しかった♪♪♪)

そんな想い入れの多い日胆地区(十勝のお隣だけどね~)、忘れられないエピソードがあります。
それは日胆地区大会にお呼ばれした懇親会でのこと~
日胆地区の組合長会の会長や連合会の幹部さんや女性部の地区会長さん達、つまり来賓の皆さんは総会でも大会でも挨拶が終わったらさっさと退席するなんてことはありません。
最後まで、つまり懇親会の一次会までしっかり青年部の盟友とおつきあいしてくれるのです。

農場長心の声:う~む…十勝の組合長さん達も見習ってほしいなぁ…たぶん無理だけど

当時、地区の組合長会の会長さんは道内でも最高齢で長老的な某K組合長。
まっちゃんの地元JAの組合長です。
その某K組合長と懇親会の席でお隣同士、さしつさされつのお話を聞かせてもらうのです。
(某K組合長、ご高齢なので耳が少し遠いご様子→農場長、専ら聞き役)

「ひら君は十勝の人間だから分からないかもしれないが、どうせ農業をやるんだったら十勝でやりたい…たいていの人はそう想っているんじゃないかな~
ただそれでも与えられた中でやることをやるしかない…水田の転作政策で色んなストレスがあることも分かっている。農業者自身をダメにしてしまった…作る気概を失うことになったからな~転作奨励金は…
だから私は農協の役員になってからそれを何とかしたかった。奨励金をもらっている人はいいかもしれない。でも、十勝の畑作本作農家や納税者はそれでいいとは思わないはずだ。穫っても穫れなくても補助金がもらえるなんておかしな話だ。
そもそも転作作物だって満足にとれない。規模だって簡単に大きく出来ない…十勝のように広くない。なにか新しいものを作らなければ…みんな必死になって考えた…
ある時、目に留まったのが農家のお母さんたちがハウスの中でつくるトマトだ。美味しい、結構穫れる。なんとか新しい作物として振興奨励出来ないだろうか…関係機関や指導機関にも協力してもらい、先進地にも何回も勉強に行った。
ところがその当時、北海道には通年出荷するトマトの産地なんかなかった。『トマトをやりたい』といったら、キチガイかと言われた。最初からそんなに上手くいかなかった。だから同じ農家の仲間からも『転作奨励作物、なぜ作ってダメなんだ!』と批判された。それが一番つらかった…
でも、それでもあきらめないで頑張った。あれから20年経って、今はその当時のことなんか知らないけど、まっちゃん達若者が凄く頑張ってやってくれる。若者たちの意欲は地域の、産地の宝物だと思った。こうして若い力が育ってきたことを見届けることができて、俺のやってきたことは間違いじゃなかった…と確信するよ」

ふ、ふ、深い…

おそらく若くして現役のバリバリだったころからカリスマ性を持った組合長だったのでしょう。
まさに時代を作ってきたリーダー…人間的にとても魅力的な方でした。

まっちゃん元気かな…
もうトマトの苗立てたのかな…
新しい春を前に、一献かたむけてみたい僚友、戦友の一人です。

【追記】
しかし今の時代、そんなカリスマ組合長…求められるトップリーダーのタイプではないかもしれません。
今だと、調整型、全方位型、万人うけするタイプ、なるべく敵を作らない人、優しいヒト、いい人…
いずれにしても、流れる時の波に抗って新しい時代を創ることはそう易いことではないでしょう。

そういえば農場長も時々ススキノとかでは「いいヒト…」って言われます。
ただ、飲み屋のオネエさんたちのいう“いいヒト”っていうのは発展性のない安全パイのヒト~ってことらしいですな~

ヒラリー「アタシにもぜひ優しくしてほしいものだわ(怒)」

そうです、そのとおり。
優しくする相手を選んでいるようでは、まだまだダメってことでしょ?
時代の求めるもの…ヒラリーの求めるもの…むずかしいぃ

《次記事予告》
―なぜ足ってくさいのか~の心―




こころをひとつに
11/19
十勝地区農協青年部協議会60周年記念式典にて~

感謝状をいただいて、素直に嬉しかった農場長です。
(あのころが走馬灯のように蘇って~という話)

本年、十勝地区農協青年部協議会は還暦
そして今日は大会と記念式典~ということで、農場長H13年度、第34代会長としてご案内をうけて感謝状を顕彰させていただきました。
ありがたいことです♪
H12年度の50周年時に当時農場長は副会長の立場でJA青年部の組織活動に関わっていましたから、あれから10年…懐かしい先輩僚友盟友後輩と再会して少しだけ若返えりました。

数日前、JA中央会帯広支所の事務局から電話があって記念祝賀会の締めの挨拶を頼まれました。
農場長、快諾♪…とはいかないまでも、何がしか出番があるのは嬉しくなくもないです。

ちなみに記念講演や分科会内容はどのようになっていますか?とお聞きすると分科会は戸別所得補償制度の内容と今後の課題としてJA北海道中央会基本農政対策室の某S考査役を、記念講演は前農林水産省事務次官の某I氏を招いているとのこと。

農場長「あらあらあらあら…そういうことなら、話は変わってきますぞ~♪」

某S考査役は十勝地区農青協の当時、事務局をつとめていて、その後畑作部署にも精通され今いまの制度改革を農場長達現場の担い手と共に仕掛けていった方で、現行の“品目横断”のスタートラインや農場長がよく言う“発祥地”をマネジメントしてくれた北農中にあって農政課題や政策議論には欠かすことが出来ないJAマンです。
(ちなみに農場長とは同い歳)

某I前次官は、そんな制度改革時に経営局長をつとめられ、当時よく現場に足を運ばれて農場長達産地の青年農業者とカンカンガクガク(ケンケンゴウゴウじゃなくてね)とやりあった間柄。畜産部局にもおられて本道酪農の生産環境にも強い思い入れがあり、いわば霞が関の中にあっては数少ない北海道フリークを代表する方。昨年の政権交代時にいわゆる“歴史的和解”をするも、現場のグツグツする部分の言いたいことをそれはそれなにしっかり聞き、政治主導をかかげる政治家に進言してくれる御仁…今夏、退官され農水省顧問になられました。
(ちなみに農場長上京時にとってもレアな出張カード作ってくれた方)

―という布陣だったので、秋起こしも切りを良くしてご案内よりかなり早く会場に乗り込むのです。

控室に案内されて事務局K女史から昼食をお計らいしていただき恐縮…ごちそうさまでした。
事務局K女史「今日は結婚記念日なんですよね(笑)」…うふふと、いたずらっぽく
ここでも何故か機密情報流出しておりますな~
(ちなみにK女史、長女と同級生です…平成生まれです)

さて、それではいざ分科会

戸別所得補償のアレコレ
十勝大会分科会

話題提供で~
某S考査役「ソバの単価によっては十勝の畑はソバだらけになりますね!」
ほんとにね~それこそ単価によっては如何に現場を見ていないか証明できますな(笑)
でも本当は笑えない話題提供…さてさてどうなるでしょうか?
もちろん最大関心事の一つTPPついても…
現役盟友にちょっとは遠慮したかったのですが、色々質問をさせていただきました。
~が、気持ちは晴れませんな…
(いずれこれらの件について、ヒトコマ立てさせていただきます)

~と、某I前次官の飛行機が30分ほど遅れるとのことでしたが、順調に会場に到着。
控室にてお出迎えとご挨拶。
実は農場長こっそり、謝らなくてはならないことがあるのです。

農場長「今春、忘れたころに~だったのですが、収入変動緩和対策、発動しました。みごとに機能したわけでして、たいへん失礼いたしました。ありがとうございました。」
I前次官「そう…そうでしょ?まぁ大切な制度だってことが分かるころはなくなっちゃうんだけどね(笑)」

品目横断と同時にパッケージ政策として導入された収入変動対策(いわゆるセーフティーネット)は、某I前次官が経営局長時代に理論構築したこともあって思い入れがおありのよう…
結果的に災害収入PQとの整合性や、その制度の効き方、効かせ方に現場との温度差があったものの、昨年のような凶作年にきちんと発動したことについては現場も霞が関も、あるいは現政権も評価と総括をしなければならないのでしょう…が、「分かるころなくなっちゃう…」は制度を磨く立場にいた者にとって何ともやりきれない思いなのかもしれません。

そこはそれ、記念講演では新制度の骨格は如何に?
十勝大会記念講演

はたまたTPPがどうなっちゃたらどうなっちゃうの?みたいなお話もしていただき、現場としてどう理論武装するか作戦を立ててみたのですが…
結局ない予算はないから、たとえば消費税増税で応分の予算を確保するしかないし、そこを仕掛けるうえでも政治家にも、霞が関にも北海道農業のことを理解し一緒に考えてくれるブレーンをつくならければならない~とまとめておりました。
(いずれこれらの件について、あらたにヒトコマ立てさせていただきます)

さて祝賀会は700人を超える大懇親会!
十勝の主業農家は今や7,000戸を切っていますから、十勝の10人に一人がこの会場に集ったわけです。しかも若者ばかり~この規模と熱気は他にはありません。
そんな中、名残惜しい時間、農場長の万歳で締めくくるのです。


―北の大地の万歳―

「それでは“北の大地の万歳”でお開きにしたいと存じます。
どうか私のやるとおりに、私のやるとおりに、私のやるとおりに、会場の皆様と心を一つにしてご唱和のほどお願いたします。
かまえて!
どなたさんもかまえて!くだらないと思っているうちはそれまでです。どうか心を一つに!臍下三寸丹田に力を込めて、大地のエネルギーを身体に取り込み、皆さんかまえて!

十勝地区農協青年部協議会、頑張るぞ!(おぉーーー!)
新得、いいか!(おーー!)
清水、大丈夫か!(おーー!)
芽室、たのんだぞ!(おーー!)
音更、がんばるぞ!(おーー!)
士幌、まかせたぞ!(おーー!)
上士幌、いくぞ!(おーー!)
鹿追、がんばれよ!(おーー!)
浦幌、いいか!(おーー!)
豊頃、頑張るぞ! (おーー!)
幕別、たのんだぞ!(おーー!)
札内、いいか!(おーー!)
池田、がんばるぞ!(おーー!)
高島、ありがとう!(おーー!)
本別、がんばるぞ!(おーー!)
足寄、がんばるぞ!(おーー!)
陸別、頑張るぞ!(おーー!)
帯広川西、いくぞ!(おーー!)
帯広大正、たのんだぞ!(おーー!)
中札内、まかせたぞ!(おーー!)
忠類、復活したぞ!(おーー!)
更別、たよりにしてるぞ!(おーー!)
大樹、頑張るぞ!(おーー!)
広尾、加入したぞ!(おーー!)
みんないるか!(おーー!)
木野もはいるぞ!(おーー!)
十勝全部そろうぞ!(おーー!)
みんな忘れてないな!(おーー!)
いいか!(おーー!)
やるぞ!(おーー!)
俺たちでやるぞ!(おーー!)
十勝の農業は俺達にかかっているぞ!(おーー!)
北海道農業は俺達にかかっているぞ!(おーー!)
農協青年部、頑張るぞ!(おーーー!)
頑張るぞ!(おーーーー!)
頑張るぞ!(おーーーーー!)

…ばんざーーーい!ばんざーーーい!ばんざーーーい!」

締めの挨拶は途中真っ白になってグソグソだったけど、700人以上の万歳はさすがに痺れましたな~
ただの紙切れでも、いっそうずしりと感謝状が重くなるのです。
その後、プルプルの太もものせいで2次会のお酒もすっかり美味しくいただいた次第。
晩秋の帯広の夜は、イモ虫バッチをつけたお兄ちゃん達であふれかり、沃野のただ中に不夜城となるのでした。

【追記】
懇親会締めの農場長のあいさつ中、先輩の某八田氏(第33代会長)にはちょっと嫌な役回りをさせてしまったな~と反省した次第。
でも、正直助かった…そして助けられた…今までも、今も…
そういうもの達に支えられ、育まれ、成長してきたと思うのです。

通称“北の大地の万歳”は大地のエネルギーを身体に取り込み、元気と笑顔をみなと分かち合う儀式です。

ただ、難点なのは若干筋肉痛になること。
しかも、心にも身体に余計な贅肉が付いてしまった青年OBは数日後に苦しむことに…(痛)
ただ、心を一つにした筋肉痛もまたそれはそれで快感なのですな(嬉)
(↑そういえばM覚醒したのか…?byヒラリー)

《次記事予告》
―笑顔のクラス会は楽しかった~の心だ―




霧笛の夕べ
10/3
思いがけずミニ同窓会~

全道PTA研究大会で釧路に~
収穫最盛期でも、前日(10/2)のまとまった雨で腹をくくっての久々の釧路♪
参加は昨年に続いての2回目。
特に今年は特命を受けてはいませんが、刺激的な出逢いに味をしめて自らエントリーした次第。

参加者名簿を見てみると~
おぉ~JA青年部の役員時代に一緒に汗をかいた僚友たちがエントリーしてますぞ♪
霧笛


携帯電話を携帯していないというアクシデントがありましたが、何とか連絡を取り合い、市内のとある会場で落ち合い、釧路の夜に思い入れ深い同窓会になりました。

地元からわざわざ駆けつけてくれた平成18年会の永代幹事のS氏
平成16年の酪農畜産担当副会長の根室地区のH氏
平成19年の酪農畜産担当副会長の留萌地区のH氏
平成16、17年の十勝地区会長の芽室のK氏
現役酪農畜産担当副会長の釧路地区のY氏
この4月まで帯広支所で青年部事務局を担当していたK君
そして会場の手配や懇親会の案内でいちばん骨を折ってくれた中央会の元道青協事務局のT君

本当にありがとう

う~ん…でも、こうして集まってみるとそうそうたるメンバーだわ♪
しかも事務局以外、みなさん地元小学校や中学校のPTA役員

話は尽きません。

大苦戦の作況、選挙の総括、政策議論、家族のこと、健康のこと、PTAのこと…

5年、6年経って、それでも当時のまま自分たちを動かしていた熱い想いって変わっていないんだな~を、実感しました。
(でも、やっぱり“青年”ではなくなったね~)

あとちょっぴりだけど、釧路美人を口説いてみようか~なんて話も…
(釧路って美人の多いところなのね~)

仲秋の名月に幣舞橋が照らされて…
元青年たちの雄叫びとともに、ロマンシーな釧路の夜は更けていくのです。