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ひら農園

Author:ひら農園
ようこそ、「農園日記」へ
北海道、十勝の新得町屈足地区で農業を営んでいます。
作物たちの成長や農村の暮らし、農園の四季を綴っています。

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北の農園日記
北海道十勝のこだわりのジャガイモ・とうもろこしなどを栽培し、産直販売や観光農園、農業体験も行っている、ひら農園のオーナーが日々の農園の様子をお伝えします。
3点にまとめてお話をさせていただきます
9/29
中川昭一先生との意見交換会
…持ち時間ひとり2分少々~早朝から練習してみるとやはり15分(あちゃ~やはり、マイク持っちゃった者の勝ち?)
ヒラリーにはダメだし…
「今回は農業関係以外の方もいるのでしょ?15分?それは反則…紙におとしてチャチャーっとやって『お車の移動中にお読みください』ってやった方が格好いいわよ~」
おー、その手があったか…作戦変更

そこで、討議議論モードの勝負ネクタイをしていざ本番
「あらためまして、道青協参与をつとめております平でございます。黒田家の結婚式翌日の農水省西口玄関での自転車モード以来ですが…」
あら、ここまでにすでに30秒…
でもこの導入部分で、一気にフレンドリーに…作戦通り
もちろん、農業政策には精通されておられるから、かまいたいしかまわれたいし…意外にしっかりしたキャッチボールができました。

「ん~、帯広農業高校で?ビート作れなくなったの?…っていわれてもなぁ~なんで?もちろん道庁に聞いてみるけどさ…おっしゃるように機関作物であるからそういうところでしっかり支えることは必要ではあるわな~」
さて、どんなところに落ち着くでしょうか…?

そんなことを整理して、道青協コラムのネタに復習資材を揃えていたところに、我が道民球団ファイターズ、レギュラーシーズン連覇のニュース(9回の攻撃凄かったね~)
やはり、こんな時ってこんなことが起きて、しかも野球議論を仕込んでおく時にディティールの横糸になったりして~
「中川先生が来られたとき、我らのファイターズはシーズン連覇を果たしたわけでしたが…」
いつか使える出番、またあるといいなぁ…






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有頂天の時こそ…
9/28
季節を進ます秋の雨に、一区切りのデスクワーク

来夏収穫の小麦の播種を終わらせて、リハビリの先生に脅かされながらもボロボロのギブスをはずしたのが一昨日(26日)
おかげさまで、角質層こそモロモロでしたがカカトはなんとか人間らしく生命反応満点に生き残っていました~(よかった…)
もうひとがんばりに霜おりるかも…と、カボチャの取り入れも終わらせての今日の雨…
固くなった足首に休息を与えてやりたかったのですが、急遽の打ち合わせや会議が入りました。

久々のJA事務所も帰りがけに、電算室の自身のPC・Drと雑談になり
「実はこの夏こんな足で、思いがけずにいろんなことがあって、『ひら農園』のHP作っちゃいました~!」
に、では検索…ヒットしました!『ひら農園』ブログ…!
「これをそんな短期間で作っちゃったんですか?凄いな…、素人の仕事じゃないな…ラッキーでしたね~」
に、今さらながら作成のお手伝に力を貸していただいたワーキングステイの彼(8/23号登場)に、感謝…しかも、ヒットするところまで~
自己満足だけが先走りのHPですが、とりあえず改良を重ねていきたいと思います。

明日は中川昭一代議士来町の現地ヒアリングに、ホッチャレ青年(しかもアキレス腱固め)がオファーをもらって制限時間2分弱のベシャリ仕事にワクワク…(あ~マイク持っちゃたモン勝ち…って悪魔の声が囁いてる…)

ギブスがとれて~、ちょっと順調な収穫と秋作業で~、HPがヒットして~有頂天の秋の夜長…湯船にどっぷり浸かり、足首などをマッサージしながら明日の作戦など考えて見ようかと思います。
あ…ファイターズはM1!得意の野球議論でもいいかも…




もう一息なのに…
9/25
秋まき小麦の播種作業も、あと一日…
というところで、雷雨~
長ぶりにはならないようでも、一時に土砂降りはなかなかすんなり畑を乾かしてくれなさそうです。
それまでは、たまっているデスクワークを…晴耕雨読

そんな日に、農大の研修生が一ヶ月の研修を終えて本日、帰校します。
今年は、作物の生育やインゲンの出来も順調だったので、ほとんど休みなく作業に頑張ってくれました。

これからの、若者を待っている現実を考えると無責任にただ、「がんばれ!」だけを言えるものではないですが、漫然としたなかにもそこにある真実を見いだすことが出来れば…あるいは拓ける何かが希望と共に見えてくるかもしれない…
彼が見て、彼が感じて、彼に伝わるものが、彼を動かすことができるでしょうか…

小麦の若芽にその希望をつないでいきたいと思います。




モンローって…なに?
9/19
今年も、平塚農業高校の学生達が修学旅行でやってきました~
事前学習をしてきたようで、レクチャー・質問タイムでは、
「北海道で農業をするうえで注意しなければならないことはなんですか?」
とか、
「肥料代、農薬代はいくらかかりますか?」
とか、
「ジャガイモの美味しい料理方法はなんですか?」
といった、農業高校生らしい質問があって、それらしくレベルの高い課外授業が出来ましたが、おそらく彼らにとって一番インパクトが強かったのが、
「モンロー主義ってなんですか?」
に、答えたときだったのでしょう。
事前資料に、十勝人の気質でいわれている“モンロー主義”とは?…と言う質問でした。

「モンローはアメリカ合衆国第5代大統領で、時のヨーロッパ諸国に対する政治的姿勢の“相互非干渉”を提唱したことに由来します。日本語だと、唯我独尊、オレはオレ、アナタはアナタ…そんな意味合いでしょうか…
そして、十勝人がそのことを言われているのは開拓の歴史性からなるものだと、言われています。
北海道の開拓の歴史は140年前から…その地域性からいって非常に特徴的なものでした。道央…札幌、石狩、あるいは旭川といった水田地帯は官主導、つまり屯田兵や開拓使による開発がなされたのに対し、十勝は民主導の開拓背景がありました。それは、より地理的、気象的条件が厳しいことによる開墾の実状があったからです。
しかし、その民主導の開拓は結果的に悪代官的な当時の道庁の横やりなどを受けながらでも、逞しく開墾の鍬を止めることがありませんでした…なぜなら、そこに、耕すべき大地があったからです…!
こうして、先人達は夢と自由の大地を自身の汗と時の政府の後ろ盾を持たないリスクを抱えながら手に入れていくのです。
これを背景に『頼れるものは自分のみ…』といった、ところからモンロー主義が醸成されていったのだと言われています。」

…耕すべき大地があったから~

このフレーズに、一瞬静寂になったかとおもったらどよめきに…
(高校生相手に、格好つけすぎかも…)
若者は、反応がいいからこの手の講義は、本当に楽しい…
つまらないときは本当につまらなくしているし、楽しいとき感動したときは身体と心を全開にしてそれを表現します。

ヒラリーが
「力の入ったところで、講義はそれくらいにして、お仕事してくれたご褒美に…」
と、ふかしたてのジャガイモと、とれたてのミニトマトと、ゆでたてのトウモロコシをご馳走すると、これまたその反応が上々(やばっ!まじうまくない?!→たぶん彼ら的に最大級の賛辞なのだと思うのですが…)で、嬉しくてたまらなくなってしまいます。
青春は、もちろん楽しいことばかりではないし、傷つきもするけど、やはり若いということはすばらしいことなのだ…と、思わずにはいられないのです。

素直で、ときめきと輝きをはなつ若者達よ…そのまま真っ直ぐに育て…
そして、君たちの未来をあきらめるな…
そんな願いを込めて、出発するバスに手を振り続けるのでした。







延長戦
9/14
予定では~
東京出張帰りにギブスをはずす予定でした。
…が、Dr
「ん~、今はずすとまた切れますね…(ニコニコ)」
に、おもいっきりモチベーションを下げてしまい、しかも出張後遺症なのか腰痛がひどくてふて寝っぽくふせっていました…
小麦をまかなきゃいけないのに…こまった…

そんな時、総理大臣が辞任のニュース
健康状態が悪く…なんて情報もあったりで、結局入院されましたが、あの辺にいる方たちも、土塊の農夫も心と身体…健康でないとつとまらないのは一緒なのでしょう~

先ずは、ちゃんと治すことが当面の課題ではありますが、人生の夏休みの延長に普段、寡黙な黄色いギブスが
「そうよ…不自由でも、やることや、やれることはたくさんあるわ…」
と、珍しく生産的なことを囁いたりしています。
お世話になった方たちへ送った野菜達の
「美味しかったですよ!」
の、礼状のお返事でも書こうかと…
人生の夏休みもとうとう秋色モードに突入してきました。


親切にしていただいて
9/12
ある意味、健常者じゃない状態なので東京出張も沢山の方たちに優しく親切にしていただきました。
アテンダント、ホテルマン、農林公庫研究会の教授、大手町の事務局女史…そして、すれ違う人達…日本人って優しい人ばかりなんだ~を感じたしだい。
たまに、愛に飢えたとき松葉杖で歩いてみたりするといいかもしれません。

さて、コメンテーターとして参加した研究会、付け焼き刃の予習でもなんとかやり切り、しかも府県のプロ農業者とは明らかに違う毛色の特徴的なことを“らしく”モンローチックにお話ししてきましたのでうけがよかったです。
懇親会の席で東大の教授に「優等生のわかぞーだなっ!」などといわれ、おおいにもりあがりました。
同じコメンテーターの横浜大学の経済学の教授の「お話、上手ですね~」に、「実は予習と、復習これでもしっかりやっているんですよ。例えば、帰宅して家内に『今日はどんな会議だったの?』を、わかりやすく、難しくなく、しかもつまらなくなく説明するのってけっこう大変なんですが、そういうことが出来ないと結局『オンナ、コドモはだまっとけ!』みたいな政治的、社会的風土はかえることは出来ませんよね~もともと、政策議論自体は難しいしつまらない話ですから…」
その教授曰く「おっしゃるとおりです。学生を前にした講義も工夫の足りないものがたくさんある…身につまされます。」

むしろ自身には足りないものだらけなのを、再確認するのですが同時にそれなりの手応えを掴んだ半年ぶりの東京会議は、沢山の復習資材をかかえて、季節を秋の収穫のステージへと誘うのでした。





飛びます!
9/8
台風の影響は思いの外少なく…といっても、この時期の大雨は収穫作業を邪魔するだけの余計な雨ですが、そんななか、農業金融関係の研究会にお呼ばれの事前学習をしっかりやりきって、いざ帯広空港へ~
なんとか、与えられた最低限の宿題はやったつもりですが…

ん…?なんか忘れてないかなぁ?
そういえば、関係者への北海道お土産…リクエストの“白い恋人”は、まだ、店頭には並びそうにありません。

…が、仕込んだネタがひとつ~
「農政改革のスピードをあげるためには金融政策もその担う部分は大きいはず…少なくともこの政策転換時に現場ではそのスピード感は感じられません。所轄大臣交代のスピードはやたら速いですが…」

さて、うけるでしょうか…?




人生の夏休みに課外授業
9/5
週末に、農業金融関係の会議があってその予習に…と、宿題を一所懸命やらなければならないところに、昨日、今年も来ました~小学3年生の農業体験授業!にぎやか~!元気~!
ちょっと、先方の先生とギリの打ち合わせになってしまい資料づくりがその日の午前中と、相当パタパタしましたがなんとか間に合わせました。

ジャガイモを堀とりしてもらったあとの、レクチャーの時間…アキレス腱は黄色いギブスでも、口と頭の方はまだ何とかなっているので、課外授業を始めますと、キラキラと目を輝かせながら聞いてくれる子もいれば、別にどうでもいいけど…みたいに明後日の方を向いている子もいて(しかも一番前の席だったりしたらやたら、やりづらいけど…)それはそれで、楽しいです。

そんな中で、気になったことがいくつか…
教育ボランティアの受け入れ農園に登録していますから、小中、高校とシーズン最低でもそれぞれ、一校は受け入れますが、だいたい元気が良くて意欲的なのが女の子です。
…で、先生達にもその傾向があるようで、女性の先生の方が相対的に積極的で感度がいいような気がします。
あと、子供達をみていると、やはり担任の先生の授業力や学校生活の指導力などに大きな影響を受けているのだろうな…なんて、想像することが出来ます。
特に、課外授業ですから“おじさん、おばさん”(先生以外の大人)から、授業を受けるのなんてこと、あまりないわけですから、学校内にいる先生方より“素”の子供達のそれを感じることが出来たりします。
今回の場合、事前学習が「小麦」の授業だったので、子供達の質問も割とレベルがたかいな…と思いましたが、それもきっと担任の先生のカラーだったりするのでしょう~
ちなみに、昨年の3年生の質問…
「ハウスの中に、小鳥は入らないのですか?」
「ジャガイモは一年に何個とれるのですか?」
あ~こういうレベルだと、こんなんでいいかな…みたいな感じでしたが、今年は質問のレベルが高いぶん、難しい授業になったかもしれません。
ごめんなさいでした…
もうひとつ…、JA青年部の「子供農業体験事業」でも、提唱していますが課外授業の“予習、復習”をきちんとしましょう…が、足りないような気がします。それは、子供達ではなく、大人達…つまり、先生と私自身の事前打ち合わせと、事後評価がなされないと、食農教育は完成しない、と言うことなんですが…

私も、こんなギブスですが先生達も忙しいのでしょうね…
いま、教育現場は、思った以上にたいへんです。やる気と能力のある先生達の汗が報われていないような気がしてならないのですが…
ただ、子供達の元気さが救いと言えば、唯一の救いです。
昨夜彼らの、夕食はどんなジャガイモ料理だったでしょう…



食卓を考える
9/1
夜は、「21世紀の食卓を考える会」の北海道大会に、農業者の立場から何か解題と提言を…との、オファーがありミニ講演と懇親会で大いに充実した“概ね40歳”のバースディナイトになりました。
「…を考える会」は惣菜などを扱う関係者、バイヤーさんなどが会員ですが、生産現場の話や食育、WTOや政策議論など相当ハードなお話にもしっかり聞いていただき、懇親会もついついアルコールが進むのとあわせて、白熱した意見交換になりました。
コーディネートの難しい黄色いギブスのせいで、このところの研修・会議をキャンセルしていたので久々の“ベシャリ”仕事に大いにストレスを解消したのです…が、ギブスのおかげで主婦業をこの半月しっかりちゃっかりこなしたことも、今回のミニ講演の話題提供に幅を持たせることが出来ました。

また、どういった加減か、お総菜会社(四国は松山)の美人社長に「お話、感動しました…すてきですね~」と、すっかり気に入っていただいて10月に四国にお邪魔するところまで話がトントン拍子で進んでしまいました。
それまでには、しっかりリハビリをしてお遍路参りで心の贅肉と厄をお払いしてこようと思いますが…

どんなことで、どんなふうになるかわからないものです。特にこの夏は…
新しい出会いにワクワク続きの人生の夏休みも、そろそろ終盤を迎えようとしています。