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プロフィール

ひら農園

Author:ひら農園
ようこそ、「農園日記」へ
北海道、十勝の新得町屈足地区で農業を営んでいます。
作物たちの成長や農村の暮らし、農園の四季を綴っています。

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北の農園日記
北海道十勝のこだわりのジャガイモ・とうもろこしなどを栽培し、産直販売や観光農園、農業体験も行っている、ひら農園のオーナーが日々の農園の様子をお伝えします。
みんな、元気だよ
11/23
北見管内を初めての開催地にして久々の大学の同窓会に、懐かしい級友達と再会しました。
メタボリーは自身がトップリードでしたが、毛根に力のない者…(法曹界の同窓会?みたいな…)、ロマンスグレーの者…、傷だらけの者…、新婚、子育て、子づくり真っ最中の者…。
でも、友の表情は青春を過ごしたあの時のまま…同じ釜の飯を食った仲間は時をタイムスリップさせて旧交を深める大宴会となりました。
ちなみに、家族同伴の案内でしたので奥様や子供達も大勢で参加~
学習意欲の高い農村婦人達は「旦那達に任せておけない!」と、私達の同窓会とは別に女性陣は女性同士で現地研修&合宿をするそうな…意気投合で話は尽きないようでした。

次日、寄り道…
それぞれに冬道に気をつけながら、会場を後にして再会を誓い僚友達とお別れ。
少し足を伸ばして、在学中に先進地の実習先で農作業事故で亡くなった友のお墓参りに…

22年前…あと一週間で実習が終わる10月のある日の夜。友人から突然、電話が来ました。
「テレビのニュース、みてみれ…トラクターの下敷きになったみたいだ…」
信じられず呆然としていると、追っかけ学校から電話が来て級友代表で弔辞を依頼されました。
つらかったお通夜…泣きながら見送る出棺…君を知る全ての人が君を忘れないと誓いました…

きっと、これも何かの縁だったのだと思い、卒業してからもその月には墓前に来るようにしていましたが、この前来たのはいつのことだったでしょう…家族ができて色んな事を背負い込みながら忘れてしまっている親友の墓前…
「昨日…、同窓会だった。みんな、元気だよ………」

いつかまた…、今度は春のチューリップが咲き誇る公園を見がてら、大切な人と一緒にお墓参りにこれたらいいなと思っています。





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「農志革進」JA十勝青年部大会
11/21
32回目になる十勝大会の参加は、たぶん今年で最後…単組の副部長の時から参加しているので、かれこれ10年以上!実に開催史上の三分の一に参加しその変革を当事者として、主催者として、来賓として見てきたことになります。(どうりで歳をとるわけだ…)
不良JA青年部員だった自身が青年部活動に挺身するきっかけになったのが、この大会で実施されている壁新聞コンクールだったり、活動実績だったりしますがそのレベルも、近年目覚ましいレベルの向上に逞しく萌芽する若い力に頼もしさや羨ましさと、少しの嫉妬や淋しさを複雑に交錯させるのですが、アトラクションは盛り上がるエキジビションマッチのアームレスリング大会にピンヒールの事務局女史と飛び入り参加して負ければそのピンヒールで踏んづけてもらう罰ゲームに、プチMを覚醒したりと新たな自分発見の夜を堪能する大会となりました。
大会、全体交流会終了後、800名に近い管内の実に約半数の盟友がそれぞれに繰り出す懇親会となり、スーツに芋虫バッチをつけた自然にも女性にも優しいエロファ…じゃなかった、エコファーマー達で帯広の夜は溢れかえるのです。
二次会は十勝の役員さん達が気を使い、帯広事務局女史を両脇に盛り上がると、某副会長が
「今日は平さん、エロファーマーじゃないんですね…」
(…いつもどんな風にみられていたのか?よほどのひどい見られようは心外だけど…)
聞けば、両腕の華は長女と同じ帯広南商業高校の出身で、ニックネーム・愛ちゃん(某有名卓球選手に似ているかららしいが、本名は違うようで…)は剣道部出身でこの春から北農中帯広支所勤務。その剣道部の顧問はこの春から長女の担任だったりするので、そんな話で盛り上がっていたり、かろうじてこの3月の新卒就職者までは“昭和生まれ”であることに驚愕したりと、すっかりお父さんモード。
(←そりゃエロじゃ~なくなるわけだ…娘と同じような歳なのだから…)

「青年」卒業宣言はしたものの、まだ少し煌めき残る青年の情熱も輝きもこんなところから、その枯れ進みが進行しているのを、次日アルコールが堪えての不良の身体に青ざめてみたり、納得しては落ち込んだりするのですが…
でも、やはり新たな出会いは“楽しい”を実感。その夜…“楽しい”から始まる盟友の想いはどれほどの数になったことでしょう…





さえないゴボウでも…
11/19
今朝起きてみるといっきに、冬モード!
十勝管内でも新得は山麓なので、たとえば町外から来られるお客さんは「こちら、雪積もってるんですね~」と、驚かれたりして驚いています。
日中も温度が上がらずに、日陰は雪が消えませんでした…

そんな夕方に、「さて…晩ご飯は何にしようかしら」とグルメレシピと冷蔵庫を行ったり来たりしていると、電話がなりました~
「快気祝の品物、昨日届きましたよ~28回目の結婚記念日に夫婦茶碗を新調しました。平家は今日?結婚記念日でしたよね~奥様によろしく、ありがとうございましたー」
と、わざわざお礼のお電話をご近所の奥様からいただき、恐縮…
おーーー、そういえばそうだった…18回目の結婚記念日…忘れていたわけではないけれど…
もてないなりにも“銀座のホステスメール”事件や“あんた達上手くやってるのかい?天国のお祖父ちゃんが心配しているよ”事件などありながら、もうこんなにも年月を重ねてしまったのか…を、あらためて実感しました。

でも、だからといって特に何も用意はしていませんが、いただいた“キュウリ魚”をつかってオリジナルの柳川鍋でもつくってみましょうか…
ゴボウのようにさえない亭主ではありますが、何かと出会うことで引き立つこともあるようで~~~



楽日千秋
11/14
綱渡りのような晩秋の作業…秋まき小麦の雪腐れの防除を終わらして、胸をなで下ろして暦を見ると…
おー…今日は長男の誕生日!
昨年までだとこの時期は作業の切り上げをかねてお誕生会をやるのですが、この春から長男は、寮生活なので本人欠席…何となく寂しい家族の夕食~

16年前…我が家待望の男の子が産まれた日…
早朝に産気づいたヒラリーを産科に送り届けていったん帰宅し、まだ2歳にならない長女を保育園に送り届け…、後少しの甜菜の収穫を終わらせて…、床屋に行って…病院に駆け込みましたが、案の定まだ生まれていなくて出産を立ち会うことに…
長女の時に立ち会ったので慣れているつもりでしたが、オギャーときてオチンチンがついているのに舞い上がってしっまたのもつかの間、分娩後のヒラリーの容態が急変して分娩室はプチスクランブル状態にー!
顔面蒼白の今にも消えてなくなりそうなヒラリーの手を握ろうとすると、看護婦さんが
「処置をしますので、ご主人は外にでてください!」
このまま、子供二人遺されて天国に行かれたらどうしようーーーーー!!!

…長男、新生児にしては頭まわりが大きかったらしく、分娩おもったより重たかったらしい…

嬉しいのと…、あわてたのと…、そして少しだけ変な覚悟をしたのと…
今なら、笑い話ですが誕生日のたびに思い返すエピソードは、今年は本人のいない晩秋の作業の一区切りに、上出来のふろふき大根をケーキ代わりにして週間予報の雪だるまマークを相手に独り言をつぶやくのでした。

明日は真冬並の寒波が到来するそうです…




父への感謝
11/9
ビートの収穫を終わらしたとたん、今朝は初雪積雪…
ビート畑に初雪

畑に残るは、自家用の大豆のみ…(自家製の豆腐や味噌の原材料です)
あとは、小麦の雪腐れの防除と秋起しと堆肥散布…確実に季節は進み、冬支度は冬眠準備モードの晩秋です。

ただ、終わってみると順調だった収穫作業も、結構綱渡りのシーズンでした。そんな反省とご苦労様をかねて、昨夜父や母を連れて家族で食事に出かけました。
自身が、この夏こんな怪我をして家族に迷惑をかけてしまい、特に隠居モードの父にはずいぶん頑張ってもらって、結果的に私は楽をさせてもらいました。
作業が順調だったのは、そんなヘルプがあったからなのですが…
ヒラリーいわく
「おとうさん、ピカーッとしてるおかげよねぇ~」
(はげてはいるが、そっちのピカーッじゃなくて…)
そう…それまでは、もしかして認知症?…なんて思えることもあったりしましたが、この夏からは回路が正常に繋がった感じ…
普段やりつけない作業も、戸惑いながらそれでもしっかりこなしてもらったので、本当に感謝です。

でも…やっぱり、老けたな…食事をしていて、ふとそんな部分がかいま見えたりするのです。

父は二十代に国際農友会で3年間、移民覚悟でカリュホルニアの日系人が経営する農場で働きました。私たち兄妹が幼少の頃、父が撮った8ミリやスライドでディズニーランドのパレードやニューイヤーのローズフェスティバルをお正月に観るのが楽しみでした。(英語は忘れちゃったみたい~)
帰国してからは祖父の借金をコツコツと返して、四十代には地元JAの理事になって地域農業に貢献しました。私が結婚してからは、常勤の役員まで務めた尊敬すべき偉大な父ではあるのですが…
ずいぶん、小さくなってしまったなぁ…でも、それでもなかなか超えることは出来ない…
「父さんのおかげで…ありがとう~」
お腹いっぱい、ご馳走してあげました。

来年、父は年男…父の青春時代、その愛くるしい表情をフェンダー越しに振りまいていたミッキーマウスは満80歳になるそうです。


回天の浜辺で…(最終回)
11/6
【人生の夏休み・大反省会】
佐井社長に龍馬空港に送っていただき、再会をお約束する固い握手をして空港チェックイン…
でも、関東直撃の台風はノーマーク。予定より一時間以上遅いテイクオフで東京後泊は、今夏『ひら農園』のホームページを作成してくれたワーキングステイの彼と、ギブスがはずれた報告とあらためてのお礼に…の、待ち合わせを一時間以上後に倒しての反省会。

彼「あらためてブログ読んでると、今までイメージしていた農家像が違って見えてきますよ…」
私「うん、でも、それぐらいのことしてもままならないことの方が多かったりするさ~」
←そう…甜菜の収穫最盛期に四国研修だなんて、考えられない人には考えられないのだろうな…
彼「農家って人間らしい生き方ですよね~職場復帰してなお思います。憧れますよ…」
私「でも、住もうとは思わないけど、都会だって刺激的で魅力的だよ…」
←そう…日の出と共に起きて、日の入りと共に帰り家族と一緒に食事をする…人間らしいと言えば人間らしい…でも、夢や憧れだけじゃ食っていけないからね~
彼「それに、野菜があんなに美味しいなんて…こっちじゃ絶対食べられませんよ!」
私「そりゃね…、鮮度も土づくりのこだわりも、気候風土も違うからね…それに、より美味しく思うのは君が君自身で収穫したからなんだよ!実はそれが美味しく食べるための大切な隠し味なんだ~」
←そう…小学校の出張授業でよく言っていたっけな~畑でつくるヒト、台所で調理するヒトがいることを思いだして…って~
彼「コラムなんかに登場しちゃうと、なんか恥ずかしいけど、家族に自慢してるんです。」
私「ほんとうに…不思議な出会い…人生って不思議だよね~」
←そう…むしろ自慢できるのは私の方…貴方のような優秀な農園スタッフ(←勝手にスタッフにしちゃった~)がいることだよ~

東京後泊と入れ違いに長女が修学旅行で広島に…
原爆ドームは私服見学OKなのだそうで、長女は学校の対応に若干の不安と不満。
私「今時の親でも、『原爆ドームに行ったら被爆しちゃうでしょ!』って…ウソみたいな本当の話あるんだよ…情けないよ~」
彼「実は司法の勉強をしていたことがあって、この国のその時代をちゃんと勉強していなかったことに愕然としました!」
私「うん!明治維新以降の近代日本史学習、歴史教育は特に中等、高等教育の現場で迷走した時期があったからね…今もそうかも知れないけど、残念ながら今の親世代がそう…学校で習わない、習っていないのだから、日本人のアイデンティティや郷土愛、しいては愛国心を育むなんて事出来るわけないんだよ!日本人の根っこの部分が決定的に欠落している…社会科教育の重要性は特にその部分で、見直されるべきだし総括されるべきだよ…」
←教育が…、日の丸が…、戦争利用された愚かな時代があったことを次代に継なげる役割を私達、大人が担っているのだけれど…

最後は教育議論まですそ野が広がってしまっての人生の夏休み・大反省会~
もし、アキレス腱を切らなかったら、巡り逢うことがなかった人達…
冬をもうすぐそこにしてこの夏の大切な宝物を振り返る“青年卒業”の「四国・お遍路に癒されるリハビリの旅」は、次日(10/28)澄み渡る台風一過の青空に映える富士山を主翼の影にして羽田を飛び立つフライトで幕を閉じるのでした。



回天の浜辺で…(その7)
11/4
【その想いがそこにある】
スーパーの消流視察を終え、藤田社長とはここでお別れ。
「また、北海道にいらして下さい…そして、また、四国に来たいと思います。」
握手する手に力を込め、再会の誓いをしてベンツを見送りました~
(一見強面…しかも國井氏と児玉氏はスキンヘッド~で、北はクマのような体裁3人で黒スーツ。←見ようによっては「姐さん!ありがとうございやしたっ!」的シチュエーション…?)

このあと、佐井社長の案内で桂浜に…

大老、井伊直弼が桜田門で勤王の志士に討たれる…桜田門外の変(万延元年3月)
…永き鎖国の代償は諸外国の不平等な開国の圧力に、幕府の権力も揺れ…であっても、250年の幕藩体制。その幕府の最高権力者が江戸城のすぐそばで一握りの浪士に討ち殺される…この当時考えられることではありませんでした…
上士に虐げられ夢すら持てなかった土佐郷士の青年達はその報告を、後に土佐勤王党の党首になる武市半平太からうけ、安政の大獄の恨みを晴らしたとばかり体中の血を逆流させるのです。
「明日の日本を拓いていくのは、俺達なのだ!!!」
その血気盛んな青年群像の中に、龍馬がいました…まさに維新回天を仲間と誓う浜辺
-武田鉄也原作の「お~い!竜馬」の桂浜のシーンから-

実際のところ、正確な史実に基づいていたのかは論を持ちませんが、そんな想いが今から150年ほど前にそこにあったのは確かなことなのでしょう…
実物を初めて見た黒潮を臨む龍馬の銅像が思いの外大きかったのは、制作者や龍馬を慕う人達の思いからなのだと、その浜辺に降り立ち、心がふるえ説明のつかない涙が溢れてとまらないのでした。
浜を囲む松の老木はおそらくその生き証人…青年達の明日にかける宴も、生命を散らす多くの若者達の血吹雪もきっと見ていたに違いありません。
そして、今の日本、私達…松の老木には、青年龍馬の魂にはどんな風に映っているのでしょうか?
竜馬

桂浜を胸一杯にしてはなれ、佐井社長のアピタ工場へ
近代的な工場内を見学させていただき、今まで柔和な社長の眼孔が一瞬鋭くなるのを身体全体に感じ会議室のディスカッション。
「これからは、“語り”のあるものでなければならないと思っています。でなければ、安ければなんだってイイの世界ですから…」
う~ん…痺れました。
この青年卒業の四国の旅は、まさにこういった人達と巡り合うために、そして、この言葉に出会うための旅だったのだと猫背になりがちな背中をシャンとするのでした。四国が大好きになりました。

-次号はシリーズ最終回…人生の夏休み大反省会~の巻―



回天の浜辺で…(その6)
11/3
【カツオの真実】
10/27 昨日までのぐずりぎみだった天気がウソのように晴れ渡り夏のような陽気
二日酔いの胃袋のケアもそこそこに、カツオのタタキを調理体験できる黒潮本陣へ
道中のロケーションはいかにも南国
収穫を終えた田圃の畦の脇には真っ赤なカンナが咲いていたり、黒い羽のチョウチョのような変わったトンボが飛んでいたり、芳香につい振り返ってしまう金木犀が満開だったり…
以前、中四国の青年部大会にお邪魔させていただいたときも思ったのですが、やはり南の川や山は北のそれと比べて生産的です。川には大きな魚影が橋の上からも確認できますし、大きな亀が甲羅干しをしていたり、沿道には野生の雉がいたりして…

移動は藤田社長のベンツ~(國井氏は佐井社長のお車で…)
家族のこと、子どものこと、体験農園のこと、野菜作りのこと、食や教育のこと…
地元、漬け物会社キョウショクの児玉氏と3人話が盛り上がっているうちに目的地へ到着。
今が旬の“もどりカツオ”を藁であぶり、粗塩で…昨夜のアルコールが一気に融解する鮮烈な味わい!!!
本物に触れて心が突き動かされることは、人生の真実を一つ体得したことになると思うのですが…、やはり良き食は心を奮い立たせ、豊かにし笑顔の源になるものです。皆さん、とても良い笑顔で召し上がっていました~(たぶん、自分が一番食いしん坊だからニコニコだったのではないかと…)

この後、スーパーのデリカブースなど消流視察
興味があるのは、地物野菜のコーナーで見たことのない野菜達に興味をそそられますが、佐井社長、藤田社長、國井氏…途端にアキンドオーラがムンムンと~
今までの自身の視察と言えば、例えばホクレンや中央会がマネージメントするひかれたレールを、いわば“産地の組織代表”という立場で研修をさせてもらうものでしたから、その“アキンド目線”には、戸惑う反面、痺れてしまいました。
『あ…やはり、足りないものだらけだな…』
でも…、なのに…、ワクワクしてしまうのはどうしてでしょうか~?
“青年卒業”旅行でも、まだ知識欲、学習欲がある証拠なのかもしれません。

-次号はいよいよ桂浜…黒潮を臨む龍馬像は何を想う~の巻―



回天の浜辺で…(その5)
11/2
【いやちゃ、しなちゃ、えいちゃ、いくちゃ】
高知市内のホテルにチェックインして、佐井社長の案内で小料理屋…もちろん、藤田社長もご一緒の懇親会。
和やかに楽しい雰囲気でも、カウンターをはさんでの料理人との真剣勝負のような食事はひとつ一つの料理に心洗われる思い…
“生鯨の刺身”“もどり鰹のタタキ”もダイナマイト級でしたが、ふるえてしまったのが“タマネギの浅漬け”と“抜き菜の梅肉和え”
(抜き菜:大根の間引いたもの…大根菜の赤ちゃん)
その鮮烈な味わいに、一瞬言葉を失いました!
せっかくだからと、おいしい野菜料理に合う地酒をセレクトしてもらうと…
でてきました~!『船中八策』…男性らしい辛口の味わいもさることながら、そのネーミングに痺れてしまいました。

『船中八策』
龍馬が起草した新国家体制の基本方針とされるもので、大政奉還論を進言するための上洛中の藩船洋上で土佐藩参政・後藤象二郎に対して提示したもの…“世界”をのぞんだ龍馬だからこそ想い得た政策的精神支柱です。
「人は…身分によってでなく、人格によって評価され…、身分によってでなく、それぞれの能力と努力によって…やりたい仕事に就け、人は…決して、故なき束縛、差別を受けず、理不尽に遭わず…、抱いた志…、夢が…権力によって踏みにじられ葬られることが、決してない世に…」
幕府を倒す改革が、そういう世をつくるものでなくては、なんのための愚かな同じ人間同士の血の流し合いであったのか…
龍馬の叫びが聞こえてきそうです。

素晴らしい料理にすっかり堪能して、美人の藤田社長は1次会でお別れ…
あとは、男同士の、夜の街は南国美人が
「北海道~!?それは遠いところから…」
と、どこも大歓迎でしかも盛り上がるのはやはり生殖学(生→性?)の話しで、仕込んできたのが高知女性版H4段活用~
「いやちゃ…、しなちゃ…、えいちゃ…、いくちゃ…」
笑い転げていると
「でも、ひらさん…ちょっとM男君でしょ~今夜、覚醒してあげる…」
あ!あ!あきませんて~なんとか、辱めを受けずに回避するのですが~
(お守りのおかげかねぇ…ニセクロックスサンダル)
さて、龍馬ならこんな時どうしたでしょう…

ホテルに帰ると3時過ぎ!またまた、不良してしまいました~

―次号は満たされる知識欲と本物に出会う~の巻―




回天の浜辺で…(その4)
11/1
【親切で、美味しくて、おしゃれ】
高知から愛媛にはいり、少し遅い昼食のソバ屋さんには藤田社長が満面の笑みでお出迎えしてくれました。
「本当に、よく来られましたね~」
「はい、お言葉に甘えて…再会が果たせて嬉しいです。」
そんなやりとりのあと、新ソバとボリューム満点のエビ天丼をたいらげて、むかうは藤田社長のクック・チャムはマザーキッチンの工場。
この工場で製造される半製品の惣菜を、FCも会わせて約50店舗に配送…
ちなみに従業員は、ほとんどが女性で佐井社長いわく
「視察、見学で男性の方受け入れるの藤田社長はあまり好まないようですね…あなた達よほど気に入られましたよ…」
会議室のディスカッションで当農園のジャガイモが美味しかったことや、メールの文章が上手ですわ…などと誉めていただきすっかり舞い上がっての工場見学…見るもの、聞くもの全てが刺激的でした。

日も暮れ、懇親会は高知に向かう途中のクックチャムの路面店を視察。
美味しそうなお総菜がバイキングのようにならび、お客様がひっきりなしに出来立てのおかずをトレーによそっていきます。
ちなみに客単価は1000円~、店内やお皿の盛りつけなどにも色々なこだわりとコーディネートがされているのを社員力を駆使して工夫しているのだとか…コンセプトは「親切で、美味しくて、おしゃれ」…納得!まるで藤田社長みたい…
高知に向かう移動は藤田社長運転のベンツ…たぶん、女性の運転でベンツに乗せてもらうなんてこれが最初で最後なのかなと思ったら、カチコチに緊張してしまいました。(アキレス腱もカチコチ)
そんな、美人社長に「これからの経営戦略や、例えばどんなことしたいですか~?」に、意外なこたえが…
「畑の真ん中に、ポツンとあるファームレストランしてみたいわ…農家のお母さん達と~」
!!!!!
藤田社長、女性の起業家を育てることを、ライフワークみたいに精力的に取り組んでいて、でも女性としても凄く魅力的です。
北のJA女性部の大会や研修に、基調講演してもらえないかなぁ…
触発されるお母さん達や、若妻…農村女性の中にはたくさんいると思うのだけれど~
可能性を秘めた新しい出会いは、多くの人達の笑顔につながるかも知れません。

―次号は高知の夜…堪能した夕食と南国美人にMを覚醒される~の巻―