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プロフィール

ひら農園

Author:ひら農園
ようこそ、「農園日記」へ
北海道、十勝の新得町屈足地区で農業を営んでいます。
作物たちの成長や農村の暮らし、農園の四季を綴っています。

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北の農園日記
北海道十勝のこだわりのジャガイモ・とうもろこしなどを栽培し、産直販売や観光農園、農業体験も行っている、ひら農園のオーナーが日々の農園の様子をお伝えします。
大切なもの
12/31
穏やかな充実の年越し~
頓挫しそうな大掃除もそれなりに立て直して、高校生になって“他人の飯”でお世話になっている長女、長男も帰省し、その成長ぶりをサカナににぎやかな家族勢揃いの大晦日。

この一年を振り返ってみると、「お前のやり方じゃ~田舎じゃつうじないべ」っていわれたり、アキレス腱切ったり、中学校のPTA会長になって学校側のグソグソの対応に頭を悩ませたり、となんだかんだありましたが、それなりに充実した一年だったことを、大晦日の国民的TV番組に突っ込みを入れながら想い起こしてみるのでした。

この一年、手に入れた大切なもの…ベスト5
① 料理の大切さを知ったこと
アキレス腱を切ったおかげで、普段見過ごしてきたものの中に、畑と台所と食卓を継なぐ真実を見いだすことができたこと。
② HPをつってくれた彼との出逢い
今年、巡り会えた出逢いのなかで、最高の収穫物!本当に、人との出逢いは出逢うようにして出逢うようになっています…
③ ニセク×ッ×スサンダル
革靴のイヤなところに、アキレス腱の腫れたところがあたって痛かったものだから本当に助かりました…京都美人の事務局女史からのプレゼント。
④ 四国研修
思いがけずトントン拍子で決まった研修旅行~出逢う人、見るもの、聞くもの、触れるもの…のおかげでアキレス腱も、心もしっかりリハビリできました。
⑤ 家族の愛情…日本人の優しさ…?
怪我をして、あらためて家族から愛されていたことを実感。(そんなに、大げさじゃないけれど…)愛に飢えているとき…松葉杖をして出かけてみると皆優しくしてくれます。実はこの国、優しい人ばかりな事を気付かされます。
次点:ウサギミニマスコット
入手経路はあかせませんが…(またまた、ヒラリーからチクチクされそう…)お守りだったりします。

なにより、出逢う人のすべての笑顔は溢れるほどの自身にとっては宝物。
新しい年は、どんな宝物に巡り会えるでしょうか…
良い年でありますように~
大切なものに願いを込めて、そっと手を合わせてみるのです…





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捨てるもの…捨てられないもの…捨てなければならないもの…
12/30
年末年始にかけて居座りそうな寒波~
大雪で大掃除がフリーズをしてしまい、除雪作業を終わらせて気を取り直しての午後…
「いる…、いらない…、ん~保留…」
と、事務所の書類を整理していると、こちらも掃除モードのヒラリーが部屋に入ってきて、
「前から気になっていたんだけど…ラックの上の“ウサギ”、誰からのプレゼントなの?」
と、いきなり聞いてきて一瞬答えに窮してしまいました。
(ウサギ:ナガ耳に小さな鈴のついたピンク色のミニミニマスコットbyメイドinチャイナ)
そういうところは、さすが女性の勘!微妙な空気と間を察知してチクチク攻撃が始まります。
…が、それもお約束的やりとりでシレーっとながしたりします。
「ん?ん…ひろった」(んなわけないのに…とりあえずわざとに言ってみる)
「ふ~ん…って、誰が信じるか~!」(またまたはじまった…←あきれてる)
「ん?あ…旭山動物園行った時…ゲームであたった…だったっけかなぁ…」(テキトウ…)
「はい、はい…」(せいぜい今のうちだからね…フッフッフッ←的含み笑い)

もちろん、特にイワク付きのプレミアマスコット…などというものではないですが、お守りやラッキーアイテムは誰もが持っていたりするのではないでしょうか…
入手経路はともかく、特に男の子の場合なぜかしら捨てることができないものがあったりするはずです。
(例えば、映画の半券とか…、昔のお手紙とか…←またまた、ヒラリーにつっこまれそう)

年の瀬の大掃除の度に、捨てられないものが増えていきます。
「ちょっとー、全然片づいていないじゃないのー!」(怒号)
…そして、大掃除は今年も挫折するのです…





過ぎてしまえば…?
12/25
町内会の年末集会~
今年は、町内会長(ちなみに、世帯主では私が年少)なので何か楽しんでもらえる工夫はないかと、あれやこれやを仕込んでの望年懇親会、前段の話し合いの最中…
「そういえば、去年の今頃…参議院選挙の話してましたね…」
と、なって話が意としない方向に…

M「ところがよ…参議院選挙、頼まれてヤマダナントカさんに投票したけどよ…」
某ひら「あ…、ありがとうございました。パンフや色々、配らせてもらいましたね…去年の望年会。」
M「そう…、その後な、ちゃんとやってるんだべか?」
某ひら「その…これと言って、特に挨拶や報告って受けていないですが…」
(北なんかハナから相手にしていない?…し、そもそも挨拶受けるような立場でもないけど…)
N「あのよ~なんか、ちゃんとしてくれたんか?…っていうか悪くなってるべ!」
某ひら「そう…ですね…でも、大臣交代スピード早くて、農政改革のスピード“が”ついていけなかったんじゃないですかね~」
K「スピード“が”じゃなくてスピード“に”じゃないのか?どうなっとるんだこの国の農政は?」
某ひら「おっしゃるとおり…」
M「いや、そのこともだけどよ~たぶんな、カズオ君以外ここにいるヒトはよ、ヤマダナントカなんて逢ったことないし、しゃべったことないんだ…」
H「そうそう、それをさ…このままじゃ日本の農業がおかしくなる…ってんでヤマダさんにいれろってんだろ…おかしくなりっぱなしでしょうが…」
某ひら「本当に…なんて言っていいのやら…」
H「だからさ…どうせならよ、知ってるヒトに入れた方がよっかたべ?そうおもわん?」
一同「うんうん」
某ひら「確かに…だったら、橋本センセに入れた方がすっきりしますもんね~」
(特に、スケート王国の十勝だと…)
一同「そうだべ…」
O「あれ、なんで橋本センセ、推薦しないのよ~?」
某ひら「実はJA北海道グループもそのこと…選挙の七不思議のひとつなんです。わかりません…」
N「まっ、選挙のことはいいけどさ~ちゃんと仕事できないヒトになんかもういれられんよ!」
某ひら「いえ、いえ…あの…山田さん、元全中の専務さんで変な話し、北海道のトンチンカンな平場のセンセよりずっとわかってる方なんですよ~」
M「だけどよ、品目横断なんて、肝心の北海道の生産者だけが割を食ってるんでないのかい?」
H「そうだ!豊作なのにこれだ…なんなんだ!この制度は?」
某ひら「いちおう、国際規律の強化に対応する安定的な制度…って言うのが解題部分なんですけど…だから、“緑”ってそういうもんだと…」
O「それはいいんだ…それで…、でも、北海道のセンセがトンチンカンだから全国区のセンセがしっかりちゃんとやってもらわんと駄目なんでないのかい?」
M「そう…そのために、“ヤマダ トシオ”って書いたんだからさ~」
K「でも、こんなんだったらどうでもよくなってくるべ…誰に入れてもかわんないのなら…いや、むしろ悪くなってる…だったら、どうせなら知ってるヒトに入れた方がいいべや…」
一同「うんうん」

言われてみればごもっともなこと~さてはて、どうしたものか…
約300haを農家戸数6戸(いわゆる品目横断の対象品目=原料型作物耕作者)が耕作する町内会(非農家あわせて10戸)のこの10年…結婚は1組、新卒の就農者は1名、赤ちゃん誕生は2名…亡くなった方は10名…
選挙が近いと、とりあえず無関心ではいられない…のだけれど、この言い知れない虚脱感はいわゆる限界集落の悲鳴に似た嗚咽の裏返しだったりします。

とりあえずは、楽しんでもらったXmasのプレゼント交換ゲーム…
その笑顔が北の大地を支えているのですが…




リンクキーパー
リンク

12/23
10日ほど前の降雪以降、順調なしばれで今年も校庭にリンクが完成しました。(10/20・リンク開き)
今年は末娘が小学校最高学年で、学校の統合以来、学年から選任されるリンク造成委員をひきうけて~ないても、わらっても、なんだかんだいっても、このシーズンが最後…
昨年まではまともに、お手伝いにならなくて…でも「忙しいものね~しようがないですよ…」と他の造成委員には声をかけてもらうものの、後ろめたい気持ちになっていました。
ですから、“今年は最後だから…”と、ポンコツなカカトに気合いを入れて、リンク開きの前々日、前日とプチスクランブル出勤!(造成委員長に比べたらゴミみたいな気合いですが…)
氷点下20℃近くにしばれた早朝の仕上げの撒水で、みごとシーズン始にしては近年にないほどの素晴らしいリンクができあがりました。(みなさん、ごくろうさまでした!)
あとは、子供達が一所懸命滑り込んでくれるだけ…ただそれだけです。

そのリンクキーパーズ…、経験値と腕がものを言いますから、それぞれにそれぞれの流儀があっての猛者揃い~リンク小屋の休憩時間はそんな話で盛り上がります。(もちろん、アルコールNGですが…)

H13、十勝地区JA青年部協議会の会長の時
小さいリンクながら統合前の田舎の小学校の造成責任者で、12月のその週、道青協の求評研修を一日明けて東京霞ヶ関会議があり、同行の仲間から
「延泊してそのまま会議にでればいいしょや~!」(←今ならそうしてるけど…)を
「リンクつくんないとだめなんさー」で、日付変更前に帰宅。そのままリンク小屋につめるキーパーズのお父さん、先生達に甲州種のワイン(研修は山梨県、ホクレン馬鈴薯サラダ工場だったので~)をお土産に、そのまま散水車を走らせるのでした。
「ん~まだ、2、3日かかるね~」と、解散した後、仮眠をとってしばれる早朝から撒水…
次日、東京出張の前にリンクを完成させて、教頭先生とリンク開きの前倒しを打ち合わせして
「本当に、一日で…一晩で…ヒト朝で…つくちゃいましたね~!」と、拝まれるように感謝されるのでした。
思えば、その年…我が家のミニスケーターは小5の長女を頭に3人!(末娘は保育園児)
ダイヤモンド砥石が欲しいのを我慢して、それこそスケートを真剣に研ぐと半日(4時間以上…)を費やします。今考えると、正気の沙汰じゃありません…が、それもまた子供と一緒に楽しませてもっらって…、育てられた証明だったりします。

「おとうさん!リンクすごくいいよ!ありがとう!」
末娘のそんな言葉が、小さな勲章ですがヨレヨレキーパーの
「おー!しっかり練習してくれっ!」
の、気合い注入もヒラリーの
「今年は最後なんだからね~!アナタが一番ホッチャレていてどうすんのー!」
と、逆に気合いを入れられるしまつ…

このシーズンのその煌めく銀盤は、誰の何を磨いてくれるでしょうか…
そして、どんなドラマが待っているのでしょうか…
楽しみです。



町内会長の『声かけ』運動
12/19
今年も残すところあとわずか…
町内会長だったり、集落の農事組合長だったりするので連絡や交渉調整や配り物で年末はそれなりにパタパタ…
町内会長は輪番ですが、“若いヒト”…っていないものだから、毎年この時期になると『カズオ君…どうしたらいい?』と、相談されます。
やはり、頼りにされると黙っていられないので「いいですよ…じゃ~僕がやっておきますから~」
と、なって年末集会(総会)の段取りはいつもギリギリになってから~

町内会にはお一人で住まわれているお年寄りが2戸…
おばあちゃんですが、配布物の時など積極的に声をかけるようにしています。冬季は除雪もして、万が一の事がないように…(救急車が搬入できるように…北国の田舎じゃ実際にある話)と、気を配ったりしています。

『随分しばれてきましたね~小学校も臨時休校になりましたよ。風邪、気をつけて下さいね。』
『はい、いつも、ありがとうございます~』

今夏、私がアキレス腱を切って入院した時も、ご近所から駆けつけてお見舞いしてくれたのは、老人会のおじいちゃまや、おばあちゃま達…
「大丈夫か~ぃ?ど~したんさぁ…?」(なんか、心配で心配でたまらない様子)
「人生の夏休みです…テヘヘヘヘ(テレテレ…)」(ただただ、恐縮…)
『声かけ』運動はそんなおじいちゃまや、おばあちゃま達の想いの恩返し的強化行動だったりして…

もともと、おじいちゃんっ子、おばあちゃんっ子でしたが、そのアキレス腱も大難を小難に天国からも助けてくれてのでしょうし…と、自分勝手に思いこんで(←最近、悪党のくせに…)ご近所の、おじいちゃん、おばあちゃん孝行もちゃんとしなさいよ…と、この年の瀬も見えない手が背中を押しています。





ひとの痛み
12/14
開発局からオファーをいただいて、JA北海道青年部大会の翌日(12/8)「道産農林水産物の地産地消を考える」シンポジウムにパネラーとして参加して帰宅後…
それなりの復習資材を宿題にパソコンの前に向かうと、台所に立つモヤモヤ感とは違うものに苛まれていました。
原因は…
そのシンポジウムの前段、会場は札幌グランドホテルにて「食物アレルギーに対応した北海道発の食品の開発」における『試食会』を、食物アレルギーを持った親御さん、お子さん、家族…医療スタッフ、大学生、研究機関、行政関係者と、一緒に小針シェフの制約のあるレシピで苦労されたお料理を、真剣に試食させていただいたからかもしれません。
食物アレルギー対応食品…小麦、大豆、牛乳、卵はNGのレシピでしたので、道産馬鈴しょでん粉をメインに化学的なリサーチも行いながらのお料理は、シェフの御苦労にも感服しましたが、毎食の家庭食に「大丈夫かしら?」のドキドキ感で台所に立つお母さん達の悩み、心配、苦労ははかり知れません…。
自分にできることはないだろうか…馬鈴しょでん粉を生産する生産者として想いを深くするのでした。

おりしも、薬害肝炎訴訟は原告側の「見くびらないで欲しい…」に、感情移入してしまいました。
いわゆる“その時期”…私も、手術で輸血を経験しているので案外人ごとではありませんでした。20年前のその病院は今は廃院…院長が「絶対大丈夫だから…」を、確かめる術は今となっては、ないのです…

霞ヶ関にだって親身で魅力的な方はたくさんいます…
なのに、どうしてヒトの心に血が通っていないようなことを、平気で言ってしまうのでしょうか…

大雪の中…除雪作業の独り言に、人の痛みを知り、伝えなければならないものが私の中にもあることを…、白い息にはいてみるのです。






後世に語り継がれる伝説の夜
12/9
第56回JA北海道青年部大会~盛会のうちに終了いたしました!

パークホテルに会場を移して4年…
4匹目のドジョウをねらって、次日講演者の中畑清氏に乾杯の発声で始まった大懇親会は、アームレスリング大会で上川の三連覇を十勝が阻み雄叫びが会場にこだまし、カラオケ大会は目を閉じるとそこに広がるオホーツクブルーを奏でるデュオや放送コードぎりぎりのパフォーマンス有りの、まさにいきなりクライマックス~いきっぱなしの北のお兄ちゃんらしい宴会の余韻をそのままに、懐かしい仲間達と繰り出すススキノ…
某中田顧問としんみり…
「この立場でここに来るのも、今夜が最後だね…」

…を、本大会、シメのガンバローの壇上で思い出したとたん北ウィルス・ソ連A型に涙腺が破壊されて、気持ちを起たせるのに苦労しました。
(←ススキノのミラクルナイトな武勇伝がまるで走馬燈のように…←「よぉっ!エロファーマー!」と、あいのて?が…)
お約束の、オリジナル「笑顔三題」のガンバローでしめましたが、やはり半ば以上現役のものではないので(しかも、アキレス腱固めを押し隠しての…)パンチとキレがなくなりました。

でも、中畑清氏の講演はホームラン性クリーンヒットでした。
中畑氏、ご実家は福島の酪農家で小学中学と朝の搾乳を手伝い学校に行ったって…
1時間目は毎日遅刻だったって…
でも、担任の先生は褒めてくれたって…
シンクロしてぐっときました~
懇親会もアームレスリング大会、カラオケ大会と盛り上げてくれて~
「『お前ら、若いんだから元気出せよ!』って言うのは多いんだけど、逆に俺がみんなから元気をもらった!北海道が先頭になってこの国を変えていかなきゃな!」
講師控え室接待で最大の賛辞をいただきました。

金曜夜は事務局団をねぎらう大反省会~
振興部の某村上部長は子供同士野球つながりで、しかも私が政策改革を野球議論でしかけていった当時の帯広支所長だったので、懐かしい話に花が咲いて~
部長「井出官房長とも話してたんですよー!新しい時代のトップリーダーだって~はやく札幌来て下さい!PTA会長なんてやってる場合じゃないですよー!」だって…
おだっちゃって、また大盛り上がり~
すっかり声をつぶしてしまいました…

マスクをして帰宅すると、家族の突き刺さるような視線…痛くて…恐くて…
でも、
「愛するものの笑顔のためにガンバロー!」
は、やり抜いた者だからこそ…
650名の突き上げる盟友の拳がその証になるはずです!



甘くない~
12/2
本日午前、庭先貯蔵のビートの出荷が終わり、すっかり冬眠モード…
昨年はクリスマスまでストックポイントにパイルしてあったので、なんだか切なくなってきましたが、今年は早々の出荷でテントをはがすのにも雪が少なくて、しかもそこそこしばれていたのでいつもから比べると、らくちんでした~

《ビート》
…国内の甘味原料の自給率は35%…
そのことを例えば東京の知らないヒトにお話しすると、
「へぇ~サトウキビってそんなに穫れているんですか…」
となりますが、実にその8割以上をまかなっているのは、メイドイン北海道の甜菜糖…ビートシュガーです。
霞ヶ関だって、北海道畑作フリークでなければ見たことも、そんな作物があることすら知らないヒトもいるかもしれません。ちなみに、小学生の地理学習で使う地図帳には“カブ”の絵で“さとうだいこん”と表記してあります。
違います!
ビートはアブラナ科の作物ではありません~(正しくは、ほうれん草の仲間…アカザ科の2年生植物~『大きなほうれん草ですね~』の方がむしろ正しい…)

そのビート…今年は全道的に大豊作で、需給の関係からオーバーフローしそう…なので、穫れただけ正規に精算されそうにもありません。いわゆるお米で言うところの、“集荷円滑化対策”(豊作超過分は隔離販売、別途精算)と同じです。
…北の原料型作物は、海外から輸入されるものの関税収入を国内対策原資にあてることを基本制度にしていますから、国内生産がその“枠”を超えてしまうと、生産者にとってそんなやりきれないパラドクスに陥ってしまいます…
食料のカロリーベースの受給率は40%をきり、その危機感を多くの生活者、消費者、もちろん生産者も感じているのに…穫れすぎてもダメ…とは…
おまけに、今年から長男がかよう帯広農業高校では甜菜の作付けを休止しました…ここもまた、品目横断的経営所得安定対策からはじかれてしまった事案のひとつです。
そもそも、静内農業高校で馬が飼えない…、岩見沢農業高校で田圃が作れない…なんてことがあり得るでしょうか?メイドイン北海道のシュガービートの実に40%以上は十勝管内で生産されている~地域を支える基幹産業、適地適作をになう基幹作物なのに…

黙っていても、雪は降るし冬は来ますが…
冬眠モードでもままならないことに懐具合も、頭も悩ましい師走の週末です。