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プロフィール

ひら農園

Author:ひら農園
ようこそ、「農園日記」へ
北海道、十勝の新得町屈足地区で農業を営んでいます。
作物たちの成長や農村の暮らし、農園の四季を綴っています。

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北の農園日記
北海道十勝のこだわりのジャガイモ・とうもろこしなどを栽培し、産直販売や観光農園、農業体験も行っている、ひら農園のオーナーが日々の農園の様子をお伝えします。
がんばれ!テントウムシ君
7/30
小麦収穫の合間のスィートコーンのトッピング~

体験農園用のマイ スィートハニィの雄花が、花粉を出して絹糸が出てきて受粉完了!(たぶん…)
スィートコーン穂切り
風による倒伏防止のために、雄花…つまり“穂”を刈ります。
業界用語ではトッピング。
この世に、無駄なもの、いらないものなんてないけれど受粉終了後のスィートコーンの穂はそんな処理をします。
だいたい、スィートコーンの実(たわら)の上、2葉ほど残せば収量や光合成の能力に影響を来さないと言われています。
スィートコーントッピングあと
我が家の場合、アブラムシの殺虫剤をやらないので穂に集まるアブラムシ対策でもあるのですが…
やはり、ウジャウジャいます!
スィートコーンアブラムシ
そこに助っ人登場!
テントウムシ君たちです!
アブラムシを補食しながら、愛の営みを始めるカップルもいたりして…
スィートコーンテントウムシ君
まるで、スィートコーン畑の中は小宇宙のよう!
そこに、“人間”が“鎌”をもって、わっさわっさと刈り込んでいくのですから~
アブラムシやテントウムシ君やウスバカゲロウ君(一応、アブラムシの天敵には“君”をつけます)から見たら、どんな光景なのでしょうか…
(アルマゲドン復活~!とか…)

色んな意味で…がんばれ!テントウムシ君




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レッツ!コンバイン!(その2)
7/27
とりあえず、我が家は終了!~

今日の天気は儲けました!
(予報ではくもり)
晴天!気温高し!しかも風もあって…
ドライヤー現象で小麦の子実水分が一気に下がりました。
タンクから小麦子実
朝一番荷物は我が家の昨年9/23播種(前作/スィートコーン)のちょっと期待の畑
製品歩留まりが良ければ、反収600kgはなんとかオーバーしそう~
基線小麦からガンケ
午後から、最終便荷物を9/26播種(前作/馬鈴薯、人参)
思った以上に乾いていたので、宵積み荷物で明日朝一番の搬入券で出荷します。
小麦トラック積み込み
集団全体だと、約50%の進捗率
我が家も、こんなに素直に順調に刈り終えた(とりあえず、畑にはなくなったわけで…)のは、しばらくぶりです。

畑に向かって、そっと…
「小麦の神様…ありがと!」
と、コンバインのオペレーションしながら手をあわすのです。

なんとか、無事に、上々に…収穫を終えたいです。
さて、さて…心配な明日の天気は?




レッツ!コンバイン!(その1)
7/26
♪正義のためなら若い命をかけるのさ♪小麦収穫開始~

いよいよ、本日から小麦の収穫開始です。
私たちの麦作集団(JA新得第3麦作集団1班)は、構成員5戸、約70haの麦作面積をコンバイン3台で収穫していきます。
コンバインもお昼休み
機種はニューホーランド、黄色いコンバイン
一番ふるいのは“1540”で、間もなく30歳を迎えようかというロートリィー
でも、仕事は一人前!
(私が高校生の頃から乗っているちょっとヨレヨレの愛機)
メインは8070、スーパーリザーブがTX30
順調だと、10~15ha/日くらい刈り取りますが、子実水分と相談なので思うほど進みません。
天候によっては、昼夜をおしまず48時間とうしで稼働したこともありました。
雨にあたると、小麦が芽を出してしまい品質を著しく悪くしてしまうからです。
小麦収穫とガンケ
今シーズンの一番荷物は我が家の、昨年9/21播種(前作/馬鈴薯、金時、スィートコーン)の圃場で、お隣のJA十勝清水との共有するカントリーエレベーターまで、トラックで搬送します。

水分は25.3%!上々~
もう、収穫完了まで雨はいらないのですが…
夕日にむかって、手を合わせます。




修行の成果
7/24
あせだくの薪割り~

前日の大雨で、しばらく畑にトラクターが入れそうにありません…
~ので、今日は薪割り!
久々…何年ぶり…

春先に倒した落葉松の“たまぎり”したやつをトラクターPTO駆動の『薪割り君』で“荒割り”
薪割り君
このあと、まさかりで割っていきます。
薪割り修行
間もなく築100年を迎える本宅の燃料は薪
築100年
今流行の“環境”や“エコ”を考えると、果たしてこの薪をこしらえるのにどのくらいの二酸化炭素が排出されているのか…?
チェンソー…、トラクターの燃料…

でもでも、冬のために汗を流しておかなくては凍え死んでしまいます。
灯油だって高くなってるし…
実は薪づくりはず~っと父の仕事でしたが、トラクター作業機のやりくりの関係で私がやることに…

よく、アクション映画なんかに古老の師匠に薪割りをさせられて、ブーブー言っているヒーローのシーンなんかが出てきます(カンフーもの?)が、やってみるとこれがなかなか奥が深い!
節の位置、木の目、振り下ろす角度と力加減…
まるで修行のよう~
しかも、この暑さ…!

修行の成果はともかく、冷え冷えのビールが最高に上手いことをあらためて確認するのです!




風の人
7/22
体験農園受け入れ開始!~

クラブメッドの団体のお客様、第2陣の受け入れ!
(今シーズン第1号は7/19から~)
体験農園受け入れ
残念ながらあいにくの天気~
でも、がんばって新ジャガを堀に勇んで出発しました~

私はと言うと…
バスの中でお子様がおネムになって、ジャガイモ畑にいけなかった留守番組の奥様(東京から)と雑談。
北海道、なかなか天気が良くならなくて残念…
寒いくらい…
でも、東京の暑さを思い出すと…ちょっとコワイ…
野菜のお値段って?(えー!お魚も?)…
パンが値あがったけど…
燃料も、肥料も高くなってたいへんでしょ…
?!中国、インドの経済成長がそんな影響を及ぼしていたなんて…

そうこうしているうちに,泥んこになって帰ってきました!
雨でたいへんだったので、荷造りと着替えと終えてから、ヒラリーがゆでた新ジャガのサービス。
前日から掘っておいたものを提供したしだい。
(ミニトマトのアイコ達もそえて~)
大好評!
体験農園ジャガイモ試食
久々のお客様との交流に、ちょっとジメジメ気味の心が渇いてきた感じに…

そう…
私たち農夫は、“土の人”
そしてお客様や色々な出逢いは“風の人”
風は土を乾かし作物を愛でて、やがて土は新しい命を育みます。

土に、ジャガイモに…
育てられていることを実感する“風の人”との邂逅~
今年はどんな出逢いがあるでしょうか…




一皿100円の青春
7/19
高2の長男の帯農祭(帯広農業高校)、高3の長女の南商祭(帯広南商業高校)でした~

《帯農祭~模擬店》
長男の学年のPTA役員をやっている私に、帯農祭のPTA模擬店のジャガバターの新ジャガを提供することになっていました。
もちろん、お手伝いも…
帯農祭ポスター
前々日(7/17)、天気の合間をみはからってヒラリーが掘って箱詰めしてくれた新ジャガのキタアカリ50kgは、軍手をはいて皮を剥き、4回に分けてゆでて帯農バター(特製非売品)と酪農科のチーズ部会が提供してくれた手作りチーズをかけての一皿100円は大好評で、ノルマの200皿を瞬く間に完売!
しかも、生徒達も手伝ってくれて(長男が冷やかしにきましたが、帯農ベーコンを買ってきてくれました。)大助かり!
帯農祭模擬店
今時の若者…あなどれず!
愛嬌があって(特に女子生徒)、ハキハキしていて(特に体育会系の男子)なんだかとても逞しい!
しかも、部活つながりなのでしょうが先輩後輩の仲がいい…しかもしかも、男女間も凄くフレンドリーチック…

私たちの頃は、ほぼ男子校だったのでこんなに華やか(やはり、女子生徒がいるのはいい!)ではありませんでしたし、同じ部活の先輩でも恐かったし、同級生の女子生徒とは余程でない限り話なんかしませんでした(恥ずかしくて…)…

やはり、時代なのでしょうか~
同じOBで同郷の同窓生(息子さんは高3で酪農科…チーズ部会でお世話になりました。)が、PTAテントにきて、
「これで100円は安いね~」
と、新ジャガバーターを食べていってくれました。
「オレらの頃とは、全然違うな…学祭なんか、途中でバックレて友達の下宿で麻雀やってたからな~」
ほんと、ほんと全然違う…って!ん!えーっ!そ、そ、そうなの?!
オレは生徒会長で忙しくパタパタしいてたのに、テッちゃんは麻雀やってたの?!
体育祭
25年前の青春は思い出してしまうと残酷ですが、だからこそ一層今の若者がキラキラと見えてしまいます。

《南商祭~パレード》
帯農祭の模擬店を片づけて、南商祭のパレードを見に車でとばします。
長女は高3で最終学年、これまでも暇をつくって、かけつけて彼女たちの成長を見てきました。
南商祭の仮装パレードも地域の方達に支援され、愛されている定番のアトラクションです。

今日は体験農園の受け入れの初日で、やりくりをしてヒラリーとは別部隊。
連絡を取り合って先に着いた私が、3年1組の最後尾の長女をパシリ!
パレードあずさ
想い出のベストショットが撮れました。
長女、前々日はクラス対抗壁新聞コンクールの作成班で徹夜だったそうです。
南商祭パレード
あとから、ヒラリーに聞きましたが長女のクラスはステージ発表はおしくも優勝を逃しましたが、壁新聞とパレードは最優秀賞で総合優勝だったそうです。

『お姉ちゃんはなんでも一所懸命だからなぁ~』

すっかり気分を良くして、帰路に…

《PTA小学校・中学校合同体育部事業~つなひき大会》
急いで帰るのには訳があって…
夕方5時には、PTA小学校・中学校合同体育部事業~“つなひき大会”があってその中学校PTA会長の私はプロダクター

ここにくるまでに、会員の中からも色々と声があり紆余曲折がありましたが、クラス対抗にしたおかげで60人もの参集!
しかも、綱引きでしたから意外と短時間で怪我無く終了!
お父さん達もお母さん達も先生達も、グダグダでもちょっと真剣な汗をかきました。
やはり、やりだすと真剣になってしまいます!
結果は、若さより、テクニックがまさり中学校チームが、ワン・ツー・スリーでした~

懇親会、2次会のビアパーティー、校長先生たちとの3次会…
浴びるほどのビールに、筋肉疲労もすっかりケアされて~

狙うところは、地域のコミュニケーション力を底上げすること~
なんとかPTAを核とした地域住民参加型のミニミニ運動会を仕掛けていきたい…
限界集落でも、地域を簡単に枯らすことはできません。

『すごく楽しく、ちょっと真剣に!』
そんな合い言葉で、こんな社会体育事業から小さな手応えを掴んだ自身の手は、合計8本もの綱引きで握力が入らないほどにパンパンになっているのでした。




ビートの“葉っぱ”は製糖工場
7/16
あれもこれも…出来れば最小回数で/防除編~

適期防除の敢行は、農薬代のコスト削減の基本と言われています。
よく、圃場を観察してみれば例えば、害虫も病気も同時に発生するなんてことは稀で、しかも厳密な意味での“適期”は、しごくピンポイント的です。

~でも、だからといって何回も圃場にトラクターを走らせるのは作物を傷つけてしまったり、それなりにリスクがあります。用水代、燃料代とかも…

~と、いうわけで、今回はどちらも少しずつひっぱりながら複数テーマの防除です!

先ずは、“カルシウム”の欠乏症対策
カルシウム不足
生育旺盛なときに、新葉の縁に生理障害的に発症しますが、収量や糖分にほとんど影響が無いというヒトもいたりして…
それでも“気休め”的にカルシウム液剤の『アグリメイト』を散布します。
(本当はもう少し早くやりたかったのですが…)

次は、“ヨトウムシ”対策
イモムシめ!
今年は5月の低温のせいか、ヨトウムシの発生が遅れたみたいです。
防除タイミングは、「イモムシの卵を発見してから1週間後」などと言われてきましたが、微妙にタイムラグがあるせいか上手くいかないこともあって、今では食害痕やヨトウムシの糞を確認してから散布するようにします。
敵もわりと、大きくなっているので『ロムダン』なんかがいいかな~なんて…
剤のセレクトは意外と迷ったりします。
(営農計画時点で、おおよそ決まっているのですが~)

そして“根腐れ病、褐斑病”対策

わりとムシムシするし生育ステージも順調なので、例年だと小麦収穫直前の7月4週(5半旬)くらいですが、今年は少し早めの防除。
『アミスター』の信用度が高かったりします。
根際散布で根腐れ病の防除は7/3に1回目をやっているので実質2回目ですが、通常散布は今回が初めてなので、防除畦も間違わないように慎重に…ビートもいためないように…

畑の“製糖工場”の地下にはもうこんな…
ぬけちゃったビート
収穫まであと100日~
まだまだこれから何倍にも大きくなります。
収穫の喜びも比例して何倍にもなってくれたらいいのですが…




うわさのガジャイモ~♪(その7)
7/16
シリーズ:ジャガイモの好きな人には悪い人はいないようです/防除編4~

第2花房もちりがけに、とうとうコナフブキ(澱粉原料用)も倒伏してしまいました。
晩生のわりには、ちょっとナヨっとしている茎葉が特徴的ですが、生育ステージも進んでいることもあって今年はいつもより倒伏するが早いようです。
コナ倒伏
でも、もう少し頑張ってほしかった…
これでも、窒素ベースで3kg台/10a当とかなり肥料を抑えているのですが、来年はもう少し減肥してもいいかもしれません。

4回目の防除はこの時期にしては、かなり蒸すほうで、しかも明日から少し天気がぐずつきそうなので剤のセレクトはちょっと悩みました。

体験農園用、生食用は『ホライズン』
澱粉品種は『プロポーズ』あと、普及センターから依頼された試験に『リライアブル』というフロアブル剤です。

ちなみに新ジャガや堀とり体験は今週末からオーダーがあって、対象地はもちろん防除はOFF。
この時期は慣行栽培でありながら準早期収穫の新ジャガで、防除回数も4回と通常の約半分のジャガイモを手にいれることが出来ます。

植え付け時期の天候の貯金が大きくて、主力のキタアカリはもうこんなに大きくて…!
キタアカリ試験堀
我が家でも、早々と試験堀を肉ジャガでいただきました。
この時期でなければ味わえない新ジャガの食感と清新な味わいが大好きです!

北のジャガイモファンの~待ちに待った新ジャガの季節の到来です!!




追いついてきました!
7/14
豆に元気!草も元気!~

このところの高温(特に夜温)と適度な雨で、遅れ気味だった豆類も一部の菜豆類(我が家では手亡がほぼ全滅~ションボリ…)をのぞき、生育が追いついてきました。
金時仕上げ

金時も最終の仕上げをかねて着蕾期への追肥です。
金時追肥

小豆も一見、生育旺盛ですが…
小豆カルチ4

雑草も…(ホー除草部隊に敬礼!)
小豆カルチ4草

サヤインゲンは、というとやっと最終播種終了~
今年は第6ステージまで…
順調に、9月秋いっぱいいっぱいまで収穫できればいいなぁ~そうしたら…
…と、とらぬたぬきのなんとか…です。

収穫労働の山を分散するために、約一週間ごとに4~5aづつ播種していきます。
第1ステージ~5/22播き…開花初め
ステージ1

第2ステージ~6/3播き…着蕾期
ステージ2

第3ステージ~6/10播き…五葉~六葉期
すてーじ3

第4ステージ~6/25播き…三葉展開期
ステージ4

第5ステージ~7/2播き…本葉抽出期
ステージ5

そして第6ステージ~7/13播き
ステージ6播種終了

前後の天候を考えながらの播種作業も、ロングランな収穫作業を支えています。
ステージ毎の細かい管理作業(追肥とか~)も、大事なのは“タイミング~ッ!”
欲しいときに充分な日照と、雨と、栄養が…必要です!

そう…人生だってタイミングが大切なのですが~
(最近は栄養過多でお腹まわりが…)




ベリーあっま~いルビー
7/11
大好評なイチゴジャム~

自家用のイチゴもしっかり色づいて、大きくて甘そうなイチゴからパクパクと…
結局、ちょっと小さいやつや、色味すぎたやつはそのまま放置プレー

もったいないので、しっかり穫りきってイチゴジャムに!
生イチゴ

(実は少し前に、知り合いからいただいたイチゴが食べ切れそうにないので、テキトーにジャムにしてみたら、意外と上手くいって…しかも美味しくて…)
まずは、へたを取り塩水で洗います。

次に砂糖をまぶしますが、ちょっと、量を控えます。
ブリックスを抑えることでもちろん、食べキリを早くしなくてはなりませんが、イチゴ独特の風味も捨てがたいです~
イチゴジャム砂糖

しばらくすると、シロップが出てきます。

ホウロウ鍋で煮込むとアワアワしてきますが、その時“白ワイン”を少し…
これだけで発色が鮮やかに!しかも、薫りがたちます!
(レモン汁よりはイチゴの風味を壊さないかも~)
イチゴジャム鍋

我が家では、ホール状(ある程度イチゴの原型が残っている状態)で、寸止め~
これが、病みつきになります…!
(ヨーグルトとか、ホットケーキとか…、シロップはかき氷でもOK!)

あとは煮沸消毒した瓶につめて~出来上がり!
イチゴジャム瓶

ベリー・ベリィで食べ過ぎによるメタボリィに気を付けなくてはいけない季節到来です♪




輝くスピカ(小麦シリーズ:その4)
7/9
かなり、うれんで(熟して)きました~

4回目の赤かびの防除は『チルト』
場所によっては、かなり黄色く色づいてきたので場合によってはこれが最後の防除になるかも知れません。(予定ではあと一回ですが~)
いろむ小麦

前回同様、シーブを剥いでみると…
乳熟粒

たまたまだったのか、サンプルの穂は受粉障害がありませんでした。
粒数や粒張りもいいかもしれません。
順調、順調…(←今のところはね…)
こうなると、一雨毎に、登熟が進みます。

恵の雨と太陽の恵みにサンドイッチされて、スピカ達が黄金色に変わろうとしています。
今年も順調な麦夏でありますように…




うわさのガジャイモ~♪(その6)
7/8
シリーズ:ジャガイモの好きな人には悪い人はいないようです/防除編3~

先週4日のわりと強い雨で、ジャガイモ達は倒伏してしまいました~
(もう少し頑張ってほしかったのに…トホホ…)
特に、レッドムーンやキタアカリはペッタリ~
倒伏レッドムーン

こうなると、病気が出ちゃう時は出ちゃいます!
~で、3回目の防除
スプレアー

開放農園用の食用馬鈴薯は疫病防除に“ダコニール”と軟腐病の防除をかねて、(ちょっと出番は早いのですが~)“バイオキーパー”
バイオキーパーは、いわゆる微生物殺菌剤で農薬使用回数にはカウントされません。
農薬名は聞きようによっては、ちょっとドクドクしいですが優しい剤です。
ただし、微生物が繁殖しやすい環境で散布しなくてはいけませんから、タイミングはちょっと難しい…(葉に露があるときとか、霧雨の時とか~)
しかも、疫病の化学防除と同時散布、となると相棒(混用する剤)も色々とセレクトしなくてはいけません。

一方、澱粉用のコナフブキは一見、華奢な茎葉の割りには、はばけたくらいで持ちこたえている感じです。こちらも、ちょっと出番は早いですが“フロンサイド”でしっかり予防防除です。
下段1

下段2

下段3

第2花房も咲き出して、第1花房には種子(ミニトマトみたいなのがジャガイモの種です)が着いたりして~
コナフブキ種子

次回散布予定は、今年初めての体験農園のお客様を迎える直前~
無散布スペースを造りながらなので、もちろんドリフトも気をつけながらの神経を使う防除シーズンに突入です。

試し堀をしてみると~
我が家では既に、新ジャガを肉じゃがでいただきましたが、まずまずの大きさ♪
チビジャガも農夫達の期待とともに、土の中でスクスクと大きくなっているようです。




エゴグラフ
7/7
福祉行政に思う~

昨年12月から、民生児童委員をしています。
農政も教育行政もままならないのですが、福祉行政もまた色々と難しい…
しかも、ド新人ド素人なので研修機会は出来るだけ受講しようと、今回は新人の専門研修に参加しました。
民生委員資料

講演で北星大学の教授がおっしゃったことが印象深く…
「~地域福祉のコミュニケーションをポイント化して、比較してみるとポイントの高い地域…つまりコミュニケーション力が大きい地域ほど、犯罪、自殺件数が少なく、出生率が高く、こども達の学力も高い…という研究データーもあります~」

地域がゆえに、泥臭くきれい事ですまされない社会福祉も、トータルな支援と協働と役割分担から、その“わずらわしさ”を“安心”に昇華させ、希望のもてる地域福祉を築いていくためにも『民生児童委員』の役割は重要で、戦前、補助機関から戦後、協力機関としてなる民生児童委員組織も、個人の尊厳を守り、真に地域住民の立場に立って、行政に意見具申出来る相談支援こそが『民生児童委員』活動に求められているものです…

…と、いうものでした。

例えば『民生児童委員』のところは、色々な言葉に言い換えられることが出来るかも知れません。
『町内会役員』…、『PTA役員』…、『社会推進協会役員』…
我々の業界だと『JA役員』…、『農業委員』…、『農事組合役員』…、『指導農業士・農業士』…とかとか…

いわゆる、限界集落(65歳以上の住人が50%以上を占める集落)にあって、一人何役は今の時代当たり前ですが…
たとえば、若者が多い都市部であってもコミュニケーションが希薄であれば安心して暮らせない…(知らない誰かに、突然命を奪われたり~)逆な意味の“限界集落(限界都市)”現象があったりするのかも知れません。
結局どれもそれもそこをなんとかするのがコミュニケーション力から培われる“人間力”であることは間違いのないことなのでしょう。
その“人間力”を鍛えるために、これからは少しお節介にならなくてはならないのかも…
(お節介~するのもされるのも苦手なのですが…)

眠たい午後からの講義は『カウンセリング』の実践で、先ずは被相談者(民生委員である私たち)自身がどんな人間なのか?~の、エゴグラフという診断をしました。

私は、「理性的、合理的で明朗快活な活動家」タイプでした~
裏を返すと「打算的で冷たい自己中心的なヤンチャ坊主」タイプだそうです。
当たっているでしょうか…???




育み拓く聖鍬のこころ
7/6
焼けるような農大祭~
農大正門

7/1、農大生達がヒアリングにきました~

5年ほど前から道立農業大学校の研修生を受け入れていますが、昨秋受け入れたアキヒロ君とその仲間達3名と引率の先生が来られて意見交換(レクチャー?フリートーク?)をしました。

北海道畑作、原料型作物の生産者の場合だと…と、前置きをして~
「これからは、誰かに任せていたものを自らが取り組むことが必要だよ。原料型作物は食卓までの距離が遠い…でも、皆知らずのうちにメイドイン北海道、メイドイン十勝、メイドイン北見のそれを食べている…やるべきことをやり、言うべき事を言う!俺達はけしてしょぼくないんだ!~を、言うのであれば“納税者”にそのことを生産者の体温と目線でわかりやすくしっかり伝えなくてはダメ。そのための手段はこの時代たくさんあるよ…工夫しながらやってみてよ!」

若いってやっぱり羨ましい…
やり直したいなんて思わないけど、戻れるものなら君らくらいの歳に戻りたい~なんて、彼らの前でつぶやいたら、ヒラリーに
「やり直したいですってー?」(←だから、そんなこと言ってないじゃん~)
なんて、突っ込まれました…

「大きな制度改変で、夢や希望をもって農業ができない時代になってきたね…でも、そんなものに正面から向かい合って新時代の逞しい農業人になって欲しい!」
地域貢献のこと、プロジェクトのこと、父をこえること、結婚のこと、WTOのこと、プロ農業のこと、経営設計のこと…
色々とお話をさせていただきすっかりいい時間に~

別れ際、アキヒロ君が
「農大祭がありますのでぜひ来て下さい。」
と、プログラムとご案内をいただきました。
農大祭しおり

当日は焼けるような日射しのなか、盛りだくさんのアトラクションに若者達の声がキャンパスに、こだましていました。
農大祭ステージ

会場内で一昨年、研修で受け入れたコウちゃんと待ち合わせ~
コウちゃん家の観光農園用の丸々のイチゴを箱いっぱいに持ってきてくれて、ひら農園の新ジャガと交換。
「毎日が勉強ス!」
と、はにかみながら笑う日に焼けた顔と腕に逞しさを感じ、
「がんばれ!がんばるべや!」
と、二十数年前の自分をそこにだぶらせてのまるで自身にエールするように…
当時の面影もない見違えるような母校のキャンパスをあとにするのでした。




光る表現
7/5
「少年の主張」十勝支庁地区大会~

「PTA会長もぜひ…」と、中学校から案内を受けて十勝支庁講堂で行われた『少年の主張』をみてきました。
少年の主張

新得町は例年、新得中学校と屈足中学校の輪番で参加しているとのこと。
トムラウシ中(小)学校もあって、町内で予選会もきちんとやっているのに…?
…それはそれ、今年は屈足中学校が当番~!

町を代表しての発表者を応援に、午前中の汗ダクの草刈りを一区切りさせて19名の中学生達の主張をしっかり聞いてきました。

!!!
素晴らしい!…の、ひとこと!
(う~む…これと比べると、JA青年部の主張はちょっとしょぼいかも…)
まず、表現が清新です。
おもわず、ネタ帳にメモしてしまいました!

世界平和を訴えた生徒は~
単なる募金も“小さな額のお釣りだから…”とか“小銭だからいい…”では“偽りの優しさに”なってしまうのでは?~『その優しさが』

級友がいじめをうけているのを勇気を出して行動した生徒は~
その級友から“ありがとう”の手紙をもらい“ありがとう”と思ったこと~『ありがとうにありがとう』

言葉により人を傷つけてしまうことに気づいた生徒は~
“言葉はいのち”…母を傷つけてしまったことを反省し、優しい言葉の大切さを知る~『人と言葉』

原爆、沖縄戦の歴史教育から学んだことを主張した生徒は~
“最後に皆さんに質問します…『沖縄』と聞いて何を思い浮かべますか?”と突き刺さる言葉で最後を締めくくった~『消せない事実』

家族愛から命の尊さを訴えた生徒は~
幼少の弟の難病に立ち向い“生きる強さは簡単に奪われない!”と、心の奥底にズゥンと響くフレーズが印象的~『命の重さを感じて』(最優秀賞)

家族のこと、いじめや友達のこと、命の尊さや言葉の大切さ…
大人と子どもの境界線にあって、悩める思春期に、ある時は等身大の…、またある時は少し背伸びをして、5分間の中に精一杯の自分を表現している子ども達に感銘をうけました。
(扇子は持っていきましたが、ハンカチを忘れていきました…→次女いわく/父さん、泣き虫だからな~)

発表が終わり、発表者のお母様がご挨拶に来てくれました。
「お仕事で忙しいでしょうに、わざわざ有り難うございます。」
「いえいえ…、実は長女も少年の主張に2回ほど出させていただいたのですが、都合がつかず私は見てあげられませんでした。ほんの、罪滅ぼしのつもりですよ…」
最優秀賞

応援に行ったつもりが、逆に大きなエネルギーをいただいたような気がします。




改造6頭口
7/3
暑いさなかの、ふさがった畦の草退治に~

乾燥気味でも、そろそろビートの株間にいやらしい雑草達がはびこってきました。
そこで登場~根際散布のアタッチメント!
H4年の自作の根際用竿は15年をすぎても、しっかり働いてくれます。
ビート根際セット

見た目はガッチャイですが、意外と使い勝手が良くて、しかもしっかり薬効も効きます…ところを見ると竿の角度や長さも調度良いのでしょう~
以前は既存スプレアーに市販のアタッチメントをつけた専用機を、三件共同で使用していましたが甜菜の面積が増反してきたのと、スプレアーが800リッターで10畦仕様で効率が悪かったので後継機にアタッチメンテッドしてみました。

当時、JAの整備工場に通うこと2日間…
特に、雛形になるものがなく“テキトー”でしたが、できあがってみれば何とかなりました。
1300リッターのスプレアーに14畦仕様~
100間(約180m)を3往復に畦枕分の散布能力…条件が良ければほぼ、一日で完了します。
工夫は噴口の角度と形状~
カニ目プラス単口の対称…つまり、一畦分が6頭口。
これで、マルチプルにしっかり薬液がかかります。(20気圧で10a当130リットル程度)
根際アーム

効率が上がり、その上しっかり効く…良いことだらけですが、弱点は竿の取り付け、取り外しにそれぞれ1時間…
一度つけると、外すまではやりきらなければなりません。
だから、作業はピンポイント!
前後の天気に精度が左右されるので、週間予報を見つつ、他の作物の防除作業を勘案しつつほぼ例年並の出番になりました。
根際防除風景

除草剤は2種混用~レナパックとハーブラック
タニソバに良く効いて薬害もそれほどでもありません。
根腐れ防除にはモンセレン
新剤のリンバーは今回は見送りました。
ヨトウムシはまだ発生していないようです。
卵はあったようですが…
やはり、5月の低温が害虫たちにも堪えているようです。

…と、次回の防除タイミングを思い巡らして、雑草が死んでくれますように…
祈りつつ、ヒラリーの抜き草陣達に感謝の心で手を合わせるのです。




うわさのガジャイモ~♪(その5)
7/1
シリーズ:ジャガイモの好きな人には悪い人はいないようです/防除編2~

馬鈴薯の第一花房も、今が花盛り~
コナフブキ花房

しかも、今日はウルトラバイオレットシャワーな日照力!
油断をすると、またまた火傷してしまうかも…
ウルトラバイオレットシャワーなコナフブキ

澱粉原料用のコナフブキは調度良い出来具合です。
疫病にはわりと強い品種ですが、油断は禁物!
あとの作業もあるので、引っぱりきれず(間を空かせず)、きっかり一週間間隔の2回目の防除です。
レッドムーン花房

体験農園用の食用品種は4種類ですが、レッドムーンはちょっと出来過ぎた感じがあります。
心配…
紅い月と小麦と日高山脈

でもでも…
もうすぐ、チビチビでも大地の味が濃縮した~ツルリンホクホクした新ジャガが食べられそうです!
北海道のジャガイモファンにはたまらない季節がすぐそこまで来ています!