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ひら農園

Author:ひら農園
ようこそ、「農園日記」へ
北海道、十勝の新得町屈足地区で農業を営んでいます。
作物たちの成長や農村の暮らし、農園の四季を綴っています。

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北の農園日記
北海道十勝のこだわりのジャガイモ・とうもろこしなどを栽培し、産直販売や観光農園、農業体験も行っている、ひら農園のオーナーが日々の農園の様子をお伝えします。
あわゆきがごとく
10/7
雪虫が飛ぶ季節になりました~

ちょっと暖かな秋でも、今年もやはり時期になったら飛び回り始めました。
雪虫…
ゆきむし
北は初雪を迎えるこの時期、暖かく風のない日にフワフワとまるで雪のように綿で包まれた小さい虫が飛び交います。
実はアブラムシの仲間で、冬の間の寄生木であるヤチダモに、集団でお引っ越しをしているところ…
白い綿状のものは、体から分泌する蝋物質で何かのかげんで取れてしまうと死んでしまう儚い妖精のようです。
我が農園のまわりにはヤチダモの大木があるので、お引っ越しのピークになると幻想的な情景にでくわします。
降っては消え、消えては降る初冬の季節を前にして、雪虫は何か農夫達のこの春からの土への想いを淡雪のように漂わせているようで…哀愁があるのですが…

現実は、この辺りを境に、収穫作業も最終コーナーに突入!
雪虫は、本物の白い奴らがすぐそこまで来ている合図でもあります。
(タイムリミッターON!?)
そんな少しの焦燥感も相まって…

じゃじゃ馬なポテトハーベスターと格闘している間に、見渡すと屋敷木として移植してから5年の桂の木も黄金色の盛り~
かつら

十勝川対岸のガンケの紅葉も、心なしかオータムカラーが増したようになってきました。
紅葉ガンケ2

季節の歩みを進ます雪のような虫達に、背中を押されている農夫達の想いで、秋が一層燃えているようにも見えます…




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思いは 招く
10/5
PTA全道研究大会に参加してきました~

新得小学校の教頭先生と芦別市で開催れたPTA全道研究大会に前日から参加してきました。
PTA全道研究大会しおり

10/4は分科会…
色々な悩みを持った会員がそれぞれの立場から話題提供をされていました。
やはり、地域の教育力と学校教育の濃密で能動的な関係は、これからの地域社会や少子化の今、最も求められていること…と、あらためて認識したしだい。
ただ、せっかくの地方都市開催(しかも旧産炭地)なので、地域と産業と教育を解題したもう少し深いプレゼンがあってもいいかなぁ…と、思いました。
(今月、来月とPTA事業が目白押しなので、想うところの詳しくはまた後日~)

本大会は、地元子ども達の勇壮な和太鼓演奏から始まりました。
PTA全道研究大会たいこ
当地、屈足にも“夢太鼓”がありましたから小学校が閉校する前、子どもも大人も地域の人達も巻き込んで生涯学習に取り組んだことが蘇ってきました。
やはり、和太鼓っていい…!!!

講演は植松電機専務の植松氏による『思いは 招く』というご講演~
PTA全道研究大会
色々な方のお話を聞く機会がありますが、植松氏のお話は笑いあり涙あり…共感共鳴するところたくさんあって、久々にその講演内容や講演テクニックに「うまいなぁ~!」と、嫉妬してしまいました。

実は、来月15日に新得町で行われる“町P連研究大会”にお招きしている講師でもあるので、先発偵察して参加誘導をはかる…というのが町P連副会長の自身に課せられた隠れミッションでもあったのですが…
そこで、ひねり出したアナウンス文が以下~

『無限に広がる大宇宙…
そんなナレーションから始まる冒険アニメーションが30年以上前に放映されました。
当時のこども達や若者を魅了して止まなかったのは、たぶん…彼らの“夢”もまた、銀河の星のごとくまさに無限に広がり、輝いていたからだと想います。
そして…
そのこども達はいま、大人になり夢を語らなくなりました。
「どうせ無理…」と、自分のこども達の“夢”さえも枯らしていきます。
社員十数人の電機会社の“植松専務”のお話は、そんな「どうせ無理…」に立ち向かう勇気と、鋼のハートを与えてくれます。
明日のためにある今日をどう生きるか…?笑いあり涙ありのお話からこども達の未来を一緒に考えてみませんか?』

たくさんの方に聞いて欲しいお話です!