FC2ブログ
プロフィール

ひら農園

Author:ひら農園
ようこそ、「農園日記」へ
北海道、十勝の新得町屈足地区で農業を営んでいます。
作物たちの成長や農村の暮らし、農園の四季を綴っています。

カレンダー

02 | 2009/03 | 04
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

最近の記事

最近のコメント

月別アーカイブ

カテゴリー

北の農園日記
北海道十勝のこだわりのジャガイモ・とうもろこしなどを栽培し、産直販売や観光農園、農業体験も行っている、ひら農園のオーナーが日々の農園の様子をお伝えします。
焼肉『平和園』と相棒の万歩計
3/29
だって好きなんだもん~

今日は今月最後の”総会”って名前がつく会議…新得町剣道連盟の総会です。

たまたま、屈足(くったり)地区の会員が多いので、久々の地元の焼肉屋さんが会場です♪
ちなみに「焼肉 屈足 平和園」は、有名な帯広市内にある「平和園」からのれん分けした、こんな田舎でも老舗で人気の焼肉屋さん♪
愛用の鉢巻きタオル

実は…
楽しみは楽しみなのですが、すこし前に先月のメタボ検診の結果通知で呼び出しがかかり、いや~な宣告を受けてしまいましたが、特に”GTP”が桁違いの数字!(驚)
ちょっと笑えない…レベル!
12角形のグラフのレッドゾーンを飛び出しています(驚)
先月、検診前週の東京~札幌~東京が肝臓をフォアグラにしているみたいです。
飲みすぎ…食べ過ぎ…運動不足…

保健婦さんはニコヤカでとても感じがいいのですが、目は笑ってなくて
「精密検査の案内ですからね~♡」
と、変な書類を渡されています…もちろん、万歩計も~
(←とうとうそんなレベル…歩け!歩け!なんて…)

足りない消費カロリーはしかたなく…茶の間でエアロバイクトレーニングの復活(H17のジュネーブマーチトレーニング以来)です!

万歩計…
万歩計

最初は煩わしくて、トイレに落としたり(大の時←保健婦さんごめんなさい~)色々ハプニングがありましたが、ところが今や可愛い相棒と化していますwww
ちなみに、万歩計~どれくらい優れているのかというと就寝時、パジャマに着けて例えばヒラリーとベッドで仲良くしたりしたら、それもちゃんとそれなりにカウントするらしい…
(そんなところまで、保健婦さんきちんと保健指導してくれるらしい…)
(「そんなこと保健婦さんに聞くなんて、バッカじゃないの!」(怒)~byヒラリー)

でも、でも、ジンギスカン大好きなんです…平和園の♪

ユッケも…♪
ユッケ

レバ刺しも、ミノも…♪

もちろんビールも…♪

「食育が大切!」って、声高に叫んでも”GTP”がその数値じゃ説得力無いかしら?
不健康で不摂生な生産者が作る農産物って説得力無いかしら?

万歩計の数値は冷徹すぎるほど寡黙です…




スポンサーサイト
なごり雪にあしあと
3/25
屈足南小学校・屈足中学校合同送別会~

今日は転勤する先生方の送別会。
初めての中小PTA合同の送別会です。
送別会しおり

マネジメントは小学校で~中学校のPTA会長は万歳三唱でしめくくる役目でした。

……………

大変名残惜しいのですが、お時間となりました。

ここにきて順調に融雪が進み、畑のあちらこちらに土塊の香りを感じる季節になりました。
北に向かうハクチョウたちも“カウ!カウ!”と鳴きながら(ハクチョウなのに…)屈足の上空を飛び交う新しい春がすぐそこにあるようです。
それでも、あの鳴き声がどこか物悲しいトーンに聞こえてしまうのは、その新しい春は同時に別れの季節だからかもしれません…

そんな新しい春を転出する先生方の背中を押す想いで、言葉が多くなるのを了としていただきたいと思います。

山本校長先生…
赴任されてから、本日のような中小PTA合同事業に際し的確に、適切にアドバイスをしていただきました。
「無理せず出来るところから…でも、やれるところはしっかりやりましょう!」
そんな助言に当時も、今もPTA役員はどれほど救われたか分かりません。
まさに、新しい種を植えていただきました。今ようやく芽が出かかったところですが、それもまたしっかり育てていくのは私たちの役目だと思っています。
退職ということで、たくさんの教え子、かかわった地域をこれからはそっと見守っていただき助けていただきたいと思います。
ありがとうございました。ご苦労さまでした。

濱田先生…
屈足小学校の閉校年、最後の卒業生の私の長男の担任をしていただきました。
語り明かせば、一晩では足りません…
お聞きしたところ、退職まで3年、転任先の新得小学校で終えられると14年…教員生活の実に三分の一以上を、この新得で子どもたちのために尽くしていただきました。
本当に、ありがとうございました。
でも、近いので…お目にかかれることがあると思いますが声をかけたり、かけられたりして今まで以上に楽しいお付き合いができることを願っております。

高橋先生…
実は私…ひそかに、親近感があったのですが、ヒラ家が小学校を卒業したとたんすっかりおやせになって…女力(おんなちから)を磨いたようです。
新任地は大規模校だということで、激務でしょうがお体に気を付けて…ぜひ、白馬の王子様に巡り合えることを御祈念いたします。

辻先生…
今日はお父様がお亡くなりになられたということで、欠席ですが大変驚いております。
ウィンターシーズンは道新、勝毎のスポーツ欄にスノーボード競技にお名前を拝見することがありました。一層そんな得意分野を活かして、新任先でも子どもたち、PTA保護者に愛される先生でご活躍されることを期待いたします。
エールを送るところです。

神谷先生…
養護の先生ということで、個人的には学校給食協議会のテーブルで席を同じにする機会がありました。
私の生産者という立場からも“食育”に対してのよき理解者として、大変信頼しておりました。
退職ということですが、当地に住居をかまえていますので今後は地域のために、また食育推進のために色々とご相談させていただきたい、そしてご助言をいただければと思います。
長い間ご苦労さまでした。ありがとうございました。

森下先生…
実は個人的に謝らなくてはならないことがあります。
授業中、紙飛行機を飛ばして先生の頭にぶつけたのはうちの愚息です…
先生が大切に育てていた金魚を死なせてしまったのも、うちのグソ…そんなお話はまた二次会でいたしましょう。
たいへんお世話になりました。

小さな芽逞しく


さて、私もたくさんの出会いに支えられ、素晴らしい言葉を知ることができました。
教頭先生からは、「転勤族は“風の人”、地元の人は“土の人”」という言葉を教えていただき感銘を受けたところです。

土着の土の人は土の人らしく、大地に根付き心を一つにして風の人を送りだしたいと思います。
僭越ですが、ご指名を受けましたのでご唱和下さい。
北の大地の万歳で締めくくりたいと存じます!
私のやるとおりに…私のやるとおりに…私のやるとおりに…
(おー!とか、よし!とか合いの手を入れていただいて!)

かまえて!(みなさんかまえて!かまえるまでやらない!太ももがプルプルするまでかまえて!)

山本校長先生!ありがとう!
(ありがとう!)
濱田先生!ありがとう!
(ありがとう!)
高橋先生!ありがとう!
(ありがとう!)
辻先生!ありがとう!
(ありがとう!)
神谷先生!ありがとう!
(ありがとう!)
森下先生!ごめんなさい!ありがとう!
(ありがとう!)
屈足南小学校PTAがんばるぞ!
(おー!)
屈足中学校PTAがんばるぞ!
(おー!)
いいか!
(おー!)
万歳!万歳!万歳!

ありがとうございました♪

……………
なごり雪の足あと

二次会の帰りはなごり雪…
子どもたちの恩師の足跡が、私たちの胸にもしっかり刻まれていきます。

お世話になりました。
どうかお元気で…
また、笑顔で再会できますように…




牡丹餅これでもか
3/21
春は漉し餡、秋は粒餡…牡丹と萩…ようは“アンコロモチ”~

木曜日(3/19)に帯広で私的な飲み会があって、運転免許取りたての長女が三連休だからと、ヘベレケの親父を乗せて帰ってきてくれました。
そこで昨日、その長女とヒラリーはお彼岸だからと牡丹餅作り♪
牡丹餅

それぞれにそれぞれの作り方があるのでしょうが、ヒラリーの実家で“これでもか!”と、美味しそうな、美味しそうな、美味しそうな牡丹餅をたんまり作ってきてくれました。

小豆はエリモ、もちろんmadeインひら農園!
砂糖はビートシュガー、madeイン十勝!
半殺しのもち米とうるち米は、もちろん道産米!

ちなみに春のお彼岸は牡丹の季節(北海道はまだまだだけど~)
秋のお彼岸は、萩の季節~だから、“牡丹餅”に“オハギ”
オハギの季節は小豆が新物なので、皮が軟らかいからその風味を活かすために“粒餡”
牡丹餅は年を越した小豆で、少し皮が堅いので“漉し餡”で舌触りよく~
そんなのが通説のようですが、小豆も今では保存状態も良くなって大粒系の大納言なんかは、皮も美味しいので、それなりの老舗和菓子屋さんが出している牡丹餅&オハギで粒餡の場合はかなりこだわった材料で、しかも技術度の高い商品が多いかもしれません。

特に4人兄妹の中でも長女、餡子物のスィーツが大好き♡♡♡
遺伝?…私も大好物というわけではないけれど、この時期の牡丹餅にはやはり特別な想いがあったりして…

中学生の頃からの春休みのビートの土通し~
祖母の作る牡丹餅は、お砂糖は控えめでもそれはそれなりに御馳走でした♪

冬と春の季節を分ける区切りの時は、スポーツイベントも盛んです。
春の高校野球…大相撲の大阪場所…そして今年はWBC♪
甲子園の放送をラジオで聞きながら、ハウスの中で汗だくの土通し~を、思い起こして、当時のスタープレーヤーも球界を引退する歳になってしまいました。

選抜高校野球の開会式を見ながらの牡丹餅…
甘いものをニコニコして食べられることは、実はとても幸せなことだと思うのです。

大地の恵みのズシンとした甘さが、五臓六腑にしみわたっていきます♪




温室育ちだけれど~

3/18
小さいビートの芽が揃ってきました~

先々週播種したビートの芽もすっかり揃いました。発芽揃といったところでしょうか♪
発芽期

そろそろ2回目の立枯病の防除をしたいところ~
小さい芽

今シーズンは日中の温度が高くならないかわりに、夜温が極端に低くならないので、ボイラーの灯油もそれほどたかないで済みそうです。

考えてみれば、就農する前の“種おろし”、ちょうどお彼岸のころ、春休み期間中~
6戸共同の作業で、一軒から2人の手間買い。
一服のおやつに牡丹餅がでてきたりして…

父と母が他家の種おろしに出ている間、ラジオで公立高校の合格発表を聞いたり、春の高校野球甲子園選抜大会を聞いたり、大相撲の春場所を聞いたりしながら学生の私はハウスで一人、スコップ片手に汗だくで土通しをしていました。

就農してからも、ちょうど小学校の卒業式前後が作業のピークでしたから、PTAにかかわるようになってからはやりくりに苦労したことを覚えています。

JA青年部の役員になってからは、十勝地区青協の総会が10日ごろでそれが終わってから播種作業に取り掛かる盟友が多かったのですが、10年ほど前から早期播種の生産者が目立ってきました。

おそらく、育苗期間を確保することを目的に、育苗・ハウスツールが充実したことも播種作業が早まったことを助けています。

たとえば、ボイラーや懐の深い大型ハウス。
ボイラーは夜間のみの使用で実質、1か月稼働しないのですから勿体無いと言えば勿体ない…限りある化石燃料資源を使ってまで、しかも燃料代も安くないのに…
でも、大型ハウスはビニールを通年かけっぱなしですから、大雪対策でボイラーの威力を発揮します。
(特に今シーズンは週末ごとにドカ雪!)
単に、ドカ雪対策ならジェットヒーターで代替え可能ですが、ダクトからの送風機能など均一で健苗を育てるのに技ありだと思います。

大型ハウス内の空気は温まりにくく冷めづらいので、温度管理もイージーになっていると思います。
トラクターや作業機も大型化~そんな、規格に合わせつつ手作業や腰の痛いスコップ仕事はずいぶん軽減されてきました。

さらに、潅水機は近年の育苗管理において大ファインプレーヤーです。
ボタン一つ、“ポチットな”でオートマチック♪
苗枯病防除も、除草剤散布も(ちょっと技を使いますが~)、成長調整剤も(スミセブンの存在も長期育苗を可能にしています~)、液肥も、もちろん普段の潅水も精度も高くなり、何より“お水仕事”から解放された快適感!
特に年度末、年度初めを控えて農作業以外にパタパタしている者にとって非常にありがたいツールです。
散水システム

育苗技術~世界の甜菜耕作地域からみて厳しい条件の下、開発されていまや北海道のシュガービートの生産水準は世界のトップクラスです。
そして、そんな楽した分だけ一戸当たりの栽培面積も右肩上がりです↗

温室育ちの小さくてかよわいビートの赤ちゃんですが…

5月の連休ごろ、畑に定植される頃はけっこう逞しくなっていたりします。
逞しく育て、同時に農夫たちは育てられていたりして…

ビートを定植する予定の融雪剤をまいた畑の雪が、目に見えて少なくなっていく新しい春です!




泣き虫の家系

3/13
第61回 新得町立屈足中学校 卒業式~

今日は中学校の卒業式
PTA会長なので祝辞の出番があります。
中学校卒業式

……………

『祝辞』

 春の光が日に日に増して土塊の胎動を感じる季節に、今日のこの日を迎えることとなりました。
 
 卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。

 いま、こうしてあなた達を見ていると、その旅立ちの姿にたくさんの想いがあらためて綴られていきます。

 三年前、杉山先生と一緒に私の農園で農作業体験をしたことを覚えていますか?

事前学習で君たちが用意した質問の中に
「農業を好きになった理由はなんですか?」
と、いうのがありました。
 出来るだけ魅力を失わないように身軽でいたいと考えている一方で、古い荷物を捨てきれないでいるちょっとくたびれた大人には、ドキリとする質問でした。
 
 後日、杉山先生にお手紙を託し、好きになった三つの理由を答えます。

ひとつは、やりがい、生きがいを感じるから…
ふたつ目は、自然と向き合うことで“生きる”ことを実感するから…
そして、三つ目が、「好きになってしまうのに理由なんかない」から…
“好き”という感情は、「見えないものの存在に突き動かされてしまうこと」~だと、表現する人もいます。

 君たちもまた、そんな目に見えないものに支えられ、育まれてきました。
そして、君たちを突き動かしているものの中で、この中学校の三年間でたくさんの“好き”というものに巡り逢ったはずです。

想い出して下さい
春の恵の豊かさを…汗と涙を流しあった体育祭
最後まで、最後まで…駆け抜けたグランドは、君たちのことをけして忘れません。

想い出して下さい
夏の雲湧くきらめきを…勝利と悔しさをチームメイトと分かちあった部活動
君たちの背中を、輝きを…後輩達はきっと受け継いでくれるはずです。

想い出して下さい
秋を彩る美しさを…一人一人が主役だった文化祭
迷いながら、悩みながら…取り組んだもの先に手に入れたものは、君たちを一回りも二回りも大きく成長させました。

想い出して下さい。
冬のシバレのりりしさを…それぞれの進路の想い
新しい春の旅立ちを前に、背中を押し、励ましてくれた父、母、家族、先生達、仲間…その暖かさを

そういうものに、あなた達は育まれ、見守られ、愛されてきました。

今この時を皆さんの土壌にして、可能性という種を植えてみて下さい。
 あなた達が愛情いっぱいに育てられたように、これからはあなた達が自分の未来をその若さと、逞しさで育てていかなくてはなりません。
そしてあなた達がこれから動かそうとするものに、巡り逢えることを願っています。

 卒業生の保護者の皆様には、あらためてお祝いの言葉を贈りたいと存じます。
 皆様には、本校PTAの事業に特段のご理解とご参画に長年にわたり力を注いでいただきました。今後とも変わらない愛情でこの地域の学校教育を共に考えることに、今少しの力をお借りしたいと存じます。

 最後になりましたが、校長先生をはじめ教職員の皆さんには、子供達の陰となり、日なたとなり、時には横にいて、あるいは後から支えていただき、まさに日々育むことに多くの力を注いでいただきました。ありがとうございました。
この巣立ちの時を見送る私達と、子供を介しその絆を共有できることの素晴らしさを、今更ながら噛み締めております。

 結びに、本日のこの旅立ちの時が皆さんの希望ある未来と、新たな可能性を創造する出会いにつながりますことをご祈念申しあげまして、はなむけの言葉と致します。

 本日はおめでとうございました。

……………

昨年に続き、お気に入りの「想い出して下さい…」のフレーズをしかけました。
(まぁ~、合格点でしょう♪)

さて、さて、卒業生に贈る言葉…1年生は末娘、生徒会長で2年生の次女
ひら家総出演~

「お父さん、話長いし泣き虫なんだから…恥ずかしいから泣かないでよ!」

なんて前段でクギを刺されていましたが、どこにスイッチがあったのか、末娘は最初の2フレーズは無難にこなしたものの、あとは号泣(驚)
しかも、結構長いし…一度、深呼吸すればいいのになぁ~

なんとか終らして、生徒会長の次女…も(驚)?
しゃくりあげる始末(あ~あ…)

しかも、部活でお世話になったキャプテンに集中攻撃

「…基礎から優しく教えてくれました。同級生がいない中、前の3年生が引退した後はひとりで私達をひっぱってくれて…それに、練習相手が下手だった私達しかいなかったので思い通りの練習ができなかったりと…苦しい思いや辛い思いをさせてしまいました。でも…私達はここまで来ることができました。本当に…感謝しています…」

もー、キャプテンの“アカネ”ちゃん、号泣…バトミントン部みんな号泣…

全校で歌う式歌は「手紙」

素敵な卒業式でした♪

でも…泣き虫の家系のレッテルを貼られてしまい、たぶん卒業式の“お仕事”はまわってこないでしょうね~娘達…

涙腺が弱いのは遺伝?でしょうか…

春がまた一歩、近づいたようです




座談会
3/9
託す想い~

今日は北海道新聞のオファーをいただいて、農業者の卵たちと座談会♪
母校の農大は当時とは見違えるほどの、モダンなまさにキャンパス(驚)
(羨ましい…)
農大キャンパス

実は道立農業大学校、前身は軍馬補充部という、いわゆる戦時下の軍需補給基地。
在学中は、居ないはずの馬のいななく声が夜中に聞こえたり、学生たちの集合写真に知らない誰かが写っていたり…色々な意味で、ちょっと不思議な学校でした。

でも、同じ夢を持った仲間達の同じ釜の飯を喰った2年間の思い出は、卒業して四半世紀になろうかというのにすぐそこにあります。

「入寮時、同室の先輩に言われた言葉…
 『俺たちは、農業を志してこの学校にきたという同じ目的を持ったいわば同士なのだから、一年くらい早く生まれたからといって、必要以上に先輩面することはないし、最低限のけじめさえあれば後輩だからといって遠慮することはないんだ。』
農大イズムというか、聖鍬魂を感じ取ることができました。そしてこの時、人と人とを結び育むことの根幹を体得したようにおもいます。
いまでもそれは受け継がれていると思いますが…」

今春、卒業する学生さんと校長先生との4人でそんな話をさせていただきました。

「地域に貢献できる農業青年になりたいです!」

本当に…本当に、そうなってほしい!!!

「地域が疲弊し、枯れ進む中で若い君たちに託されるものは大きいよ!
父さんがやってくれる…組合長に任せていればいい…代議士が何とかしてくれる…
そんなんじゃなくて、そこを他人任せにしないで、君たちができる工夫と努力で農業に向き合ってほしいんだ!期待しているよ!」

「はい!」
「はい!」

新しい春の陽の力が、眩しいくらい…

道新帯広地方版に今月掲載予定だそうです。




フルキャストの種おろし
3/7
春を動かす甜菜の播種作業(私たちの業界では“ビートの種おろし”と言います。)~

先月末の土通しから一週間、苗床にしっかり灌水し…かけ土を通し…準備万端(?)でのぞむ甜菜の播種作業~なんとか無事に終わらせました。

3/5に作業機をセットして試運転。
3/6に悪天候の中、本格始動。
そして今日は、娘達の友人~中学生達にも手伝ってもらい総勢13名(内ひら家7名)のフルキャストの作業です。

例年だと、そんな子供たちをあてにして土曜、日曜で仕上げていましたが、今春は長女の部活卒業の謝恩会(3/7・観月苑)や従弟のご祝儀(3/8・北海道ホテル)があったりでやりくりしました。

まず、通した土が入っているパックを移動~
種おろしパック

“ペーパーポット”を“突起板”に展開して~
昨春も活躍してくれたサキちゃんが今年も母とセット…ちなみに一人の時は“展開機”を使用します。
種おろしポット展開

ベルトコンベアーから“土詰め機(北糖式)”にセットされた“ペーパーポット”に土を供給してつきます。
(~“つきます”→モーターがクランクをまわして『ドン!ドン!ドン!』と土を詰めていきます。)
種おろし土詰め機
種おろし土詰め出来上がり

“播種板”からビートの種(ペレットでコーティングしています。)を、おとして…
種おろし種板
種おろしビートの種

キャリアに移して…
(野球部中学生、大活躍!)
種おろしキャリアへ

苗床に並べていきます。
(高校生の長男の仕事…もうすっかりベテランの域)
(仕上げは父がちょっと邪魔する名犬シロと仲良く~)
種おろしシロ危ないよ

このあと、地温をあげて灌水~
芽を出すまで約一週間、畑への定植まで約50日…

新しい春に目が離せなくなります。




いってらっしゃい!いってきます!

3/1
勇気の翼広げて希望の風にのり この広い大空に夢を託して…帯広南商業高校卒業式~

札幌駅 7時03分発 “スーパーおおぞら1号”で向かうは帯広
今日は長女の卒業式です。

以前、中学校の卒業式の時、長女(在校生)が卒業生を送る会の司会をやる~っていうので、卒業生の親でもないのにこっそり見に行ってポロポロと泣いてしまい、娘から
「自分の子供でもないのにぃ~恥ずかしいからやめてよね!」
と言われてから、心の準備だけはして臨むようにしている卒業式…

この時期になると“泣き虫父さん”のレッテルを貼られて、それはそれであまり愉快じゃないですが年齢を重ねると涙腺が緩くなるのは仕方ないです~

娘が、平成の卒業式ソング「旅立ちの日に」を卒業生全員で合唱するんだ~と、言っていたので免疫をつけておかなくちゃ~と、“スーパーおおぞら”の車中、十勝晴れの日高山脈や白い大地を車窓に眺めながら鼻歌っていました…♪
(白い光の中に山並みは萌えて~)
あ…やっぱり感情入っちゃうなぁ~

帯広駅
ヒラリーが車で迎えに来ています。
ちょっとギリ?大丈夫!無事会場へ~
長女卒業式

吹奏楽部の生BGM…いいなぁ~
PTA会長の祝辞、ノンペーパーだ!すごいなぁ~
送辞…凛として素敵だなぁ~
答辞…娘のクラスの男の子だぁ~「卒業生全員起立!皆さん!ありがとうございました!ありがとうございました!」カッコいいなぁ~泣かせるなぁ~

司会
「卒業生から式歌、“旅立ちの日に”を合唱いたします。」

ピアノのイントロ…
“泣き虫父さん”→号泣(涙・涙・涙…)
(ダメだった…男たちは、ないた…/プロジェクトエックス・タグチトモロオ風ナレーション)

結局、免疫なんてできないです…

最後のホームルーム

担任の先生
「いつでもあなた達を見守っているから!さよならではなく旅立ちの挨拶をしよう!」
最後の起立…礼
担任「いってらっしゃい!」
全員「いってきます!」

(泣くしかないし…そういうの違反だし…あ~また、娘とヒラリーに”泣き虫”っておこられるぅ)

今!別れの時 飛び立とう 未来信じて
はずむ 若い 力信じて
この広い この広い
大空に♪

十勝晴れの大空と真っ白い大地は、どこまでも…どこまでも、広いのでした…




同窓会
2/28
春を前に懐かしいメンバーと~

今日は道青協の平成16、17年会(通称:平和の会)と19年会合同の同窓会。
ススキノで♪

先週の東京2往復の間にお会いした人もいれば、何年ぶり!という方もいて懐かしいメンバーで大盛り上がり!
(しかも会場はほぼ貸し切り状態~はじける元お兄ちゃん達にお店の方にはずいぶん迷惑をおかけしたことでしょう~ごめんなさい)
ふるえるネオン

サプライズで、道青協第24代会長の某北野氏、同25代某谷村氏にもお越し頂いて(中原リクルートで♪)現役の29代越後会長までの6名の、まさにそうそうたるメンバーが勢ぞろい!
先週の霞が関会議のお土産などを酒の肴にして、柔らかい話も含めて熱く熱く語り合った次第♪

一次会中ごろに、それぞれに近況を報告しあうのです。

「役員引退して、ひきこもりになってしまいました~」
とか…
「大病をしましたがすっかり良くなりました!」
とか…
「新婚です♡」
とか…
「婚活中で~す」
とか…
「母校が甲子園に出ます!…寄付をお願いします!」
とか…
「おじいちゃんになりました(照)」
とか…
「娘が結婚することになり、今カッカしているところです(怒)」
とか…

楽しい楽しいひと時

私の番…
「明日、長女の高校の卒業式です。
進路を決めるとき、
『私はお母さんみたいには絶対ならない…と、思っていたけれどやっぱり農家っていいなぁ~と、思えるようになった…農家に嫁ぐにはどんなところに就職すればいいの?』
~と、相談されてホクレンだ!北農中だ!(←え~?ひらさんの娘さんと仕事するの?やりづらいな…by道青協元事務局)と、ヒントを与えましたが結局地元管内の某JAに学校推薦をいただいて倍率が高い中、なんとか昨秋内定をいただきました(喜)
JAマンとはお父さんたち農夫の汗と涙と大地にこぼす嗚咽から、その給料をいただいているのだから“組合員奉仕”を忘れずにしっかり努めてほしい…と、アドバイスしました。
私やヒラリーの背中をどんなふうに見ていたのかは分かりませんが、育つように育つのだな~と思いました。
そんな卒業式の前祝いに今夜は皆さんと痛飲したいです♪♪♪」

育つように育つ…
育てられるように育っていく…

懐かしいメンバーとの久々のススキノのネオンが、寒風に震えています。
私の…私たちの…新しい春はまだまだこれからです!