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プロフィール

ひら農園

Author:ひら農園
ようこそ、「農園日記」へ
北海道、十勝の新得町屈足地区で農業を営んでいます。
作物たちの成長や農村の暮らし、農園の四季を綴っています。

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北の農園日記
北海道十勝のこだわりのジャガイモ・とうもろこしなどを栽培し、産直販売や観光農園、農業体験も行っている、ひら農園のオーナーが日々の農園の様子をお伝えします。
王国崩壊

8/30
一方は勝ちすぎで、一方は負けすぎ~

大方の予想通り、衆議院選挙は民主党の圧勝。
もともと北海道は民主地盤が強固ですが、それでも小選挙区はワンサイドで民主完全試合の勢いでした。
投票所

でも、有権者の声で聞こえてくるのは心配や不安の声…

確かに大勝利ではあったけれど、むしろ自民党の大エラーでそもそも選挙の前からコールドゲームの様相だったのでは…

破壊者とまで言われた小泉さんからかわって、一年ともたない2世代議士の宰相たち…
信用も求心力もあったものじゃない!
しかも、“鬼門”とまで言われた我が所轄官庁の農水省。
自殺して、絆創膏はって、補助金を不正受給して、失言して…
日本型直接支払制度と銘打った経営所得安定対策が導入されてから、いったい何人の大臣が変わったでしょうか?変革のスピードを上げていく~なんてやっていたけど、大臣交替のスピードだけは加速度を増していきました。
“KY大臣”→今度も辞めちゃう大臣
それでは、霞が関だって満足な仕事ができるわけがないのに…次から次と…
もう嫌気がさしてきたところに、世界に配信された“お酒飲まれっぷり”のロレツ会見でトドメ

かわいそうに戦犯呼ばわりです。
王国崩壊

何が悪かったか?あれもこれもといったら切りがないけど、期待が大きかった(すくなくともあのモウロウ会見までは北海道で最初の総理大臣になれるかもしれない候補NO1でしたから…)だけにやはり言わずにはいられません!

まず、殿様選挙が問題です!
候補の名前が聞こえて選挙カーが近づいてくる…
応援しなきゃ!~と、老人会のおじいちゃま、おばあちゃまが会館から出て手を振ろうと思ったら、猛スピードで通り過ぎて行っただけ…沿道に出てきていたのは分かっていたはずなのに…
殿様選挙が永かったので、気が利いて機動力のある選挙スタッフが養成されていないのです。

それと後援会組織が金属疲労をおこしてグソグソ~
業界幹部や名士、地域の実力者が連ねる後援会組織は、それぞれにお互い腹に思うところがあってクリーンじゃない…あれでは若い人たちが寄り付きません。
なにより、後援会幹部自身が
「言ったって分からないんだから、一度痛い目に会っていた方がいいんだ!」
を平然と言い、真面目に勝たせる気などさらさらない感じです。

もちろん、本人が一番悪い!自分のまいた種です。
でも、だったら…そういう自覚があったなら、もっと他にできることがあったはず…
対立候補は毎朝、十勝大橋の袂で辻説法だそうですが、長男は高校までの約10kmをこの橋を通り毎朝自転車通勤で、手を振るたびに「いってらっしゃい!」と元気な声で応えてくれるのだそうです。
選挙権がない高校生にです…
そういう目線で、地域住民を見ていたでしょうか?有権者だって馬鹿じゃないのです!

投票数日前、DMが届きました。
やはり興味があるのか子どもたちが「誰に入れるの?」と聞いてきます。

お父さんは、農業で生計を立てているのだから、今回は純粋に農業政策の政権公約を見て決める…
こうなると、自民党だって褒められたものじゃないけど、民主党こそ筋は通ってないし穴だらけで、トンチンカン…いよいよダメ×
だからこの人
DM.jpg

と言うと、子どもたちはすごい形相で睨んできます。
(お願い…そんな毛虫を見るような眼で睨まないで…お父さんだって辛いんだよ…)

でも、ここ、大事です。
けして、民主党の政権公約に皆が大喝采して大勝利した~などとは思ってほしくないのです。
あっちに任せられないから…そんなネガティブな信任をとったに過ぎません。

業界もこれからの対応が難しい…
北海道は「農民連盟」という、いわゆる革新系の労働組織がありますから、政策議論は両にらみですが現場の声が骨抜きになってしまうようなら今度は別な角度で拳を突き上げなくてはなりません。
しかも制度設計者である霞が関との関係を“脱官僚”と掲げています。
良くも悪くもあの頭のいい連中たちを向こうに回して、官僚以上の眼と耳を果たして持ち合わせているのかどうか…?

もちろんそれを期待してのこの大勝利

でも、その期待が裏切られたら…

この国はどうなってしまうのでしょうか?
それでも、選ぶのは私たちなのですが…




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食べられるようになった!
8/28
クラブメッドサホロ サマーキャンプ打ち上げ~

今日は夕方からクラブメッドでサマーキャンプの打ち上げで、ゲストとして参加するディナー会♪
8年ほど前から当農園は、体験型サマーバケーションの一環として団体のお客様をクラブメッドから受け入れてきました。
そして家族・農園スタッフ一同は、打ち上げのたびに多国籍の美味しいお料理をいただいています♪
メインディッシュ
(はしたなくも写真を撮る前にあまりに美味しそうだったので…カプリ♪)
しかも、こんな田舎で~こんなインターナショナルな雰囲気を堪能できて夏の終わりをリフレッシュするのが年中行事になっていました。

搾乳体験やジャガイモ堀体験などを担当していただいたYOSIMIさんとヒラリーのツーショット
雪の妖精のようで素敵です♡
YOSIMI&ヒラリー
(雪の妖精…もちろん、YOSIMIさんのこと…ヒラリーはそれは、それなりに…)

楽しい会話で和やかなお食事…
でも、ちょっと不安なことが~
全世界に展開する地中海クラブ・クラブメッドリゾートでは、アジアの中で唯一のウィンターリゾートを抱えているサホロ。
主力は冬場なのですが、北海道の涼しい気候のサマーリゾートもそれなりにニーズはあったものの、他のマリンリゾートと競合してしまい、しかも折しもの世界不況。リゾート業界も不況不景気のあおりで、お客様の入り込みも大苦戦とか~
サマーキャンプ、続けていけるかどうか…なかなか難しいとのことでした。

食事の後のショータイム!
実はショータイムのネタは、小学校の学習発表会の時のPTAの出し物としてぱくったりしていました…(ごめんなさい)
なので毎回と~っても楽しみー♪♪♪
GOショーブラックライト
エンターテイメントとの奥の深さや、おもてなしに通じるものを垣間見たりしてずいぶん楽しませてもいただき、同時に勉強になるのです。

帰りがけに~
「記念に作ってみました~」
YOSIMIさんからプレゼント…ジャガイモをかたどった手作りタペストリー
ありがとうGO
「~トマトが食べられないのに何個も食べてくれた!」
「~野菜嫌いなのに、ジャガイモをおかわりできた!
「野菜ってこんなに美味しいんですね!」

お客様の中にはクラブメッドのリピーターさんが結構おられて、ひら農園の野菜たちのファンが少なからず~嬉しい限り♪

誰か何かしなくては、100年経っても相互理解することはかなわない…
そう想って始めた自己発信の手段、「体験農園」も不況の波には勝てません。
もしかすると、そんな事業もそろそろ曲がり角に来ているのかもしれません~
でも、それは次のステージに向かう新たな試練、ステップと捉えれて更なる工夫が必要なことを能動的に楽しみたいです。

「美味しいですね!」
~の笑顔を励みにして、打ち上げの夜は更けていくのです。




夏の終わりのロール
8/27
今年のはちょっと大きいロール!今年も活躍したロール!…ごくろうさまでした~

夏休みもあと少し…体験農園に来られるお客さまも後半戦です。

昨年からベストショットポジションになれば…と、農園看板の横に小麦のロールを置いています。
「大きい!初めて見た!」
そう~これが、牧草だったら牛さんの餌ね。これは小麦をロールしてるから、牛さんのベッドの敷きわらになるのさ~

小学生の男の子たちをロールの上にのせて記念撮影~
この夏の北の旅行の想い出のショットになっているはず。
ロールカイト


そして、今日のお客様
新婚旅行は北海道だったとのことで、結婚してから13年目で家族4人のご旅行でした。
「30分でいいのでジャガイモ堀したいのですが~」
そんなギリの予定でしたが、アクシデントがあって色々やりくりしていただき、お子さんたちのリクエストにかなってジャガイモ堀をしっかり満喫されました。

トラクターのバケットに乗って
「こんなん絶対友達に自慢できるで~!」
ゆでジャガも
「おいひぃ~!!」
ミニトマト狩りも
「あっまああ~い!」
と、すっかり楽しんだ後に、では最後に記念撮影ねと、ロールの上に小学2年生のお兄ちゃんをのせてあげます♪
せーの、ジャンプ!
「たっか~!(驚)」

するとすかさずご主人、ジャンプしてロールの上へ!
「おおおおー!たかー!(驚)」

これには驚きました!
実は今年のロールは昨年のロールより直径で約20cmほど大きくなっているので、大人でもジャンプして自力で登るのは無理だと思っていたからです。
(~簡単に登れない方が、逆に安全かな~と…)

みごとロールジャンプ登りを達成!
今シーズン、たぶん最初で最後にやりとげたご主人は
「これでもラガーマンなんです…えへへ…(照)」
あ~ど~りで、身体能力高いわけね~しかも、バックス体型だしね~
そりゃ~自慢のパパ、ダンナさんだわ♪

そして娘さんも、奥様も次々にロールの上から引き揚げて、
(ファイトー!イッパアァツ!)
ロールの上の集合写真♪
ロールの上で

すっかりご満足いただいて
「30分の予定が2時間!大満足や~!」
北海道旅行前に宿題、おかたしたかいがあったでしょう(笑)

どうぞ安全運転で~またお越しください…
笑顔で手を振り続けて…

雨になったらハウスにしまって、晴れたら設置して…
そんな小麦ロールもおそらく今日が最後の出番。

この夏のたくさんの想い出もきれいに丸めて、今度は牛の寝ワラになりやがて堆肥となって畑に還元されるロール。
その畑からは、また新しい物語と笑顔の食卓を支える野菜たちが生まれてきます。

夏の終わりに…
そんな笑顔と想い出がたくさん詰まったハーベストカラーのロールに感謝するのです。

PS
今夏もたくさんの方に体験農園、ご利用いただきました。
ありがとうございました♪
全ての方に最高のおもてなしができたかどうか…反省ばかりです。

もし、地元のスーパーで北海道産、十勝産の野菜たちがあったら…
手にとって…まな板の上にのせて…食卓に並べて…
どんな人たちがどんな風に作っているか…太陽に感謝し、土に向かい合っているか…
想像してください。
この北の夏で巡り逢ったものたちを想い出してください。

またいつの日か、笑顔で再会できますように~




緑のチカラ
8/26
土づくりのスタートとゴール~

数日前から週間天気予報で消えない雨マーク…28日
その前にどうしてもやってしまいたい仕事↗↗↗

小麦あとの緑肥の播種作業~
来年ビート(甜菜)の畑の準備として、この秋(10月上旬から中旬)にすき込むのです。

堆肥を撒いて~
マニュア積み込み

デスクハローをかけて~
堆肥あと砕土

緑肥エン麦の種と肥料をまいて~

スプリングハローで覆土、鎮圧をして完了♪

一つ一つの作業はとてもイージーだけど(そりゃそう~緑肥だから)、全体の行程はすごく意味があります。
しかも、微妙に細かいところで気を使ったり、逆にダイナミックだったり…

年間に我が農園で取り扱う堆肥の量は、15tトラックで80~100台。
甜菜には前年の夏(この時期の小麦あと)とスィートコーン(当年の春散布)に施用します。
堆肥は肉牛農家のバーク堆肥と酪農家の麦稈を寝わらにした堆肥を50/50にブレンドしたやつを半年から1年寝かせたものを散布します。
いわゆる“半生”堆肥。
なぜ完熟でないか…?
厳寒期の腐熟スピードで完熟化を図るより、土と混和したほうが効率的に肥効を高めることができるからです。
さらに言えば、来春の甜菜にはこの時期、必ずしも完熟でなくても悪さをしないから~です。
ルートで乗せてみる

ちなみにこのマニュアスプレッター(堆肥散布機)は満荷物で約10㎥
この2台分を10aに投入しますから、かりに比重が0.8(水は1.0)だと10a/16t!
分かる人にはちょっと驚異的な数値(指導機関の土づくり要領では10a/2~3tと言われています。)ですが、いわゆる多量堆肥投入のおかげでこんな冷害凶作年でも平年作以上に収穫できる畑になるのだと、確信しています。
(もし、不具合があるのだとしたら、硝酸態窒素による地下水汚染の問題があるでしょうが、それはまた別な機会にupしたいと思います。)

もちろんそれだけの量を小麦あとに散布するとなると7日間以上かかりますから、コントラクターは今にして貴重な戦力です。~と、いうよりコントラクターがあるから多量投入が可能になったと言えるかもしれません。

堆肥を撒き終わった後、デスクハローで砕土し、土と小麦稈と堆肥を混和します。
デスクハロー
前段にチョッパーをかける人やヘビーカルチやプラソイラーをかける人がいますが、これが一番仕事が早いし、緑肥を撒く前処理としてはイージーでも一番効率的なチョイスだと思います。

緑肥の種はえん麦。
えん麦
一般飼料用を播きます。線虫対策用の緑肥用えん麦もありますが、一番安くて生育量もそこそこ…ちょっと播種量を増やします。
ちなみに、秋の収穫作業のやりくりから耕起(プラウ耕による秋起こし)は10月10日前後~
8月下旬播種でも十分な生育量を確保できます。~というより、これ以上早かったらえん麦が出穂してしまい繊維が多くなって緑肥効果が下がってしまいます。
適期作業には適期播種が肝要です!

肥料は尿素。
窒素質肥料で一番安いから…

そして、スプリングハローによる覆土鎮圧。
緑肥にスプリング
適度な覆土と鎮圧は発芽率と生育力を高めますが、ちょっと工夫しています。
スプリングタインの数が多いと麦稈を抱いてきてしまいますから、ところどころ“葉抜け”にします。
これがミソ~♪
カゴローラーがうまい具合に鎮圧してしかも仕事が早くて均平です♪

これを雨前に何とか終わらせて~

堆肥と緑肥の効果は相乗的で、我が農園にとっても欠かせない基本技術です。
季節を折り返す夏の終わりの仕事は、来年の準備…
その準備は、再来年、その次の年…そのまた次の年…と、連綿と続いていきます。

これこそが“土づくり”の醍醐味であり、難しさです。
すぐに答えの出てこない部分に、コストと手間をかける地味な仕事…
でも、この仕事は“土づくり”“作物づくり”の最初の一歩なのです。

ある一つの答えに届きそうな…到達点に居そうな気がしても、やはり“土づくり”は奥が深い…
すぐそばにありそうなゴールテープも、実際はまだまだ届かない所に~
ラピュタの雲

人生と似ているかもしれません。




愛弟子

8/23
大掃除を一緒にする~

今日は地域の公民館(農村環境改善センター)の大掃除♪
天気予報が落ち着かないので、仕事のやりくりも悩みどころでしたが、これでもセンター運営委員会の副会長を仰せつかっているので、そこはそれ…率先して一所懸命やらなければ!

まずは、窓ふきにホコリおとしです。
ホールの天窓は梯子をかけなければ届かない所~
しかも不安定で足場らしい足場、つかまるところもありません。

そこでペアを組んでくれたのが、剣道少年団OBで今は指導者のヨシヒロ君

自身が就農した時に少年団の後援会から指導者を依頼され、その時の初心者のヨシヒロ君。
私は指導者としても初心者だったので、彼らとの練習や交流は色々と勉強させられました。
むしろ、子どもたちに学ばせてもらいました。
育てているようで育てられていたのです…作物と同じ

今ではそんな子の何人かが農業後継者としてこの地域で頑張っています。
さらに、そのうちの何人かは私のことをいまだに「センセイ」と呼んでくれていたりします。
足をケガしてからは、大会でも専ら事務局仕事…
練習も弟子に任せっぱなし…
「一度、平センセイの稽古見てみたいわ~」
~防具じゃなくて、贅肉をつけてしまいました~
などと言って、リクエストを煙に巻いて後援会のお母さん方に失笑されています。

そんな輪の中にいるヨシヒロ君は、たいへん気がよく子どもたちにも人気があって好青年です。

その彼と交替で天窓を吹くことに…

さすがに若いので、
「センセイが梯子、押さえていてください。」
~と、スルスルと登ってあっという間にフキフキしてしまいます。

下から見上げると…

働き者の好青年のお尻…
男はお尻で

そういえば、“男はおしりで選びなさい”なんていう本を読んだことがあります。

選ばれるのに十分に値するお尻なのになぁ~

さりげなく聞いてみると、どうもいい人はいないみたい…

彼は密かに私のことを目標にしていたみたいですが、いまだと剣道でガチ勝負するとたぶんコテンパンコにやられるのでしょう。
でも、いつまでも師匠は師匠で弟子は弟子。
竹刀はもてなくても、人生訓で伝えることぐらいは伝えておかなくてはなりません!
(エラソーですが)

「人生も心も窓ふきと同じ…磨けば磨くほど綺麗になるし怠ると曇ってくる。曇っている窓からは素敵なお嫁さんを探すこともできないぞ…」

そんなことより、誰かいい人紹介してくださいって?
紹介できるほど誰かいるんだったら、誰もこんなに苦労しないのよ!

蜘蛛の巣にひっかかるような、きれいな蝶々なんてそういないし、ひっかかっても毒蛾だったりするの…
(ヒラリーみたいに?)
オオミズアオ死んでた

ま…きれいな毒蛾もたまにはいるけどね~
食べたら美味しいけど、毒だからね…(怖)




ツルピカ一族
8/15
ご先祖様に手を合わせ未来の自分を映してみる~

わが家は明治の中ごろ、岡山県から開拓団で入植しました。
入植してから100年…私は4代目になります。

本家なので、お盆と正月は親戚一同、お参りやご挨拶に来られます。

叔父家族や叔母家族も、スケ-ジュールをやりくりして皆さんでお盆のお参りに来られました。
久々の一族集結~にぎやかです♪
母やヒラリーは前日から大忙しwww
(でも、ちょっと楽しそう~?)

昨年のお盆は父が交通事故で入院していたので、それはそれでパタパタでした。

会食がはじまり、選挙のこと、作柄のこと、景気のこと、健康や体のこと、お孫さんのこと…
話は尽きません。
でも、叔父たちが集まると必ず一度は話題になるネタがあります。

頭髪のこと…
太陽拳
実は我が一族、いわゆる“はげ家系”…ツルピカ一族です。
先代も、先々代も代々の…
なぜか血の繋がっていない叔父たち(叔母の旦那様たち)も…
頭の形も、禿げ方もそっくり!(驚)
後ろからだと間違える時も!(驚)
しかも、酔うと皆さん赤くなる~
私が物心ついたときは、父はすでに髪がありませんでしたから、私もそれなりに覚悟していたのですが、
「カズオ君はハゲないな~」
その分メタボの異常遺伝なのか、それとも気が付いたらもうアウトの一歩手前にいるのか、今のところ白くなるだけでかろうじて髪は友達です♪
しかも最近は「まだハゲないのか~?」みたいなニュアンスで叔父からは嫉妬され、叔母からは羨望されてちょっと息苦しい一族の会食…

ヒラリーからは
「禿げたら離婚だ!って言ってありますのよ♪お~ほほほぉ♪」
(なぜ“ベル薔薇”笑いなんだ?)
~なんて宣告を受けているので、シャンプーしてゴソッと毛が抜けたりすると色々な意味で恐怖です。
お風呂の排水溝なんて掃除すると別な意味のオカルトです。

「ま~そ~なったらそ~なった時だけど~」
…的なケセラセラ状態でいるうちはセーフかな~と、自分で自分を慰めていたりします。

そういえば昨年、入院している父に
「思ったほどのケガなくてよかったよ~」
と、言ったら
「ん?髪の毛か~?」
事故の後遺症でボケてるんだか、トンチなんだか…(笑)

そんな風に切り返すことができるうちは、きれいな花畑の向こうには行かないよ~
(救急車の中できれいな花畑の夢を見たらしい(驚))
お迎えはもう少し先のようですよ…ご先祖様(願)

合掌…




~っぷり
8/14
やりゃ~いいってもんじゃないし、負けてもいいや~じゃないけどね~

久々の昨日の雨。
週間天気予報では早くからついていた雨マークに、やりたいこと、やらねばならないことをトツトツとこなし短い夏を折り返します。

小麦の収穫が終わって(8/4)からの雨前に~

甜菜の褐斑病の防除をして…(ナイスタイミングといったところ♪)
花ざかりの小豆に防除して…(なんとかなりそう?)
小豆開花
コンバインを整備して…(御苦労さま~来年もよろしく!)
コンバイン整備
前進栽培の人参の最終防除をして…(ステージ遅れているのに割れているけど↘)
秋収穫の人参の除草剤と防除をして…(フードプランにチャレンジ!)
大根畑を作り…(自家用です♪)
後半収穫のインゲンの追肥をして…(なるかしらね~?)
ちびインゲン
小麦収穫あとに堆肥を撒いて…(堆肥場、一か所きれいにしたかったので↗)
マニュア
馬鈴薯の6回目の防除をして…(疫病、止まらない!緊急事態!)
馬鈴薯疫病
そして人参の追肥…(がんばって大きくなって!)

スィートコーンのトッピングは滑り込みセーフだったし、我ながらあっぱれな“仕事っぷり”!?
(あえて誰も褒めてくれないので自画自賛してみるよ。)
これで、しっかりお金になればみごとな“稼ぎっぷり”ってことになるのでしょうが、どうも…そこのところが難しい…特に今年は…

そして今日は長雨にならない北の夏らしい“晴れっぷり”のよさ!
週明け早々の人参収穫の準備でコンテナをストックヤードに搬入~
人参コンテナ搬入
新車で導入してから30年になろうかという“いすゞ”のフォワードはなかなかの“走りっぷり”♪

そんな暑い中、あちこちの沿線に看板を立てている方がいました。

「選挙ももうすぐだ…」

色々な意味で注目度が高い我が北海道11区
先日の決起集会では実の叔父(代議士)から促され、「日本のために、皆様のために酒を断つ!」とご本人自身から「断酒宣言」が飛び出したとか…
まずはご自分の健康のためにしっかり治療したほうがよいのではないかと思うのですが…
“飲みっぷり”はともかく“飲まれっぷり”は世界に配信されて、その実力の高さと症状の重さは証明済みですし~?
別に揚げ足とって揶揄しているわけじゃないけど、こんな時だからこそ頑張って応援しなきゃいけないでしょうかね~
一度はきちんとお灸をすえねば駄目だ!の声も大きいけれど…
そもそも、そういえば某総理大臣が“負けっぷり”なる発言をしたとか、しないとか…
善意に取れば
「いうべきことの主義をぶれずに主張し、有権者に判断された結果選挙に負けたとするなら潔く受け入れよう。」
ということならば、分からないでもなく、拍手しないでもなく…
でも、もう少しそれをいう時期と表現は深慮したほうがよろしくないでしょうかね~?

そうそう!仕事だってなんだって、ただやりゃ~いいってことじゃないです。
そこに打ち込む姿勢や、プロセスや、見せ方だって求められるものがあると思うのですが…
それが“~っぷり”でしょ!

えっ?プリ、プリ、プリ…って、ヒラリーの機嫌の悪さを言っているのではありませんよ~
プリって、プリティーのプリでしょ?ヒラリーの場合
あらら…“褒めっぷり”がなっていないですって…

とりあえず、奥様の褒め方は修業しなおさなければいけないようです。




愛の果てに
8/12
必要とされないものの顛末~

アダルティーなタイトル?ですが、当ブログの趣旨からいって、そういうカテゴリではありません。
あしからず…

この世に無駄に存在するものなどないはずですが、農夫にとってあると邪魔になるものがあります…

スィートコーンの穂~正式には雄穂。
スィートコーン雄穂

スィートコーン(とうもろこし~北海道弁で“とうきび”)はこの雄穂が先に抽出、熟してしまうので基本的には他花受粉です。
“他花受粉”とは、たとえば…
「お隣のご主人に粉を振りかけてもらわないと妊娠しない~」
みたいな…
アダルティーな表現ですが、当ブログの趣旨からいって、そういうカテゴリではありません。
あしからず…
(失礼しました。農業高校時代、そんな風に作物の先生に習ったものですから~)
悩ましいことにお隣のご主人が、たとえば違う品種だったりデントコーン(飼料用トウモロコシ)だったりすると、混ざってしまい商品価値のないものになってしまいます。
(専門用語でこのことを“交雑”(キセニア)と言います。)

受粉の仕組みは、雄穂の雄花の花粉が雌穂の絹糸(いわゆる“ヒゲ”)について受粉が完成。
私達が食べている通常のスィートコーンの実は、雌穂の子房にあたり、その子房から延びたものが絹糸です。
ちなみに絹糸が抽出してから収獲適期までは25日前後です。

そこで、こんな時期に用無しが出現…
受粉が終わった雄穂。
雄穂刈りあと

特に強風が吹いて、倒伏しまうとハーベスター収穫ができなくなってしまいますから、頃合いを見計らってトッピングという作業で刈っていきます。
その作業機がこれ~足長バリカン!
トッピング

刈りこむとこんな状態に~
スィートコーン畑整然と

折しも台風8号からホッチャレになった低気圧が日本海を北上中!
問題は台風一過の晴天時の吹き戻し強風…
それを警戒して雨前にやっつけてしまおうと、久々にトッピングのオペレーター出番で夜業を貫徹しました。

夜のしかも霧雨の仕事は疲労度が増しますが、終わってみればまずはヤレヤレ…

受粉が完了すれば用無し~な、雄穂に立ち向かう少しロートリィーなオペレーターは、多少ガタがきていても必要とされているのでしょうか~
そう想われているうちがまさに華なのでしょうね。
(花も散れば用無し?)

作業を終えトッピングの作業灯をOFFにしたとたん、南海生まれで台湾でさんざん猛威をふるったホッチャレ低気圧の生暖かい風が挑発するように頬をなでて行きました…

北の短い夏もこのあたりが境目のようです。
夏空とガンケとスィートコーン畑





想い出もいっぱいに詰め込んで

8/8
夏を連れてきた細腕も、しっかり日焼けして帰ってしまう~

先月27日、帯広空港は土砂降り↘↘↘
小麦の収穫直前なのに…豆も、ビートも、ジャガイモも雨…雨…雨…で、縮こまっちゃって~

そんな時に…、来ました!
ホームスティに!岐阜県から!小学3年生の男の子!一人で飛行機に乗って!

名前はカイト君
弟ができるね~なんて、家族中楽しみにしていました♪
ビートカイト

それにしてもカイト君が我が家に来てから、天気予報がいいほうに外れまくりです。
降水確率70%だったのに、夏空~なんてこともありました。
ザリガニカイト

イチゴ狩り、サクランボ狩りにもいきました。
(美味しかったよね~♪)
エゾ鹿も、キタキツネも見ました。
(偶然!ラッキーだったね~♪)
牛の出産にも立ち会えました。
(子牛可愛かったね~♪)
トラクターやコンバインにも乗りました。
(大喜びだったよね~♪)
ロールカイト
草取りもキャベツの苗の定植も手伝いました。
(飽きずに最後まで…偉い!偉い!本当に偉い♪)
お手伝い3
ジャガイモの収穫もしました。
(農業体験のお客様の接待、バッチリだったよね♪)
ジャガイモカイト

あっという間の2週間!
カイト君は“もって”ます…小麦の収穫や麦稈のロールしばりも終わってみれば上々の天候♪
髭カイト

そして今日(8/8)、帰ります。
ヒラリーも張り合う相手がいなくなるのでちょっと寂しそう…

「カイトが帰って北海道も天気が悪くなると困っちゃうな~もう少しいてほしいな~」
「うん!ええよ!」
あははは…でも、そういうわけにいかんのですね~
君のことを大切に思うお父さんやお母さんや弟君が、君の帰りを首を長くして待っているのですよ~

「何が一番楽しかった?」
「お手伝い!」
嬉しいこと言ってくれるじゃあ~りませんか!
農園スタッフにスカウトしたいくらいです!

そして帯広空港へ
いっぱいのお土産と、突貫工事でしあげた自由研究と、そして農作業で日焼けした細腕に刻んだ沢山の想い出と一緒に~
名残惜しい時間もあっという間に過ぎてお見送り…
「じゃ~ね!元気でね!」
「またおいでね!」
「うん!バイバ~イ!」
…あっけなく…飄々と…
搭乗通路を曲がる前、アテンダントさんに促されて一度振り返り手をふってくれました…

またおいで!
北はいつでも大歓迎だからね!
あとお願いが一つ…
少し欲張りだけど、北海道に夏を持ってきたカイト君の神通力がもう少し続きますように…

PS
さぞやご心配だったでしょうが、送り出していただいたご両親、ご家族には感謝です。
お土産話も尽きないことでしょう。楽しい出逢いをありがとうございました♪
残り半分、充実の夏休みでありますよう~




難しいバトンワーク
8/4
小麦収穫完了!~

天気予報、昨日とガラッと変わりました!(驚)
もしかすると、なんとなく潮目が変わってきた感じです♪

昨日夕方に、我が家の収穫が終了~麦作集団では1番乗り♪
でもでも…収量は自身が就農してから最低水準↘
調整後の製品反収は400kg/10aを切ってしまうかも↘
品質も1等は難しいかも↘

しか~し!そこは切り替えてコンバインOP業務を貫徹しなければ!

そこで今日はロートルのクレイソン1540が出動して3台で約20haを収穫~
「こんなこともあろうかと~!」(←工作班の班長とか戦闘ロボットを開発した博士が叫んでいそ~)と、前日からしっかり整備していました。

その1540は昭和55年導入。
自身が高校生の時、OP助手として小麦収穫業務をイチから学んだ思い入れの深いコンバインです。
そして今日は、高3の長男が操っています~
まずはハンドリング

登熟が進んでいるところ…遅れているところ…
穂が立っているところ…ねているところ…
混んでいるところ…スカスカのところ…ぬかるところ…傾斜のところ…
晴れている時…曇りの時…風のある時…
防風林の側…取り付け道路…トラックにつけるとき…離れるとき…

とにかく場数、ケーススタディー!乗って乗って乗りまくって経験値をあげるしかありません!
がんばれ!息子よ!
バトンワーク

自分の時は「見て覚えれ!」が基本でしたが、能書きだけでなく実際にハンドルを持って操らないと絶対に身につきません。
さらに、こんなにタフな条件を経験しておかないと上手くもなりません。
そして、それこそが農夫の“腕”なのです!
そういうものに磨かれ鍛えられたものこそがまさに“腕”なのだと思うのです。

どうかお天気になりますように~
この晴れはそんなエールをたくさんいただいたおかげ♪
腕まくりして短い北の夏を謳歌しないとお天道様に申し訳が立ちません…

その想いに応えられるが、日に焼けた農夫の腕なんだぜ!息子よ!

結局倒伏していたり、ぬかるんだりで大苦戦でしたが、暗くなりかけに無事終了~
最終荷物

日焼けした親子のクロ腕は、バトンを渡しそれを受取る腕でもあるのです。
受け取る腕を育てるバトンワーク…
難しいですが、いつか適えられる時が来ることを想い、最後の圃場を後にするのです。

皆さんお疲れさまでした~ご苦労さまでした♪




一度はきっとくる!
8/1
思いがけず晴れた…麦秋の星空を眺めてみた~

週間予報では晴れマークが飛び石で、小麦の収穫は始まってみたものの「どうしちゃうのよ?この天気!(怒)」と、天気予報士やパーソナリティーに突っ込んでみる今日この頃…

本日、お天気はゆっくりと下り坂~(明日は雨マーク↘)

えっ?そうじゃなかったの?晴れてきたよ!風も出てきたよ!
麦秋の飛行機雲

天気予報がいい方に外れることがあるのですね~
小麦収穫シーズンに一度は…

もちろんそうなると勝負所!
「天気、儲けたぞ!(喜)」(←今年の場合“儲ける”ほど取り返せないくらいですが)
本日の乾燥工場の受け入れは24時まで!
思いがけずの晴れ間に

OPもトラックで小麦搬送する運転手もアドレナリン全開です!

順調なら我が家はあと1日…麦作集団はあと2日…
最終コーナーを抜ける前の一番苦しいところです。
麦秋と月光

コンバインOPを交代してトラックのハンガーに寝そべると、雲の切れ間から夏の大三角…
「あ…流れ星…」
きっと流星群です(驚)

小麦収穫が無事終わりますように…
雨上がり、あと2日間、晴れますように…

携わる人達がもしその流れ星を見ていたら、それを祈り願ったに違いありません。
そして、大切な人たちもどこかでその流れ星を見ているはず…
星への願いは届くでしょうか?