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プロフィール

ひら農園

Author:ひら農園
ようこそ、「農園日記」へ
北海道、十勝の新得町屈足地区で農業を営んでいます。
作物たちの成長や農村の暮らし、農園の四季を綴っています。

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北の農園日記
北海道十勝のこだわりのジャガイモ・とうもろこしなどを栽培し、産直販売や観光農園、農業体験も行っている、ひら農園のオーナーが日々の農園の様子をお伝えします。
望年でありたい
12/31
忘れてしまいたいこともあるけれど~

大晦日に心静かに落ち着いて一年のあれこれを振り返り、新しい年に望むことを想う…
~なんてことは、ヒラリーの大掃除の気合の前にかき消しされてしまうのはいつものこと。

ここ一週間で二日と空けずに降る雪は、当地真冬日なこともあって積もる一方。
すでに今シーズン、大人の膝上を越してしまいました。
ふきだまり

ただ、昨夜の大雪を覚悟した割にはそれほどの降雪量ではなく、トラクターの除雪も思いのほか順調に終了しました。

除雪中、時々のぞかせる青空に映える十勝川のガンケを眺めるにつれ、一年の区切りの中で流れる時間は誰にでも平等なのだけど、それでも時流の速さに戸惑うばかりの年齢になってしまい、やはりいつもこの日はやり残したものばかりを想ってしまいます。
雪原とガンケと青空と
(想っているだけではやらないのと一緒なのですが…ねぇ~)

忘年と言って忘れることはたやすいかも知れませんが、次の年に望む想いをつなげるためにも一年の締めくくりにハイライトチックに振り返ってみました…

1月~
青春チャリンコリレーの同窓会が秋田で開催され、これで念願だった東北6県全てを巡ったことになりました♪
当時(H17)ブロック長の秋田の某橋本氏から、貴重な画像を入手~
中川農相へ
天皇家黒田家の結婚式が前日で、その日お茶会があり招待された大臣の昭ちゃんはちょっとほろ酔い気分。
8月25日に札幌を出発したチャリンコ隊は、全国消費者大会の日に東京にゴールして最終ゴールの農水省にて「日本の農業を守ろう!」署名を農林大臣に渡すため、霞が関1丁目2番地の西口玄関にて待ち伏せてのヒトコマ~

新年になって、すでに自民党には逆風が吹いていましたが、まさかこんなことになるなんて…ね~

2月~
農政改革特命チームのヒアリングに参加しました。
今ではフリーズ状態の特命チームも、当時はやる気満々で、農場長としても大仕事で経営所得安定対策の制度の穴を指摘し、リコールを求めたヒアリング。
巡り合わせと目に見えない導きがあってたどり着いた霞が関…
「もし、ここに農業の神様がいたら…」
~の発言に、公務員の皆様や大学の先生たち、目を白黒させていたわ…

実はこの週、東京2往復でしかも大雪続き…
大手町に到着するなり、盟友にいただいたお菓子
かえる饅頭
~のおかげで、無事に北に帰ることができました♪

3月~
長女の高校卒業式…平成の卒業式ソング「旅立ちの日に」
泣きました…号泣…

4月~
レディースファームスクールの研修生OGの結婚式にヒラリーや父と母と出席しました。
こんな形でご祝儀にお呼ばれするなんて、しかもご両人の前途を祝しての乾杯の締めを任されたりして…初めての経験でちょっとドキドキ
でも、こういうめでたいお酒ならいくらでも…
(そういえば、地域振興券ってこのころね~助かったのさ~)

5月~
順調な春作業。
前月にジャガイモの植付を終わらせてから、甜菜、ニンジン、スィートコーン…順調な植付作業と管理作業。豊作が期待されました♪
特に圧巻だったのは、甜菜の移植作業~乙女たちの想いでビートはすくすくと育っていくのですが…
乙女たちよビートを植えよ

6月~
連日の雨と日照不足に作物たちは大苦戦。
そんな中、憎きおん敵“アライグマ”を捕獲!大捕り物でしたwww
兇暴アライグマ

7月~
6月に続いてのまとまった雨続きと日照不足…こたえました↘↘↘

8月~
岐阜県からホームスティに来たカイト君のおかげでなんとか8月の天気は持ち直しましたが、総選挙では王国が崩壊しました。
王国崩壊

9月~
政権交代でいよいよ現実味を帯びてきた“農家戸別所得補償制度”~いまもって、責任ある立場の人がその骨格を示していないのですが、当時も“どうする?どうなる?”と右往左往しそうなところを抑えて集結する道青協役員OB学習会
やはり最大の関心事項…ただ、農繁期のこの学習会のおかげでなんとかこの後の政策議論に参加できるのです。

10月~
ただただ驚きました~まさかお亡くなりになるなんて…
偲ぶ会

そしてこの月、家族が増えました♪
冥王
黒ひげ
こんなに小さくて可愛かったのにwww
今じゃ思いっきりワルガキモードです。

11月~
いよいよ新政権が動き出しました。
事業仕分け、それと現地ヒアリング~農水大臣政務官との意見交換もこの月…
「霞が関一丁目一番地はボッタクリバーですか?」なんてデッドボールを投げてみました。

言いたいことをお互い言い合える仲じゃないと、新しいものって作られないような気がします。
そういうものを新政権は作りたいのでは?
それとも、index2009は選挙用のアドバルーンでしょうか?

12月~
2009シーズン、終わってみれば大苦戦の作況で、母のひざの手術や末娘の部活中の骨折など、いたたたた~な年末でしたが、十勝百年農場に選ばれたことは家族力を高めました。
プロフィール

それと、長男の大学お受験が何とか思い通りになったことはまずはヤレヤレ~

そして、今度は次女…


子育てもそれぞれのステージに突入していきます。


そんな来年~望むものは…

ブログや色々な出逢いを通して、次代を動かす新たな可能性を創造できたら…

それと、家族孝行もできて家族からも、ちょっとは愛されたいです。
(お願い…娘たちよ…そんな毛虫を見るような目で父を見ないでおくれ…)

しんしんと降り続いていた雪もいつの間にかやみ、満月のようなブルームーンに照らされて青く染まった雪原は、時を刻む秒針の音が静かに、静かに…
大晦日の夜に積もっていくようです。

皆さま、どうぞ良い年をお迎えください




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美味しい!~の笑顔が見たくて…(4)

12/29
久々お料理ネタ♪リクエストの牡蠣鍋~

このところ、お歳暮などの贈り物で貴重な食材が食卓を賑わせています。
今年も実習生OB家から牡蠣をいっぱい!いっぱい!いただきました♪。
蒸牡蠣だけじゃ工夫が足りないので、もうちょっと仕事してみなきゃ…となって、夕食は牡蠣鍋にしました♪
牡蠣鍋

味の決め手は味噌ですが、自家用大豆の『音更大袖振大豆』から作った自家製味噌がこの料理のまさに“ミソ”
ダシをとった“昆布”はお付き合いのしているお客様からいただいたものです。
主役の牡蠣はヒラリーをはじめ我が家の女性陣の好物ですが、今回も具材には青年部の僚友からいただいた“シイタケ”や、研修生からいただいた“長いも”も主役級の存在感で大好評でした!
もちろん、ハクサイ、大根は自家製です♪

夏野菜と比べると食材の色も、料理の彩りもちょっと地味になりますが栄養も満点!お野菜もいっぱい♪何より美味しい!厳しい季節に体と舌が要求するにはそれなりに理由があること。
冬には冬のそれに合った食材や料理があるのですね。
(もっとも、食いしん坊の農場長はどの時期のどんな物でも美味しくいただいていますが→ウエストがまだ成長期のようです…やばやばい保健指導中だった)

団らんの締めくくりはレディースファームスクールの研修生OG家からお歳暮としていただいた“ポンカン”♪
女性陣、柑橘系にも目がないのですっかり南国の太陽の恵みを堪能しました。
ポンカンたち

末娘いわく
「日本中の海の幸、山の幸が食べられるね~なんか、幸せだね♪」
そう…幸せって、そんな大それたものじゃく、大切な人と美味しいものを分かち合って美味しくいただけることなんだよね~

明日の朝は鍋に残ったダシにご飯をいれて雑炊にしようかと~もくろみましたがほぼすっかりきれいに食してしまい、おサンドさんもメニューの再考を促されたりして…

「おいしかった~♪大満足~!」
なにより!

主夫のカブと体重計の針が上昇中です~




リンゴに託してみる
12/24
リンゴはなんにもいわないけれど~

心と身体に贅肉付きまくりな中年オヤジでも、やはりイブは何となくウキウキとしてしまう~
もちろん期待するものは何もないけれど…

そんな今日は、朝からめまぐるしかったですwww

長男の大学入学の手続きで入学金やら授業料を朝一番で振り込んで、必要書類をそろえて大学事務局に届けて~
(速達じゃ間に合わないかも…っていうから)

手続きで街に出たついでにサンタさんに娘たちとヒラリーにプレゼントを頼んで~
(農場長の予算内で…とお願いしてきました…久々…)

JAに行って今年一年の経営勘定(通称クミカン/組合員勘定)を締めるための、仮手続きをして~
(予想以上に大苦戦でした↘↘↘)

信用金庫に行ってとっくに満期になっていた定期積立貯金を解約してきて~
(書類を整理していたら思いがけずポロッと証書がでてきたので…♪)

そして昨日、町内会の年末集会があって町内会長さんが交替されてその手続きやら、相談やら、書類やらをそろえるために役場に出向いた後、次期町内会長さんのお宅にお邪魔したのでした。
シニアハウス

実は次期町内会長さんはかなりご高齢で、この秋に奥様が膝の手術をされて現在も入院していて、いわゆる“独居世帯”
ご家族はさぞや心配だったことでしょうが、幸いにも町内のシニアハウスに空きがあってこの一か月前ほどにそちらに引越されたとのこと~

町内会は、農家戸数6戸、元農家3戸、非農家1戸で構成されていて、基本的には町内会長は輪番でうけもってきました。
ちなみに農事組合の班長は組合員農家6戸で輪番しています。農事組合の班長は町内会の副会長を兼ねているのですが、今回農場長がその班長の出番になったので、町内会外に引越しされた町内会長さんを代行することになったのでした。
では、そもそもなぜそんな方に町内会長をあてるのか?といえば…もう少し配慮したほうがいい~という意見と、お元気なら少しでも何かやってもらった方がいい~という意見とぶつかりこのようになってしまいました。
次期会長さんは別にボケているわけでもなく、というか若い人(ちなみに戸主では町内会では農場長が一番若い)よりしっかりしていて、むしろ達者でお車も運転されますし老人会の例会には欠かさず出てこられたりします。
ただ、お耳が少々遠くなったのと、やはり奥様が想うように回復されないこともあってちょっとつらそうなご様子。

とりあえずは、副町内会長である農場長が代行するように手続きをして、諸々の打ち合わせに筆談を交えて何とか年越し前の懸案事項をクリアするのです。

筆談で~

「12月にしてはずいぶんしばれていますので、風邪などひかれないようにご自愛ください。
青森の友人から送られてきたリンゴを食べてみて下さい。
ビタミンCが豊富なので風邪予防になると思います。
町内会のことはご心配なさらずに、きちんと代行いたしますからご安心ください。」

「いや~よかった…ありがとう♪リンゴまでいただいて~色々とお世話をかけますね…すいません」
りんご

「大丈夫ですよ~心配しないでください♪どうぞ、よいお年をお迎えください。」

「ありがとう、ありがとう~」

実は農場長、民生委員でもあったりして…
~心配事や相談事があれば何なりと…ただし、あまりお節介にならないように~
なんていうのが民生委員の基本的ポジションなのですが、“お節介にならない程度に、こっそり陰から見守る”~というのが心情的に無理な修業の足りない農場長は、弘前の友人のリンゴに出番をお願いした~といったところ。

リンゴはお節介だったかも知れないし、サンタのプレゼントにしてはもう少し工夫したほうが楽しめたかもしれませんが、老練な町内会長さんのゆく年とくる年をともに見守ってもらえたら~

リンゴはなんにも言わないけれど、リンゴの気持ちは~♪

年の瀬に、鼻歌を唄いながらホワイトなイブの夜の家路につくのです。




トンビは想う
12/18
生まれたタカのこれからのあれこれ~

親バカをお許しください。

きました!エクスパックで!合格通知!長男の~!
合格

長男、大学のお受験で今月5日に推薦をいただいて、帯広畜産大学を受験しました。

「どうだった?」
「う~ん…微妙…面接、“わかりません”三連発したし…」
「えーーーー!?」
「小論文は?」
「ま~なんとか…それなりに…」
「面接、あかんの?」
「字がきれいだね~って褒められたけど…」
「あ~~~」
「ダメだと思っても、いい結果の時もあるし、その逆もあるし…わからん!」
「まーそーやねー」

長男、今春から社会人の長女の所に居候しているので、たまに帰ってくる時でなければ本人からのちゃんとした情報って聞けません。
会話は十勝百年農場の授賞式の時の、学校へ迎えに行った車中でのやりとり…

偶然なのか、幸か不幸か百年農場の審査委員長は帯広畜産大学の学長で、長男座席表から目ざとく見つけて「じゃ~ご挨拶行く?」ときけば「行く行く!」と、祝杯の後ヒラリーと3人でご挨拶に~

「先日、A推薦で畜大受験しました。」
(あっら~ものおじしないでちゃんと自己PRできるのね~)

学長、ニコッと笑って「それはぜひうちに来て下さい…ってここでは言えませんが、百年農場の後継者として頑張ってください!」と激励を受けました。

あとは…天命を待つのみ

ちなみにA推薦
農業高校から国公立の大学を受験しようとすると、推薦をいただかないとちょっとハードルが高いです。カリキュラムが足りないから…なので、受け入れてもらえる大学はかなり限定されます。

それでも、親のできることは祈るだけ…


実はここに至るまで、結構すったもんだしました。

田舎の中学、ちょっと英語でグソグソになりかけたけど、野球部のキャプテンを両立して朝刊、夕刊を配りながらのアルバイト代を英語塾代にあてて何とか乗り切り、オール5のAランクで帯広農業高校に推薦合格。
入学後は、同級生からも部活の先輩からも「なんで帯農にきたの?」と聞かれ、先生からは「ひら君が簡単に100点取れないように、今回のテストは難しくしました~」などと言われながらも、ライバルたちにもまれるかな~と思いましたがコテングの鼻は伸び放題…
「この程度だったら、何とでもなるもんね~」みたいな全力投球をしなくなるのです。
そうなると、人間ダメになるもので、授業態度も、寮での生活態度もだんだん悪くなる一方で、敬愛するバスケット部の監督から「どんなに上手くても今のままなら絶対ゼッケンやらないからな!」と言われ、しばらく悶絶していました。

ふっきれたのは、2年生になってから…
大学なんて絶対行かない!勉強なんて意味がない!~って言っていたのが、それなりにやりたいことがあってそれを実現するためにはスキルアップしなくてはいけなくて…となり、

「そのためにも大学行ったらいいよ~もし、お父さんに時間とお金に余裕があるんだったら、今でももっと勉強したいと思っているさ…」

そんな農場長のアドバイスは右から左だったけど、わかった、じゃ~がんばるよ…となってから、ちょっと一皮むけたかも~
まずは力試しに、2年の夏休み明けにバスケット部のキャプテンでありながら、公休をいただいてニュージーランドにファームステイしたりして、結局、意外としっかり頑張っていたみたいで1年生から今まで定期考査ではクラス1番のポジションを譲ったことがありませんでした。

目指すものが決まってからは、小論文のトレーニングとやらで日本農業新聞を読みあさり、
「新政権になって、“農家戸別所得補償制度”が導入されるって言うけどどうなのさ?」
なんて、一人前に議論をふっかけてきたりしていました。
ま~聞きたいなら、そこはがっつりレクチャーしてあげる♪だてに、霞が関や大手町に行っていたわけじゃないし、剛速球のデッドボール投げていたわけじゃないからね~なんて嬉々としている父は内心、逞しくなった長男のこれからのあれこれを想うと夢と希望ばかりの楽しいお話をしてあげられないのがいかんともしがたく…

それでもとにかく合格!よかった~

「わかりません」三連発は自身のやりたいことのリサーチがちゃんとできていなかったから…
そこは、大学生になってからカタキとろうよ!
ちなみにやりたいこと~
食料危機にみまわれている貧困国に、農業支援をとおして飢える人達を助けたい…

あ…父も25年前の就農前の学生時代に、青年海外協力隊に出願しようとしていたことを振り返り、“トンビがタカ”でも親子の想いって遺伝するのかしら~と思った次第。
(産んだのはトンビな農場長ではなく、ヒラリーなんだけど…ね)

本当に親バカで申しわけありません。
でも…よかった~ほんとうに、よかった~

とりあえず、あとは入学金と授業料の心配だけね…




足のケア

12/17
愛妻家の農場長が女子大生にメールを送ってみる~

先々週北海道農業士協会道外視察のおり、こんな時でなかったらなかなかお会いすることができない方たちにそれぞれ時間を作っていただいて再会が果たせました♪

そして帰道の日(12/5)、昨年秋にオルトラン隊で我が農園に実習にはいった東京農大の“ノブちゃん”と、色々とやりくりをしていただいて羽田空港で再会を果たすのです。
実は上京前に彼女から卒業論文のテーマを立てるのに、想い入れや悩みがあったりして、そんな事やあんな事をPCのメールでやり取りをしていたところでした。

「農業の生産現場にいて、いま思うこと、気になること、困ったこと…」

もともと短いタイトな時間の中で、早めの昼食をとりながら「ままならない政策環境のこと」「土づくりのこと」「労働環境のこと」「環境保全と産業施策の高度な両立が求められていること」「原料型作物とワールドトレードが抱えている問題」など…お話をさせてもらうのです。

そして再会を誓う握手をして、北に戻ってくるのですが~

あ…そういえば、あんなこともあったな~思いつくままに羽田空港の延長戦の様相でまたメールを配信してみるのです。

==============================

北は雪が降り始め、一面の銀世界…しかもしばれてきました~
冬はやはり、東京がうらやましいです。
ヒラリーも、ぜひ会いたいと切望しておりましたよ。

さて、最近思う農夫の気になること、困ったこと…そう言えばと、思いついたので配信いたします。

それは農業者の“ワーキングブーツ”のことです。

実は私はこの春から、保健婦の指導を受けてメタボの改善に取り組んでいるのですが、万歩計をつけています。
収穫期は日に15000~18000歩以上歩くこともあります。
トラクターのオペレーター作業が中心の私でさえそうなのですから、補助作業の女性の歩数はおそらくオンシーズンを通して常に20000歩以上になるのではないかと思います。

そこでふと思いました…農村女性の足のけがが多いような気がするのです。
実は母が先月ひざの手術をして、人工関節を入れました。
病院の入院患者には同業者が多く、そのなかでも女性の方が圧倒的に多いようでした。
骨や関節の病気はホルモンの関係から、やはり女性特有の症状と言っていいのかもしれません。
農作業は耕種部門も酪農業も立ったり座ったりと、膝や腰に非常に多くの負担を強いるものです。
もちろん統計的なものは分かりませんが、思いつくだけでも集落の実年農村婦人の方の股関節、膝の手術が多いことに気づかされるのです。
こうなるとむしろ職業病と言っていいくらい…とも…

このことを、保健指導中に保健婦さんにお話ししたところ、
「実は足のけが、病気は靴でかなり防げるのですよ」
と指摘を受けて、“あ!”と思いました。

確かに、長靴、地下足袋、安全靴、スニーカーなどをそれぞれにワーキングブーツにしていますが、“履き心地”を基準に選ぶことは少ないなぁ~と、思うのです。たいてい安い高い、耐久性…など
その保健婦さんは、よりよい靴を履くことを指導をされて“未病”(事前に病気やけがを防ぐこと)活動を推奨していて実際、保健婦さんや医療現場の方は歩くことが多いですから、ワーキングシューズはかなり機能性の高いものを使用されているようです。
(ただし高価ですが~)
足ケア
(↑保健婦さんのワーキングシューズ~底が丸くなっている)

たとえば長靴の中敷きをオーダーで型をとり、それを使用するだけで足腰の負担はかなり違うのだとか…
目から鱗、とはこのことです!
私はその話を聞いて以降、ヒラリーが最近、尾てい骨が痛い…膝が痛いというたびに、良いワーキングシューズをはかしてあげようと思うのですが、実際に買うとなるとなかなか高価でままなりません。
それに、そもそも本人の意識がそうなっていないとダメだと思います。
ヒラリーには歳をとっても元気に仕事をしてほしいし、私にもし何かあったらしっかり介護してほしい(笑)
でも、痛いと思って騙しながら仕事をしだしてからでは、遅いのです。

そんな農作業用の高機能なワーキングブーツを気軽に買えてはけるように、私は私の立場で啓発していきたいと思った次第。

もちろん自身のためでもありますが、これでも農場長は愛妻家なものですから~(笑)

ノブちゃんにも当農園に来られて、そんな地味だけど足腰を使う作業に携わっていたので実体験がある分、実感できることがあるのではないですか?
私も、普段なれない革靴でアスファルトの上を歩く東京は、足腰が相当こたえました。

地に足をつけて逞しく生きる農夫たちの、“足”のケアを怠っていてはダメですね~
なにか、参考にでもなれば~

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夫婦であちこち“痛い、痛い…”と言いあっていても、不摂生な農場長なんかよりヒラリーの方が確実に長生きするのでしょうから、そのためにも足のケアしなくてはならないな~なんて思いました。

思っているだけで何もしないのなら、思わないで何もできないのと変わらないのよ~(←byヒラリー)

そりゃそうだけど…
(優しく膝をなでたり、お尻を撫ぜてくれただけで救われることがあるでしょー?)
(いかん、いかん、銀座やススキノのホステスと一緒にしないで!~って、つっこまれそう↘)

家庭内で虐げられている農場長の心の叫びも師走の喧騒にかき消されつつ、愛妻家(恐妻家?)の苦悩は深々と降り積もる北国の雪のように心の葛藤を覆い尽くすのでした…




真冬日のオニヨメ

12/15
甜菜庭先貯蔵出荷の顛末あれこれ~

週末ごと(12/6、12)の順調な積雪とその後のシバレに、地元スキー場も間もなくオープン。
校庭のリンクも管内の丘リンクのトップをきって、ちびっこスプリンター達が滑走しています。

連日の真冬日(最高気温が氷点下)…
そんな時は、たまっているデスクワークをかたづけたいところですが…そういうわけにもいきません。
甜菜の庭先貯蔵の出荷がはじまりました。
積み込み

前々日、除雪をして、
前日、甜菜のパイルにかかっているシートをはがして~

ところが昨日、家人たちは通院やら何やらでテコが確保できず、農場長の一人の“シートはがし”と“シートたたみ”はちょっとこたえました。

丁寧な人だと、ママさんダンプでパイルの天板を除雪して、パイルのノリ面をスコップではねて~
などと重労働しますが、ナマクラ者の農場長はそんなことはしません。
積雪のビートパイル

実は雪はねしないように、シートの掛け方をちょっと工夫しています。

まず、パイルの天板センターにシートをかけ合わせます。
シート掛け合わせ

そしてノリ面の余ったところは、外側に折り返しておきます。
シートノリ面

これで、スコップで雪はねするところはシートの掛け合わせの“かど”だけ~
あとは、ロープをくくりつけて、トラクターのローダーでロープを引っ張れば…

内側に雪をまき込みますが、物理的にも理論上は半分の雪しかのっていないので、意外と簡単にサランラップをはがすようにスルスルとシートがはがれていきます。

ちなみに、ロープでくくる時もひと工夫。
シートの端を二重に折りたたんで、ロープをいわゆる“ひばり結び”でくくり、シートの折れ込みにストッパーを入れます。これでシートの端はさけませんし、強度がある割に簡単にほどけます。
ひばりむすび

シートの枚数が余計にいるのと、ストックポイントの広さもある程度必要なのですが、スコップで雪はねしたくないナマクラ農場長には最適の方法です。

あとはシートをたたむだけ…むしろこの仕事の方が一人でやると難儀です。

あと、4枚折りたためば…となってから、雪は降ってくるし、しばれてきて思うようにいかず帰宅したヒラリーに手伝ってもらいましたが、シートを広げている最中に“のんこ”が折れてしまい思いっきり尻もちをついて悶絶してしまいました…い、い、息ができない…お尻を抑えてのたうちまわるだけ…
折れたのんこ

尾てい骨、粉砕骨折したかも…

ヒラリー「あ~ら、これでしばらくワルさできなくなったんじゃない?」

おに!あくま!サソリ座B型女史!(蠍座B型の皆様、ごめんなさい)

暗くなったし結局心も身体も折れてしまったので、残り2枚にしてリタイヤ。

そして一夜明けて本日、出荷!
農場長「尾てい骨、痛くて寝むれなかった…」
ヒラリー「その割にはガーゴーガーゴーいびきかいていたわよ~」
オニヨメ!
ハードワークで疲れてたのょ!

しばれる朝日の中、新得町の最終荷物です♪
最後の一台

運搬スタッフの皆さん、ご苦労様でした~

これで今年の出荷物はきれいになくなりました。
あとは、あれをやって…これをやって…あ!あれも…そういえば、これも!
う~む…やはり、なかなか師走はひと息つけませんね。

尾てい骨とオニヨメに傷つけられた心のケアは、もう少し先になりそうです…




十勝百年農場

12/9
皆様のおかげで…そして、皆様のために~

十勝晩成社と、十勝毎日新聞社の主催による「十勝百年農場」の表彰事業は十勝管内に入植後百年以上営農を継続し地域貢献、人格など他の模範となる農場と代々の経営者とご家族の功績をたたえる事業で、平成6年から実施されています。
プロフィール

本年、ひら農園が新得町から推薦をいただいて選考の結果、受賞することとなり、今日は栄えある表彰式、祝賀会です。
当町では初めての百年農場~本当にはれがましさでいっぱいです。(照)
“センチュリー・ファーム”う~む…なんて素敵な響きなんでしょう(照・照・照)
でも、まさか、わが家が…?
先人たちの労苦を積みかさねていったその結果がこの受賞につながったのですね~

この受賞式の前段、写真撮影があったり、取材があったり、結構パタパタしていましたが、授賞式当日は父が当家を代表して謝辞をするというので、心配と言えばそれだけが心配。
「かずお~“謝辞”ちょっと書いてくれや…」って頼まれたのが、授賞式の二日前…
「大丈夫かしら?」と、お礼の言葉の原本をしたためるのですが、父は練習の時から涙ぐんでしまいダメダメです(笑)
それも、父らしいと言えば父らしいですが~(泣き虫の家系だしね)

わが家的にも百年に一度の名誉あることだからと、学校や職場に事情をお話し、中学生の娘たちを早退させ、職場が休みの長女を乗せて、高校生の長男を早退させてそんなこんなで、会場の北海道ホテルにむかいました。
女性陣

年末の忙しい中、町長、議長、JAの役員、農業委員会をはじめ地元の方もたくさん参会していただき、ただ…ただ、恐縮。
(本当にありがとうございました。)

本年は管内3農場(中札内村:道見家、池田町:高橋家)が選ばれて、盛大な祝賀会に懐かしい方やお世話になった方たちに、4代目当主の農場長とヒラリーと5代目の長男とそれぞれお礼とご挨拶をさせていただき、また激励をいただいてすっかり充実した祝杯を傾けた次第~
5代目を真ん中に

中学生の娘たちからは「出番がないからってお酒飲みすぎちゃダメよ!」と、注意されるしまつ。
表彰

そしてそろそろ、受賞農家の謝辞…
はぁ~ドキドキする♡♡♡
泣かないでちゃんとやってよ~おやじぃー!
謝辞

====================

ただいま、顕彰にあずかりました十勝百年農場の受賞者といたしまして、たいへん僭越ではございますが、ひとこと感謝の言葉を申し上げたいと存じます。

本日、参加されました皆様におかれましては、悪路の中、また年末の大変お忙しいところご出席していただき、誠にありがとうございます。
さらには、本年は新得町開町110年の節目に当たり、当町で初めてとなる受賞農場としてたいへん身に余る光栄でございます。
たくさんのお祝いや励ましの言葉をいただきまして、あらためて栄えある顕彰授与いただきましたこと、心からお礼申し上げる次第であります。

これもひとえに、地域の皆様、JA、行政関係者の皆様に支えられ、支援をいただいたものであることを思いますれば、私ども家族にとって百年来の継承したものがどれほどの大きな財産であったかを強く確信いたすところであります。

私どもの農場は岡山県からの開拓団として、人がかつて踏み入れたことがなかった柏とイタドリが生える原生野に鍬を振り、十勝川上流の屈足と言う台地に根を下ろしました。時に大暴れする十勝川を相手に2度、3度の水害による畑の流失を経験し、それでも家族親族一丸となって今あるものを築いてきました。
それも、先代、先々代からの預かりものと思い、次の時代を継ぐものに渡すことが使命であると、ただひたすら土に向き合い汗をかいてきたことがこの受賞につながったものと思います。
本日の皆様とのこの新しい出逢いが、明日の十勝の農業を動かす原動力になることを信じ、これを機に少しずつでも皆様にご恩返しをしていく所存です。

結びに本日この式典、祝賀会にさいし主催されました、十勝晩成社、十勝毎日新聞社、関係者の皆様には、あらためて敬意と感謝を申し上げる次第であります。
また、今日まで私どもは多くの方達に支えていただきましたこと、感謝申し上げますと共に今後とも変わらぬご指導とご鞭撻を賜りますよう、また重ねて参会者の皆様のご多幸とご健勝をご祈念申し上げ、謝辞にかえさせていただきます。

本日はありがとうございました。

====================

(原本はこんな感じ…)

「~時に大暴れする十勝川に…」
あ…やっぱりここで、声詰まっちゃたね…

孫たちの評価は…
「じぃいちゃん、良かったじゃん♪」
「泣いたっていいんだよ~そこがじいちゃんの可愛いところ♡」

あまいな…
明らかに練習不足でしょ!

でも、まぁ~いいですかね~
鍬と翼の盾

百年の受け継がれる意思とその大きさと重さに、あらためてこの北の大地の尊さを想うのです。
郷土を愛し、地域に愛され、これからの百年の土をまた作っていこうと思います。




きっちり耳をそろえて
12/4
霞が関1丁目に乗り込んでみたら~

北海道農業士協会道外研修最終日、第3ラウンドは霞が関。

議員会館を出て霞が関農水省に向かう下り坂…
潮見坂は自身が青年のころ、鉢巻をして議事堂に向かう上り坂に当時沢山の仲間と僚友に支えられ愛されて…拳を振り上げていたころが懐かしい~
などと想い出にふけながら、歩道に積もる銀杏の落葉を昨日の雨に濡れ落ち葉にして、しずるしずると歩調を軽快にするうちに農水省~到着。

霞が関一丁目一番地(正確には2番地ですが…)はボッタクリバーですか?~なんて先月、佐々木政務官との意見交換の時に発言したばかりでしたから、今回は少し大人しくしていなきゃ~

と、思っていましたがどうしても聞きたいことが…
北海道対策チームとの意見交換も後段あと、10分を切ったところで農場長、吠えてみます。

農場長「苦しい予算設計の中で、とりあえず来年1年のエアポケットになる黄色の水準を現行規模で予算計上したことにご苦労されたこと、ありがたいことだと思います。
もちろん全てを満度に納得するものではないですが、現行の制度の穴を総括していただきながら、新制度に向けてその制度設計にかかるプロセスを少なくとも現場の人間と共有しなければいけないと思います。
また、担い手農業者の責任として説明責任を果たしていかなくてはならないのだと自覚していますし、そういうテーブルと機会をぜひ霞が関に作っていただきたいと要望します。

ただ、今回の意見交換会は新制度の“農家戸別所得補償制度”に関する質問はNGということでしたが、どうしてもお聞きしたいことがあるのですが…お答えできる範囲でよろしいですが…」

農水省「はい」
農場長「収入変動緩和対策は23年からは実施されないのですね?」
農水省「新政権はこの部分で特に言及されていませんから、なくなる方向だと思います。」
農場長「では、今まで積み立てた原資は返してもらえます?きっちり耳をそろえて?」
農水省「はい、そうなれば当然お返しすることになると思います。」
農場長「返してくれますか?利子をつけて?」
農水省「いや~利子まではちょっと…」
農場長「だって、その分僕らクミカンに預けていたら利子がつくのですよ?」
農水省「そこまでは…ちょっと…」
農場長「ちょっとご無体な話でしたか?じゃ利子までつけろとは言いません。
でもね、今いま導入されている日本型直接支払制度は、“内外価格差是正措置”と、この“収入変動緩和対策”といわゆる環境直接支払である“農地・水・環境向上対策”をパッケージにして農業構造改革を推し進める経営所得安定対策とうたって、恒久的な法案として制度設計されてきたのではなかったでしたか?」
農水省「はい、おっしゃる通りです…」
農場長「だったら話が違うじゃないか~たった4年でなくなるなんて…というのが本音です。
そもそも、“収入変動緩和対策”だって、農業災害補償制度の“災害収入PQ”を充実しれば、セーフティーネット機能はそれだけでカバーできるのだから…と、当時の生産現場からはそんな声が上がっていたはずですよ。結局思ったように見事に機能しなかった…いまになって“ほらね!”という感じです。」
農水省「たしかに…でも、“PQ”を選択していない産地も当時はかなりありましたから…」
農場長「それは分かります。でも、それを差し引いてもちょっと話が違うでしょ!~って気持ち、わかってもらえるでしょ?」
農水省「はい…」
いわゆるセーフティーネット

そもそも政権交代を選択したのは、私たち有権者だから話が違っていてもそれを彼らにぶつけてみたところで「ご無体な~」なんてことになるでしょう。
それでも、やはり言わずにはいられません~
あの時のあれと、その時のそれを聞いたり、見ていたり、言ったりしていたかつての担い手農業者のトップリーダーのひとりとしては、『話が違うでしょ!』と言わずにはいられないのです。

お互い言わずにはいられないことを言い合える仲でないと、意見交換会は体裁として成り立ちません。「そこを何とかお願いしますよ~」ではただの陳情だし、「このままじゃダメになるから、なんとかしてくれや~」では、俺たちショボイから何とかしてくれ…とも、聞こえなくもなく…

ここはしっかり責任ある政策提言を言える農業の担い手として、担い手はまたそう言ったことを発言すること、求められていることを責任として立ちまわれないといけないのだと思うのです。

今回は~
自身の失言癖に同行した全道の農業士会のメンバーもあきれていたことでしょうが、天候不順の苦しいシーズンの年末に、また楽しくも素晴らしい仲間と出逢い邂逅できたことは何よりの財産♪

そんな新たな出逢いは明日を動かす可能性を秘めています。
その…可能性を信じたい…




お付き合いの仕方
12/4
フタマタかけてますけど、なにか?~

北海道農業士協会道外研修最終日
今日は、永田町と霞が関で意見交換
官邸前

永田町では議員会館にて、北海道11区から選出されている石川知裕議員とまずは第一ラウンド。

私たち農業者にとってやはり最大の関心事が、H23年から導入予定の“農業者戸別所得補償制度”の制度骨格です。
来年度、先行して水田作にモデル事業が導入されるとのことで、まずは稲作農家の意見は?なんてところから始まるのですが、本丸もさることながら周辺制度も様変わりしそうでむしろその方がフラストレーションが多いかも…
たとえば、現行の“産地づくり交付金”が“水田利活用需給力向上事業”に移行しますが、かなり使い勝手が悪くなるかも…
交付金額ベースも北海道単位で言えば少なくなる?
でもその分、計画生産をしていて良いお米をしっかり作っている生産者の手取りは多くなる?
(~じゃないと、そもそもおかしいけれどね!)

ただ、一所懸命取り組んだ者や産地にとって、使い勝手の悪い制度になってしまうのはやはりおかしいです。
農場長「北海道の場合、“地域水田ビジョン”をコンコンとやって自己の工夫を重ねながら“産地”を作ってきた者からするとその使い勝手の悪さは、“先祖がえり”したみたいなもので、大きな危惧がありますよ!」
誰でもいいから、なんか作れば、なんかもらえる…みたいな制度って今更、納税者に支持されるのかしら?そんなことでは、農業者も産地も育たないし多くの消費者、生活者、納税者に拍手されないと思うのです。

農場長「『かつて民主党は中山間の零細農家には支持されなかった…その答えとして“農業者戸別所得補償制度”を仕掛けていきたい』とのことでしたが、もちろん私達はそれを否定しません。
でも、そのことと、『意欲と能力のある農業の担い手を育てるために“制度扶助”が必要で、そのための経営所得安定対策を納税者のコンセンサスをもとに仕掛けていかなければならない』こととは、別の次元の話です!そこをごっちゃまぜにしちゃダメですし、そことケンカしない、させない政策議論を仕掛けていくことはできませんか?そこをぜひ整理していただきたい。」
民主党の農業政策がどこの何に向き合い、どうしたいのか?そこが見えないし、語られないから不安なんですわ~少なくとも“農家戸別所得補償制度”で何とかなるなんて思っている人はいないわけですから…

農場長「言ったついでに、事業仕分けについてお話をさせて下さい。」

いいですか?と、津島会長(北海道農業士協会 会長)にお聞きして…あらら、ちょっと困ったような返事…でも、ここまできて引っ込めるわけにいきませんから…

農場長「石川議員が先の総選挙の遊説中に、新得に来られた時私の家内とお会いしているんです。駅前マルシェに出店していたところ、たまたま石川さんの選挙カーが来られて、私どもの農園のスィートコーンを買っていかれたのですが…」
石川議員「…!あーーー!はい、はい、はい、覚えてます!分かります!新得の駅前の!」
農場長「そうです。家内帰ってからそのことを私に報告しまして、『なかなか頭が低くて、好青年な感じでよかったわよ~』なんて言うものですから…」
石川議員「なんかそのあとの言葉が怖いです…」
農場長「石川議員、たしかまだ独身でいらっしゃる?」
石川議員「そうです。」
農場長「あら、お若いのに…“人妻キラー”なんだと…ことによっちゃ~、うちの家内“石川ガールズ”1号かな~みたいな…いまの、NGワードでしたか?」
石川議員「いえ、いえ、いえ…」

農場長「ところで、石川議員、あのマルシェで出店していた方たちって、あれで儲かって儲かってウハウハだべや~なんて思えますか?」
石川議員「いえ…」
農場長「今回、事業仕分けでマルシェジャポンの事業がリストラの対象になりましたね?あとで、某高橋局長が質問書をだした“あれ”です。」
石川議員「はい、はい…」
農場長「事業仕分け自体は、たいへん国民の注目を浴びましたし、『こんなところにこんな無駄があったのか~』と、多くの国民に知らしめた機会になったことは評価します。ただ、そのやり方が親切ではない…配慮がないですよ。」
石川議員「はい…」
農場長「たとえば、マルシェジャポン事業は民業をおかすものだと指摘されてリストラされましたが、それを指摘したのはまさに民業側の仕分人でした。はなから削減するための言いがかりみたいなものです。それをいうのなら、あの場所に例えば私の家内の立場のような方がいて“都市と農村”“生産者と消費者”の交流と対流をはかり、農業理解を深め豊かな食を共有する目的の事業であったことを、あのテーブルで発言できる機会を与えていただかなければ、優しくありません。フェアじゃありませんよ。」
石川議員「そうですね、おっしゃる通りです。」
農場長「マルシェジャポン事業を復活させてくれと言っているのではありません。公正じゃないということを言っているのです。」

×なら×で、言い渡されたものが納得できなければ本当の意味で「無駄を省いた」ということにならないのでは…

この辺で「ひら、しゃべりすぎ」…と、会長注意を受けて自身のわりあたる第一ラウンドは終了~♪

でも、石川議員、お若いのに…だから、なかなか勉強していて話のわかる青年議員だな~みたいな好印象でした。農林水産委員会の理事も務めていて、これからの北海道にとっても十勝にとっても重要な立場、立ち位置になっていく方。
でも、十勝に戻られた時にはそんな立場を超えて、ぜひ居酒屋などで酒を酌み交わしたい方だなぁ~と思いました。
(もちろん、立場を超えて…っていうのが、色々面倒くさいけど…)
議事堂と銀杏の黄葉

午後からは第2ラウンド
北海道7区から選出されている自民党道連の会長を務めている伊東良孝議員との意見交換です。

話が進んでいくうちに、なにか、出る言葉出る言葉が愚痴に聞こえてしまうのは私の耳に問題があるからでしょうか?
だんだん、気の毒になってきました…

津島会長の“こうなると、例えば民主党とどんな風に付き合っていったらいいか?”みたいな質問に
「どうぞいらっしゃい~みたいな対応をしてくれないようだったら、付き合い方を考えた方がいい…」
おっしゃる通り!
でも、もともと労働色の強い民主党王国北海道にあって、「あなた達、来るところが違うんじゃないの?」みたいな、嫌味を言って門前払いをしてきたのも自民党の実力者だったりするのですよ~
本当は、オール北海道でやってほしいのにぃwwwと、北海道の有権者はずーっと思っていたわけですから…
(人によっちゃ以前は足寄以外の方とは会わない…なんていう方もおられましたけどね~)

民主も、自民もお互いの弱点を知りつつも、攻めるカードもそれなりに理論武装されてどれもこれも「うん、うん」とうなづきまくりです。
たとえば事業仕分け削減対象になったノウサイの掛け金国庫負担の軽減などは、そもそも法改正されないと実現されないし、それにはそれなりの路順を踏まないと簡単に“バッサリ”となんかいかない話です。石川議員も伊藤議員もそのことを同じように指摘されていました。
だったらそこはオール北海道で仕分人を後ろで操っている財務省の主計官に、“ガツン”と言える共同戦線を張っていただきたいのですが…無理でしょうかね?

でも、マルチプルにamは民主、pmは自民なんて私達の業界では、この秋の総選挙までなら誰も想像できなかったシチュエーションですから、今次の政治環境から学ぶものは逆に非常に意味のある内容になったと思いました。

果たしてこの場合のフタマタは節操無いでしょうか?
それなりのお付き合いだとしても、適度な距離はどんな関係でも大切なのだと思うのですが…
もっとも、どちらとお付き合いすれば得か?損か?なんていうのは論外です。

モンローな十勝人はベタベタされるのも、するのも実は苦手なのですわな~




もくもくとはたらく

12/3
北海道農業士協会 道外研修~

昨日(12/2)新千歳空港集合~久々の飛行機♪
北海道農業士協会の道外研修に参加しています。

今回は名古屋、三重、東京方面を巡る3泊4日~
愛知、三重方面は以前、道産豆類消費地懇談会に参加していましたから今回で3回目。

道産の豆類(小豆、菜豆)は中京地区では、根強く消費されていていわばお得意様♪
喫茶店でトーストを頼むと小倉餡がついてきたりして、関西方面とは違う独特の食文化を形成しています。
余談ですが、名古屋出身で帯広畜産大学卒業の知り合いの獣医さんが、帯広に来た当時喫茶店で餡子が出てこなかったことにすごく驚いたとのこと…
郊外に出れば、小麦、馬鈴薯、甜菜にまじって小豆畑が広がり、“豆の国”十勝と言われた一大産地でありながら、喫茶店で餡子が出てこないなんて…と~

色々と思い入れがある中京、名古屋方面も到着すればあっという間~
初めての中部国際空港のホールも銘菓の看板が誇らしげに♪
セントレア空港

表示偽装で色々ありましたが、小豆も、砂糖も、もち米も北海道産♪
(ちなみに、北海道では三重県の物産展でもないかぎり“赤福”さんにお目にかかる機会はありません。)
いただいてみれば…
川の流れのように
う~む♪餡子っ食いにはたまらない“あさなま菓子”です♪

そして本日(12/3)、愛知県はトヨタ・プリウスの工場を視察したのち、一路三重県は伊賀の農事組合法人、もくもくファームにお邪魔して視察研修をさせていただくのです。
もくもくファーム

もくもくファームで印象的だったのは、専務さんのお話~

農業者に価格決定権がないことに大きな不満を持って、「なら自分たちで生産し、自分たちで加工し、自分たちで販売しよう」と、取り組んでから20年。
もくもく土に語る

従業員スタッフは正社員140名、パート、アルバイトで450名の大所帯で年間の来場者数は50万人!
体験・観光農園事業者のハシクレのひら農園とは、まさにケタ違い!

もくもく体験

そんな専務さんが言うには~
「消費者は農場(事業者、企業)の何を応援したいと思っているのか?応援してもらえる農場になるにはどうすればいいのか?
それは何を想い、何を作り、そこにどんなメッセージをその生産した食に折り込むかだ。
今、食は胃で食べる時代から、舌で食べる時代に…さらに頭で食べる時代になってきた。ただ単に、安くて、美味しくて、量があることで満足する時代ではなくなってきた。
頭で食べる…とは、例えば環境に優しい取り組みをしているとか、地域貢献度が高いとか~と、言うものに付加価値を見出す時代になったということ。お金儲けだけをしている企業なんかに消費者は拍手しないのだ!」

本当に…!
あまりに理想論が高くても、自身の経営が成り立たなくては本末転倒なのだが、「儲かればただそれでいい~」ということではないはず。
農業は地域社会を底辺に構成する産業だから、地域貢献だとか社会貢献というキーワードは絶対外せません。そういう企業、そういう事業者に消費者、生活者、多くの国民はエールを送りたいのだと思うのです。
もくもく手作り体験

また、専務さんはこんな言葉も~
「補助金に頼らない農業がしたかった…対して北海道はどうか?北海道農業は大地の豊かさ、大きさに甘んじてアグラをかいているのでは?もしあの広大な大地がなかったらどんな農業をしていたのか?」

確かに…
でも、だからこそ北海道で生産されている原料型作物の政策環境には、制度扶助が必要なことを“納税者”に自己発信してこなくてはならないのだと思いました。
逆説的には「広大だからこそ、今の形態になってきたしそしてその可能性は未だ覚醒の途上なのだ!」と言いたいのです。
(ケタ違いの農園の農場長が吠えたところで知れているのですが…)

もくもく優しさ宣言

「北海道は近づきすぎ~遠くにあるからあこがれの対象になるんだよ。あまり近寄ってくるな!」
~は、北海道のドコソコでしか手に入らないものでなければ、マーケットでヒット商品を生み出し続けることはできないぞ~という注釈でしょうか?
そうですね…“赤福”は普段北海道では買えません。
例えメイドイン北海道のお菓子でも、そうやって北海道の愛食をPRすることもできるのですよね!

もくもくのミニブタ

「私ね、癌なんです。手術してとりあえず今のところ再発してないけど…それまでタバコが好きでね~でもやめました。菜食です。肉も食べません。」
あらら…ニコニコとカミングアウトしてくれちゃって…
(こんな時、どんな風に反応すればいいのでしょうか?「イノチ根性ありますね~」とか?)
「だからね、24時間スイッチオンで生きてます!」
そうそう!漫然と生きていてはダメなのですな!
まずは健康であることが何よりも尊いのだと思います。健康に生きられることを感謝しないとね~

もくもく野菜直売上

最後に~
もくもくファームの“もくもく”の由来は何ですか?との問いに、
「最初に作った施設がログハウス風で木・木で“もくもく”~新幹線の中で閃きました!(嬉)」
ケタ違い↘農場長「ご自身がヘビースモーカーだったからというわけではないのですね?」
「あはははは~!」と、豪快に笑われて、
「従業員には“もくもく”と働かなあかんという意味か?とも言われましたわ(笑)」

そうです…考えているだけではダメなんです。
“もくもく”と働くために、“もやもや”とした頭の中に、“もりもり”と詰め込んだ今回の研修は、ようやく前半戦を終了です。
珍しくやる気だけは“もこもこ”と顔を出してきました♪




殿方がおちる時
11/26
婚約を破棄してまで若い家庭教師に入れ込んでしまう理由を考察~

恋愛話?いえいえ、マイブームの話
お昼の休憩時間に某NHK・BSで放送されている『世界名作劇場』を観こんでいます。

春先には「愛少女ポリアンナ物語」
夏には「小公女セーラ」
そして秋からは「トラップ一家物語」

そういえば、ちょっと前にマルコがお母さんを探していたな~なんて、何気なく見ていたのですが、ポリアンナお嬢様の“よかった探し”に当初はツッコミどころ満載でしたが、「あなたはどうしてそうなのに、そうなのよ(涙…)」と、気がつくと目を潤ませながら見入ってしまいヒラリーともども結局はまってしまったのがマイブームのきっかけ。

セーラも最終回でいじめっ子のラビニアが「あなたがダイヤモンドプリンセスからクイーンになるとき、私は大統領夫人になっているわ♪」で、チャンチャンなの?と、凄い消化不良のまま終わってもなぜか“くだらない!”なんて思えなくて、人生いろいろあるのだわね~などと、達観めいているのでした。

やはり『世界名作劇場』といえば、ハイジとかパトラッシュとかラスカルとかがメジャーなのでしょうが、こうやってマイナー作品を大人目線でしっかり見ることも意外と面白かったりするな~なんて、昼食の食器を片づけながらテレビに向かうのが小さなマイブームです。

そして今はマリア先生~
ドレミの歌?あ…サウンド・オブ・ミュージックのアニメ版ね~と、知ったかぶりしながらも原作もアニメ版も映画もちゃんと読んだり観ていないものだから、それはそれで観るにつけ、とても楽しみになってしまいました。

さて、「トラップ一家物語」のあらすじですが~
東大雪の山並み

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幼い頃に両親を亡くし苦労を重ねてきたマリアは、修道女を目指しノンベルク修道院を訪れ、志願の結果修道女見習いとして迎え入れられる。
ある日マリアは、オーストリアの名門貴族であるトラップ大佐の家に次女マリアの家庭教師として9ヶ月間派遣されることになった。7人の子どもたちは、当初は心を閉ざし反発していたが、次第に天真爛漫なマリアに心を開いていく。そして子どもたちの父ゲオルク男爵も、マリアに惹かれるようになっていく…
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話のメインは母親を亡くしたトラップ家の7人もの子供たちと、その子供たちの心を開こうと奮戦する家庭教師のマリアとの交流なのですが、大人たちの心理描写も子供向けのアニメーションとしてはかなり複雑になっていて、そこが何ともハラハラ、ドキドキなんです。

ちなみにこの原作は実話に基づいて書かれたものだそうで、アニメ版はけっこう設定を変えていたり、サウンド・オブ・ミュージックはミュージカル的要素をより特化させたものとして、それぞれにそれなりに楽しめたりします。

そんな「トラップ一家物語」、大人たちの愛憎劇もお昼時間帯ということもあってメロドラマ的要素が満載なのですが、いずれゲオルク男爵とマリア先生は結ばれることは分かっていながらも、それは何故?どこで?どんなタイミングで?というところはやはり気になるところ。

だってゲオルクはすでに婚約者イヴォンヌ(亡くなった奥さんのハトコになるそう)がいて…
ゲオルクとマリアは20歳の年齢の差があって…
死別とはいっても(むしろその方が難しいか…)7人もの子を持つシングルファザー(名誉とお金はあるけど~)に、どこをどうしたらそうなっちゃうのか…

男と女は分からないことだらけだけど、でも“何か”あるのですわな~そうなるきっかけが…

そんなものを垣間見たのが、第24話「クリスマス・キャロル」でのヒトコマです。
オンコの実と初雪

久々に家族楽しいクリスマスを迎えられそう…
妻がなくなってから沈みがちな家庭がこんなにまで明るさを取り戻したのは、マリア先生のおかげとゲオルクは感謝しているよう~
一方マリア先生は、家政婦長のマチルダ夫人にイヴォンヌとゲオルクのご成婚に差しさわりがあるから、ゲオルクや子供たちとの接し方に気をつけるようにーと、言い渡されていて困惑しているところ。
もちろんこの時点で、マリアの心情は子供たちへ向けたものがほとんどで、ゲオルクにむけたそれは雇っていただいているという感謝の気持ちはあったとしても、たぶんニュートラルだったはずです。
女の勘という意味では、マチルダ夫人の心配は結果的に実に的を射ていたことになるけど、当人同士は良好な人間関係以上のものはなく、恋愛感情は少なくともこの時点ではなかったのではないでしょうか…

ところが…
ご両人が一緒にクリスマスツリーに飾りつけをしている最中にこんな会話が交わされるのです。

男爵「フローライン・マリアはずいぶん早くにご両親を亡くされたとか…(それなのに、こんな風に楽しくクリスマスを迎える演出ができるのも)養父母に大切に育てられたのでしょうな~」
家庭教師「実は養父(後見人)は病気(精神的な)で、よく暴力をふるいました。」
男爵「え!暴力を?それは(絶句)…でも、あなたはまだ小さかったからそれほどでもなかったのでしょ?(心配)」
家庭教師「たぶん私が一番小さかったので、一番暴力を受けていたと思います。病気だから仕方がないのですが…養母はそんな私を抱きしめて『マリアは悪くない…悪くないからね…』と一緒に神様に祈り慰めてくれました。」

不遇な幼少期をはからずも告白してしまうマリア…きっと、しゃべりたくてもしゃべれないトラウマがあったに違いありません。

家庭教師「おかしいわ…こんなことを、今まで誰にも話したことなかったのに…(ニコッ♪)」
男爵「…そんなあなたが、こんなにも明るく私達に接して子供たちに尽くしてくれる…素晴らしいことです。ありがとう、フローライン・マリア」

見つめ合う2人…
頬を染めるマリア…

もし…これが計算された脚色、脚本、セリフだったとしたらこのシチュエーションはすごく高度なもの、オトコゴコロ、オンナゴコロを知り尽くした人でなければ仕掛けられない演出だと思うのです。

男爵的には
『そんなつらい過去があったなんて…でも、マリアのこの健気にも逞しい明るさはどんなものにも代えがたい…これからは、私ができるだけこの人の力になってあげなくては…』

~と、思ったに違いありません。
恋愛感情とは少し違って、「これからは僕が守ってあげるからね!」みたいな感情はオトコの子的にはよくわかる話です。可愛そうとか、気の毒に、といったものを超越した感情で弱いものを放っておけない正義感の強い男性は特に…だと、思います。

一方、家庭教師は
『あら~不思議…なんでこんなことしゃべっちゃたんだろう?』
できれば心の底に封印しておきたい幼少期の忌まわしいトラウマ。でも、それを言わしめたとすれば男爵の包容力のようなものにほだされたとするのが、自然な解釈。そういう氷り付けにしておきたいものを、チロチロと溶かす温かいものにすでに優しく包まれていたのだと思います。
その“温かいもの”とは、例えば子供たちとの心の交流がきっかけになっていたのかもしれません。

そこに持ってきて
「あなたは素晴らしい…私達のためにありがとう…」
なんて凛々しく見つめられたら、キューピットの矢はその時点で深くマリアの心臓を射ぬいていたことでしょう。

ただしこのお話、男爵の「妻」になりたいイヴォンヌと、イヴォンヌに子どもたちの「母」になってほしいと願う男爵の思惑など色々絡まって複雑で、このあとひと波乱もふた波乱もある(だからドラマになるのだけれど)ので、やはりオトコとオンナは分からない…分からないから、面白い…

もちろん恋愛なんて計算ずくや駆け引きばかりじゃないけれど、それこそ何かの拍子に図らずも恋におちてしまうのは、その辺に転がっている小さな小石につまずいた結果だったりするのでは~
そしてそんな小石にも、人生の真実がおり込まれていたりするのでしょう。

ヒラリー「私って小石か?」
農場長「いえいえ、漬物石くらい逞しいかと…」

ま…畑にいたらクマに間違われるドラム缶みたいな亭主に言われたくないだろうけど…

農場長「あくまで、男爵的な心情にたった時の“私見”だから~男が皆、女性の幼少期の不遇を告白されて“コロン”といっちゃうってこと、言ってるわけじゃないから~」

ヒラリー「アタシだってアナタみたいな毒蜘蛛の巣に引っ掛かってなかったらもう少し素敵な蝶々になっていたんだからねー」
農場長「いやいや、僕だってきれいな蝶々だな~って蜘蛛の罠で捕まえてみたら実際は“毒蛾”だったよ~」

少なくとも書類上は婚姻関係になって20年…そんな時間の経過は時に残酷ではあるけれどTVのアニメーションを見ながら、こんなことが言い合えるのですな~

トラップ一家物語で、恋のトラップにかかってしまったのは男爵?
若い家庭教師?
それとも美人の婚約者?(イヴォンヌも悪い人じゃないから余計辛いわ…)

殿方が恋に落ちる時…
けなげにも逞しく、しかも前向きな明るい女性が過去のトラウマを告白してくれた時…

あ…あくまでも、私見です。
数少ない経験則からは到底見出すことができない、あくまで一般論から見た私見です。
(別に言い訳じみなくてもいいじゃない~byヒラリー)