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プロフィール

ひら農園

Author:ひら農園
ようこそ、「農園日記」へ
北海道、十勝の新得町屈足地区で農業を営んでいます。
作物たちの成長や農村の暮らし、農園の四季を綴っています。

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北の農園日記
北海道十勝のこだわりのジャガイモ・とうもろこしなどを栽培し、産直販売や観光農園、農業体験も行っている、ひら農園のオーナーが日々の農園の様子をお伝えします。
後悔ばかり

4/30
新たに得た人生訓~

昨日の朝…こんな感じ
またまた真っ白

本当に春の神様はどうしちゃったのでしょうか?
…と、ふてくされてウダウダして食事をしている時に
「ガギッ!」
ん!?…あ!歯、とれた!!
奥歯に詰めた銀歯がとれてしまいました。
アララララ…やはりどうもあんばいが悪い。

な~んか少し前から痛かったのさ…歯…あちこち…歯磨きしても血でるし…
今冬、デスクワークなどで肩がこったり、目がしょぼしょぼすると、歯が浮いて痛くて痛くて~
でも騙しながら春耕期を迎えて、それなりにごまかせるようになったから歯医者はいいか~なんて思って矢先の歯がポロリ。
本当に、イタタタタです。

実は今回とれた詰めものは10年ほど前に一度とれたもので、その時も春の忙しいときだったので「とりあえず応急措置ですからね!」と言われたまま、放置していた個所。
しかも10年前ですから、どこがどうなってどうしてこうなったのかは何となく想像がつきます。
いわゆる自業自得というやつですな~

~と、勇んで本日、急患扱いで歯医者に♪

ならば、行ったついでにほかの痛いところを見てもらいましょ~となって、レントゲンを撮ってもらうのですが担当のお医者さん、神妙な面持ちでちょっと重症、面倒ですとよと説明してくれます。

「今まで腫れませんでした?いつからでしたか?ほらここね~あごの骨が溶けているんです。おそらくこの虫歯のばい菌のせいで。」

えーーーーー!骨、とけてるって?!

詰めものがとれたのは土台の歯に虫歯が広がっていたから~治療してから新たに詰めましょう。痛いの我慢できますか?しみるだけ?とりあえず連休中は応急処置で元の詰め物を詰めておきます。
ただ厄介のは、むしろこちら(逆)の骨がとけている方…と、説明されるのです。
しかも歯周病、部分的にはかなりヤバいところもあるみたいです。

「ほっておくと危ないですよ。」

アチャーーーーイタタタター
どうりで、どうもおかしいと思ったのよ~痛み止めとアルコールで何とかごまかしていたのも良くなかったのかも~
先月のある日、あまり痛いのでヒラリーと長男に「さっさと歯医者に行きなさい!忙しくなる前に!」と忠告(というか、なかば罵声を浴びせられるような状況)を受けていたことを、今更のように悔やんでします。

そう…歯科医を好きな人はいません。
痛い…痛いし…怖い…あの「チュ~ン…ガガガガガガ…」って音。
歯肉をつつくあの針みたいな治療器具。
「ちょっと痛いですよ」って、たいがいちょっとどころじゃないし!
自分で何がどうされているか分からないって言うのも恐怖です。
「大丈夫ですか~?」って大丈夫じゃないけど、口をあけているから「はい」とも「いいえ」とも言えない…ただひたすら目をつむって、組んだ手に力を入れて、足の指をモチョモチョさせることぐらいしか意思表示が出来ないのも拷問のようです。
今回もあまりの痛さに気を失いかけたwww
大の大人がおおげさに~と、思われるかもしれませんが本当に痛い…恐怖…つらい…なく…

これが保健婦さんとの愛の保健指導とか、整形外科の看護婦さんなら冗談も言い合えるのですが、どうもそういうの、歯医者さんの助手や看護婦さんには通じそうにないし、歯科医の治療室って笑いや和やかさが無くて他の病院とは明らかに異質です。待合室なんか、量刑を言い渡される被告人の控室の様相です。(って知らないけど)
痛くない歯まで痛くなってしまいそう~
しかも歯医者にして待合室にこの手の本…
歯周病
し、し、死臭病?!一種のホラー?オカルト?もうシャレではすまされませんの…

でもしかし、だからこそ貴重な人生訓を得ることができました!

「歯痛をごまかせる前に歯医者に行こう!」
「虫歯は酷くなる前に歯医者に行こう!」
「歯磨きをして歯茎から血が出るのなら歯医者に行こう!」

とにかく、ギリギリになんとか持ちこたえている状況になる前にことに及ぶべきです!
面倒くさがらず、「えぃ!やぁ!」と…そうすれば傷口は最小限度ですみますのだ!

自らつらいことや苦しいことを進んでやれば、人生おもしろ楽しくなるのだ~!などと、言い聞かせてポジティブに生きれば歩もうとする道もまた拓かん!とズンズンと大手を振っていた自分が、まさか歯医者にかかることでこんな大切な人生訓に出逢うとは!

虫歯だらけの人生と闘わなくてはなりません!
永い戦いになりそうです…





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土とジャガイモと
4/27
ジャガイモの好きな人には悪い人はいません/2010バージョン~

ようやく今シーズンの植え付け作業が始まりました♪
植えた片っ端から

まずはジャガイモさんから~平年より5日遅く、昨年より10日遅い始動ですwww
15年を過ぎたポテトプランターもネンキがはいってきました~それでも全粒植えはほぼ全自動♪
溝をきると同時に肥料をおとし、種イモを等間隔におとして鎮圧し、覆土をしてさらに鎮圧~
機械チックですが割と精度が高いです♪
イモもうえうえ

ラジオの気象情報よれば、昨日今日と全道的に2日連続で晴れるのは4月に入ってから初めてだそうで…

そうそう、今月は、朝起きたら真っ白になっていたり~
白いガンケ
(こんな景色ばっかり…)
気持だけは焦っても、お天気ばかりはどうしようもありませんな。
それでも、ハクチョウたちも遅い春に戸惑いながら、ひら農園の上空を飛行経路にして北に向かって帰っていきます。
北へかえる

ようやく畑が乾いてきて、助手のLFS研修生のアキちゃんもニッコニコの初仕事!
アキちゃんとポテトプランター

ちなみにヒラリーはアキちゃんにレクチャーしたあと、F6640でスプリングハローです。
さすが頼りになります♪
ヒラリーと交替

“レッドムーン”“キタアカリ”“メークイン”“インカの目覚め”、そして澱粉原料用の“コナフブキ”…
順調にいけば4日でおつりが来ますが、この天気永くは続かなくて、明日は下り坂…十勝は雪マークです。

女心と春の空…
複雑な乙女心のように、畑と…ジャガイモと…天気予報と…
にらめっこが続きます。

それでもトラクターの轟音とともに一本一本、着実に植え付けられていきます。
植え付けられた畝の数だけ春を重ねているようで…

農夫たちの待ちわびた春がいよいよ到来です!




きこえる?

4/19
目に見えないけどいる…見えないけど聞こえる~

この天気…
この乾かなさ…
それでも、遠慮しながらでも、そろそろジャガイモ植えたい!

~と、その前にデスクハローを修理整備。
LFSの研修生のアキちゃんにテコになってもらって、ガチャガチャ!キコキコ!と工具を駆使して、部品を組み立てていきます。

新品の花型デスクと並べてみると…
デスク交換

あらら…よくここまでもったものだわね~これじゃ、作業の精度も落ちるわけね~

アキちゃん「何でもできるんですね!(驚)」

ま…このくらいの整備できなきゃ農家はやっていけないけどねwww
(実は、むしろ出来ないことの方が多いけど…)

~と、おやつタイムのころ

どこからともなく…

「デーデーポッポーデーデーポッポー」

あ!きこえる?いるね?

アキちゃん「え?え?なにが?」

ほら?“デーデー”って…

「デーデーポッポー」

アキちゃん「あ~…?????」

トトロだよ!

アキちゃん「あはは~いえ…あれはヤマバトです。奈良にもいますし…」

そうだよね…そう、鳩…にいさんも知ってたさ↘
でも、研修生のなかでそんなシャットアウト的な答え方したのアキちゃんが初めてさ↘

アキちゃん「あはは~す、す、すいません」

すると今度は、違う場所からどこからともなく…

「カタタタタタタタタ…カタタタタタタタタ…」

ほら!またいるね?

アキちゃん「なんですか?今度は?」

こう~首がカクカクカクってなる奴

アキちゃん「?????」

もののけ姫に出てくるコダマさ~!

アキちゃん「コダマ?キツツキですよね!」

そうだよね…そう、正確にはアカゲラね…にいさんも知ってたさ↘
でも、今までの研修生のなかでそんな突き放したような虐待的な答え方したのアキちゃんが初めてさ↘

アキちゃん「あははは~す、す、すいません」


今度は遠くから聞こえてきます…

「フョーーーーー…フョーーーーー」

今度は違うトトロだよ!オカリナ吹いている!

アキちゃん「あ!本当だ!なんですか?」

あれは鵺…トラツグミだよ。普段は夜や早朝にも鳴くね。

アキちゃん「ふうぅ~ん…」


今度はカケスが、猫や犬の鳴き声を真似したり、ゴニョゴニョ言って、2人の会話を見透かすように割り込んできます。

あ!あそこ…カケス!まねしん坊だよ♪

アキちゃん「本当だ!!!」


ひら農園の周りには森がたくさんあって、農場長が小さかったころは、今の森の何倍もあって、薄暗くて、ちょっと怖くて、冒険をするには最高でした♪
気味の悪いキノコがはいていたり、タタリ蛇も、コダマも、トトロらしき生き物も当時はいましたし幼少の農場長には見えました。
…いえ、見えたはずです。
森から聞こえる

でも、いまでは屋敷森もずいぶん貧弱になってしまいました。
施設や住宅の屋根よりもずっと高くなって、例えば強風が吹いたときなどは危ないかも…と、数年前には我が農園のシンボルツリーのようにしていた樹齢100年ちかいゴヨウマツの大木を泣く泣く切り倒してしまってからは、エゾリスも、トトロも、コダマも住む場所を追いやられたに違いありません。
切り株

コダマ…わかるでしょ?ピュアな心の持ち主でなければ見えなし聞こえないんだよ…

アキちゃん「じゃ~にいさんは純心なんですね?」

そ!アキちゃんもね!でも、ヒラリーはそんなのバカにするから、見えなし聞こえないのさ…

アキちゃん「あははははははは~」

元パティシエールのアキちゃん、呆れてます。

そういえば以前“超常現象”を扱ったTV番組をみて、形勢不利な某大槻教授にむかって長男いわく
「自分で見たものや触れたものしか信じない~なんていう大人は最低や!」
そうなのだ、想像力…大切!
人類の夢は科学を進歩させる動力になってきたし、そもそも人が思い描く以上のものを人は創ることができんのね~

それはそうとそんな夢が創造する科学の力でジャガイモもビートも植えられそうにないこの天気、どうにかならんのかいね~?

「デーデーポッポー」

トトロ…バカにするようにオカリナを吹いています…




あさごはんですよ!

4/17
秋まき小麦、起生期の追肥~

ちょっとしばれたので、早朝から小麦の追肥。
予報では後半は雨予報なのでいいタイミングかな~
起生期追肥

窒素をしっかり食べきれるように何回かに分けて施肥をするので、今では“分肥”という概念でしょうか~
小麦にしてみても、長い雪の下から覚醒するお目覚めの朝ごはん~といったところ
硫安を10a(1000㎡)当たり12~15㎏
越冬状態もまずまずなので、幼穂形成期の分肥もあるのでちょっとさじ加減が必要です。

ブロードキャスターも散布巾18mですから、やりだすとまさに朝飯前の作業なのですが、この春の天候不順で圃場が乾かずに例年からみて、かなり遅めの春耕期を迎えました。
今回はトラクターのやりくりでFORD4000~ぬかりはしませんが、後半はドロドロでした。

今年は旧品種から新品種への転換期。
ホナミとホクシン

左がよそ様の新品種“ホナミ”で、右がひら農園の従来種の“ホクシン”です。
ホナミのほうがロゼッタ型で葉色が濃いような気がしますね~
(携帯写真じゃ分かりづらいですが)
ちなみに新品種のホナミはホクシンから見て2割ほどの増収が期待されているそうで、千重粒も大きめです。

もちろん穫れることにこしたことはないのですが、穫れたら穫れたで色々と問題があって~

例えば、国産小麦は自給率が低いので基本的に増産体制ですが、それでも国産小麦を使いたいというユーザーはまだまだそう多くありません。需給のパイがある程度限定的なのに、きちんと売り切れるか?という心配が一つ。
もう一つの心配は、国産小麦の買い支え制度はいわゆる関税収入によって賄っているので、外国産小麦を応分に輸入しないと国内の小麦生産者に対して、相応のケア~つまり現制度で言う“経営所得安定対策”の原資って確保できなくなります。

低すぎる自給率は誰もが×
(現政権与党の支持率よりは高いけどね~)
穀物の自給率を上げたいは誰もが○
(だってお隣の北朝鮮より低いのですから…日本の穀物自給率)
でも、日本人の胃袋って少なくなるのですから、「お米ももっと食べましょう!」~と、「小麦も大豆も増産しましょう!」はいずれどこかでケンカすることになりますわな~

さらに言えば、こんないやらしいシナリオも…
仮に、小麦製品の消費が今以上に伸びないとする(伸びたら伸びたでお米の消費拡大どうしようか?~なんて悩みますな…)と、反収(収獲量)が上がれば作付け面積は少なくていいわけですから、作付面積ごとに支払われる水田利活用交付金やWTO上、削減の対象にならないとする“緑”の交付金(生産性を刺激しない面積ごとに支払われる交付金)は、減少します。
生産者にとって現行の品代と、“黄”の交付金(生産性を刺激する数量ごとに支払われる交付金)と、“緑”の交付金の比率からみれば微妙なのですが、収獲量は増えたけど作付面積を減らしたせいで手取り収入が目減りする~なんてこともあったりするのですな…これが
(あらら…でしょ?)

美味しくて安全な国産小麦を食べたい…でも、高いのは困る(by消費者)
たくさん穫りたい…でも海外からも輸入しないと交付金の原資が足りなくなっちゃう(by生産者)

ままなりませんな~
随分前からこの国の食料安全保障の問題として、そんな難しいおおいなるジレンマを抱えているのですが…
なんか報われるんでしょうかね~?農夫たちの汗って…って思っちゃうwww

それでも、スピカの赤ちゃんにしてみたら“待ってました!”の朝ごはん♪
まずは、た~んとお食べなさいな♪

そんなこと、あんなことをめぐらしても、いよいよ!いよいよ!
トラクターの躍動音が、大地に、まだ雪白い日高山脈にこだまする季節を迎えようとしています!




重たいサジ加減
4/16
肥料配合の大サジいっぱい~

20年も前からやっている単肥配合の作業は、今ならもっと楽に効率よくできる工夫があるのでしょうが、古い機械を駆使して肉体労働で乗り切る春作業の中でも最も重労働~!
配合機

ちなみに、“単肥配合”~
“硫安”や“燐安”や“ダブリン”や“硫加”や“サルポマグ”といった、作物の生育に欠かすことができない三大要素、“窒素”、“リン酸”、“カリ”を組成するそれぞれの“単実”の肥料を、圃場や作物にあった成分比に配合する作業です。
近年は、“BB(バルクブレンド)肥料”といった“単肥配合”している製品が取り扱われていたりして個人の農家で“単肥配合”する人はほとんどいなくなってきているそうです。
(比べて、いわゆる“高度化成肥料”は化学的に“窒素”“リン酸”“カリ”成分を結合組成させているので、肥効も高いのですが若干値も張ります)

あるシーズンの研修生は、仕事で何が一番大変だった?との問いに「肥料混ぜ!」と、答えました。
あ…あの時は確かに暑かった~4月なのに真夏日に汗だくの肥料配合はこたえましたねwww

本当に…本当に、重いでしょ?20kgの肥料袋…ごくろうさまです~
(農場長もイタタタタです)
来年こそ…来年こそは、もっと楽にできるシステム考えるからね~

肥料袋を止めるシーラーも20年を超えて、骨董品の部類になってきました…
シーラー

でも、この辛抱で、高度化成の肥料代からみて2割以上、コストを抑えることができます。
圃場や作型にあった施肥設計で、無駄を省いたり強化したい成分をサジ加減します。
その基となる、土壌診断も昨秋、前年度の研修生がシャベルと診断表とビニール袋をもって、圃場をポタポタと歩いて採取したもの。
意外とちゃんと計算しているんですな~
それに、単肥自体は水溶性の成分が多いので、作物の初期成育にしっかり効きます!
北の作物生育期は同じ緯度帯では特にタイトなので、いかに初期生育を促すかは命題なんです。
(雨の多い年は流亡しやすいというリスクもありますが)

コスト削減に初期生育の確保~一石二鳥でも、やはり重たい…腰痛い…腕パンパン…
それでも、作物たちはそれなりにちゃんと応えてくれます。

あとはね~この天気
春耕期らしくしっかり晴れて地温を上げてほしいのだけれど…

そう言えば全国的に不順な春のようで、野菜の値段上がっています。
農水省や消費者団体はJAグループなどに対し前倒し収穫や、規格外製品の出荷などを要請したとか…

もちろんそういう声に応えていくことこそが、農業者の産業使命、生産責任なのでしょうが野菜は工業製品とは違って単に時間とお金をかければ統一した規格のものが“はい!できあがりましたー!”なんて出来るものではないのですわな~

しかも、普段は『より商品価値の高いものを!』なんて言っておいて、いまさら『規格外のものを!』なんて~農家さんは普段、こんな物でもちゃんと美味しく食べられるのにもったいないな~なんて思いながら、生産者のできる範囲で規格外のものを愛でているのですが~
もしも、そんな規格外の製品が普段からマーケットで扱われていたら、この国の食のありようももう少し違う意味で豊かになるはずなのにね~

うらめしい遅春の空を眺めながら、ちょっとブツブツと思ったりして…
ブランダーの配合音に我に返り、この大サジ、小サジのサジ加減で野菜たちがより美味しくなって食卓に並んで欲しいことを願いながら、肥料の袋を持つ手に力を込めるのです。




三日遅れの
4/14
お芋さんコロコロ楽しそう♪~

ときおりの雪と雨の中、ビニールハウスの中では種イモの選別。
本日終了です!
先週入校したレディースファームスクールの15期生のアキちゃんのまずは初仕事。
トップバッターは澱粉原料用の『コナフブキ』から
小さいの…、中くらいの…、大きいの…、腐れているの…に、選別していきます。
(ちなみに、我が家はカッティングプランターなので大きいやつだけ手切りです。)

今回はSTVのDアンビシャスのカメラ、はいってます。
じゃがいもさんコロコロ

アキちゃん「判断が難しいですね~大きい、小さいのの…」
農場長「コツがあるんだよ。迷ったら最初の印象を優先することさ~小さいかな?と最初に思ったら小さい方に選別するのさ。人生でもそうだし人間関係も第一印象大事でしょ?」
ヒラリー「それで人生の選択を失敗する人もいるけどね~」

あぁ…ヒラリーの選択、外れだったようですな~
(目をつぶればゴロゴロとジャガイモさん…ジャガイモのような農場長ですが、なにか?)

でも、コンテナ重いから腰痛めないでね~
農場長「アキちゃんは若いから、すぐ筋肉痛になったでしょ?」
アキちゃん「はい!あちこち痛いです…」
農場長「僕らぐらいの年齢だと、いつの何の作業のかわからない筋肉痛症状でるんだよな~」
ヒラリー「三日遅れくらいでね~」

ハウスの中は土とイモの香り~これで5品種、約7ha分の種イモ。
浴光育芽
浴光育芽で萌芽を促します!
昨年は凶作年で今年の種子馬鈴薯も小さめが多いです。
種イモ切りも順調に終了♪
いもきり

MAXな春作業では猛チャージと行きたいところですが、この天気…なかなか乾きませんな~
例年から見て作業も遅れ気味です。

新しい春もいよいよ待ったなしなのですが~
動き出した春に農夫たちの汗は、また次のステージの作業に着実に積み重なっていきます。




若返るか…

4/7
“にいさん”と呼ばせて悦に入る中年オヤジ・LFS(レディースファームスクール)15期生入校~

昨日は第15期LFS研修生の入校式

対面式で自己紹介
奈良県出身のアキちゃん!(~と、ヒラリー・右)
あき&ヒラリー

我が家にとっては10期目(H13年から)、12人目で初めての奈良県の研修生♪
久々の関西出身者~楽しみです♪

今回は農場長を“にいさん”、ヒラリーを“ねえさん”と呼んでもらうことにしました。
昨年は長女と同い年のリサちゃんだったので、“にいさん、ねえさん”はさすがにつらかった…
けど、やはり“にいさん”って呼んでくれると若返るな…きっと(ムフフ…♪)

そして今日は初仕事♪
でもでも、今朝、起きたらこんな感じ(驚)
春雪

あらら…やる気あるのかしら?春耕の神様、大丈夫ですかい?

しかも、今回は(も)カメラが入ってます。
(昨年はN様の全国放送でした)

某STVの“D!アンビシャス”のスタッフさん。
これから一年間、彼女たちの春夏秋冬をテレビで発信していくのだそうです。
(農場長、TVカメラ…やはり苦手だわ~)

そんな中、色々と…
「研修生でも家族の一員だと思って接しますからね~仕事以外のことでも厳しいことを言うかもしれないけど、怪我なく笑顔で楽しく頑張ってやろうや!」

「はい!よろしくお願いします!」

貴女がこれから経験する一年は、貴女にとってかけがえのない宝物のような一年間になりますよ…
キラキラした笑顔と一緒に、どんな宝ものを手に入れるでしょうか~

いよいよ新しい春~大地を踏みしめます♪




農のもののふ

4/2
北海道農業士協会役員会にて思うあれこれ~

今日は北海道農業士協会の新年度1回目の役員会で札幌にー
農業士バッチ

先進地視察研修や各研修会の話し合いでけっこうモミモミしましたけど…
やはり悩ましいのは、「農業士のあり方」議論。
特に、会費の取り扱いについては懇親会の席で延長戦になったりしてね~

そもそも北海道農業士とは、農業の担い手で意欲があり能力の向上を目指す者として市町村から推薦をうけ北海道知事からうける称号をいうもの。
(~昔はそうだったんだけどね)

農場長は20代で称号を受けている、いわゆる“昔の農業士”
しかも、30代はこれまた何かのご縁で農協青年部活動に挺身していたこともあり、農業士協会の事業に今まであまり参加してなくて、今いまの農業士のあれこれって分からなかったりします。
(恥ずかしながら…)
なので、特に会費の取り扱い…北海道農業士協会の会費やそれぞれの地区やエリアの会費の扱い方の今までと、今って実は全然わかっていないのですな~
(恥ずかしながら…)
だから、「これからどうするよ?」みたいな議論、てんぱるのです~
(恥ずかしながら…)

ただし、この“あり方議論”は全道1000名を超える会員にアンケートされて、それぞれの地区からもヒアリングされて論点があぶり出されてきています。
~で、結局回帰してしまうのが、「農業士とはどうあるべきか?」ということなんですが…

「昔の農業士」は、いわゆる称号授与した時、終身会費25,000円を納めさえすれば、いつ、どんなところに出かけても“農業士は農業士”でした。
ところが、「今の農業士」は北海道農業士協会に年会費として毎年5,000円を納めなくてはなりません。
もし会費を納めていない場合、対外的には幽霊会員、モグリ会員ということになってしまいます。

実は恥ずかしながら数年前まで農場長もモグリ会員でした。
(衝撃のカミングアウト?)

なので、会費をどう納めてもらうか?議論は、納めていない当事者だったので何かとても身につまされます。

~で、なぜモグリ会員だったか?
(いいわけですけど~)

いいわけその1
年会費がいるって知らなかったから…
終身会費は納めましたよ!でも、年会費制になったこと知らなかったのですよ~
(ごめんなさい)

いいわけその2
地元の十勝や西部十勝地区の農業士協会の会費は、事業ごと参加するたびに払っていました。
てっきり、その会費の一部が道協会に上納されていると思っていたのです。
(JA青年部とかはそういうシステムだしね~)

いいわけその3
十勝の役員から道の協会役員に推薦されました~と、地元の農業改良普及センターに報告をしたら「???そんなのあるんですか~?」なんて言われましたよ。
知っている人は知っているのでしょうが、知らない人はこの組織体裁のこと、そもそも全然知らないのでは?本来アナウンスする立場の方たちに、それなりにちゃんと情報が降りてきていなかったのではないでしょうか?
(地元の役場や農業委員会とかって全然知らなさそうだしね~)

さてさて、カッコ悪いいいわけはこのくらいにして会費を納めていない人にはそれはそれなりに言い分があるのですな~
例えば、「そもそも年会費とってるんだ~?」とか
(↑農場長みたいに=不可抗力的な非協力者)
知らない者にしてみたら農業士って「称号」じゃなかったの?会費納めないと称号、取り消しになるの?だったら農業士ってそもそも何なのよ?みたいな話になっちゃうよね~
推薦者(普及センターや関係者)からの説明不足もありね。

あるいは~
地元や地区の農業士の事業は協力できるけど、道の事業には参加できないし、参加する気もない…
(↑つまり、会費に見合う分の見返りがない=意識的に納めない者)
地元や地区の事業に参加意欲のある農業士を、道の協会費を納めていない~というだけで、認定取り消しとするのはちょっと乱暴じゃないだろうか?

やはり問題なのは意識的に納めてもらうためにどのようにしたらいいか?~ということになります。

会議でも、「認定更新制度」を前提として「強制加入、強制徴収」とかちょっと乱暴な議論も…
もちろん会費を納める会員が少なくなれば、北海道農業士協会の役員会などの会議費などはすべて役員の手弁当になってしまいますし、だったら役員なんて暇でお金持ちの人にやってもらえればよかろーみたいな話になってしまいます。
(↑やはりそれは変ね?)
それに会費、5000円じゃ高い!というなら、1000円なら安いのか?という話にもなりますわね~

ようは加入することのメリットがあればいいわけでしょ?
インセンティブが働くように~

そこで農場長、こんな風に考えています!
~と延長戦で、協会副会長の大学後輩のK氏相手に~

「そもそも農業士制度は、現行の認定農業者に先発して導入し、それを目指していたものでしょ?
当時はスペックもステージも高すぎて現実として周知されて波及しなかったけど~でも、現状では認定農業者も農業士も“営農改善計画”的な書類をつくるでしょ?むしろ農業士の方がハードルが高いくらいの…
なのに、政策扶助的な恩恵を受けることが一つもない。
たとえば夜、車いじっていて畑や田んぼに出てくるのはお昼近く~なんて農業青年は農業士にはなれないよね。そもそも普及センターが推薦しないでしょ!
なのに、認定農業者にはなれる…規定の書類さえ揃っていれば農業委員会のハンコひとつで制度扶助が恵受できるわけですよ。
その辺に、不具合や不条理ってないですか?
意欲がある!能力もあって、知識欲や学習意欲もある!JA青年部長や4Hクラブの会長をやっていて若手の地域や農村のリーダーだ!~で、農業士はそれを評価します!認定します!って、認定書の賞状1枚…これでは参加意欲を喚起できない!インセンティブははたらかないでしょ?」

じゃ~例えば具体的どんな誘導方法があります?

「政権が代わって、農業政策の…こと、現行の認定農業者制度ってどうなりますかね?
与党は『担い手政策は選別政策で小規模や零細農家でも生きがいを持ってやっていける制度』が望ましいのだと、少なくとも現行の認定農業者制度を新システムの対象者の前提としていませんね?
でも、それは府県の中山間や大手町、永田町での話!
少なくとも北海道は、この国の食料基地。意欲と能力のある担い手農業者を育成し自立できる制度は北海道では絶対必要でしょ!制度としてそれが働かないと、専業、主業農家、意欲と能力のある担い手農家は、例えば『白くて甘くて安くて安定的で安全なら国産の砂糖でも、海外の砂糖でかまわない』みたいな声に駆逐されてしまうよね!
多くの消費者、エンドユーザーは知らずにかなりのメイドイン北海道を食べているにもかかわらず、いわゆる“シロモノ”は産地や生産者の努力だけではその性格上有利販売は難しいし、一般のマーケットではむしろ特異な存在だ~というだけで淘汰されてしまうのだとしたら、あまりにもあんまり…いまや世界の先進農業地域の生産水準、収量水準、経営水準を実現しているのに…だよ!
何よりもそう言った生産環境を構築してきたのは、意欲と能力のある担い手農業者、主業農家であることは疑う余地はないわけでね!
そんな産地や生産者には営農意欲を喚起するうえでも制度扶助として、そこにシステムを集積特化していかなくてはダメなはずでしょ?

ところが、新制度では担い手政策は担保しない…
前政権のやってきたことは選別施策だと批判するしまつ…
いただけませんな~どうも、そのへん政権与党、トンチンカンですわ。

もっと言えば、私達担い手農業者、主業農家、府県で言うところの大規模農家自身が、自分たちの感度と声で『兼業農家なんていらない!零細農家なんていらない!小規模農家なんかに税金を使うな!』なんて言ったこと、金輪際ありませんからね!
前回H16の基本計画の見直しする政策議論からしてそこは整理されていたはずです。
例えばもし、小規模農家でもやっていける経営政策が実現できるのなら誰もこんな借金してまで農地を購入したりしませんって…子どもや孫の代でようやく償還が終わるような借金までして…ねぇ~?
言うべきことはひとつ…
『公正にその経営体、営農成果を評価できる経営政策でなければならない』ということです!
そのことと、『農村を守るために小規模農家も~!』を、一緒のテーブルで議論しちゃダメですってば!

ただ、そうは言っても選挙で信任を受けた政権。
ましてや、“政治と金”でグダグダになっている政治家ばかり輩出していても、民主党王国北海道ですから、“規模拡大加算”はあっても、“担い手加算”はありませんわな~

でもですよ!そこは腐っても北海道農業!
担い手農業者対策として道独自の農業政策として“担い手加算”を仕掛けていきましょうや!…と。
加算要件は“認定農業者”と“農業士”です。さらに“農業士”は“認定農業者”では受けられない特典もありますよ~なんてふうになれば農業士は皆、会費納めるでしょう?」

あぁ~なるほど…でもちょっと突飛な~

「ですね~でも、どうせ“強制加入”“強制徴収”みたいな力技な話になるのなら、その方がすっきりしませんか?」

う~む…たしかに…

「さらにです…新政権は“環境保全加算”なるものを構想していますわな~
だったらいっそ、EUの共通政策であるようなクロスコンプライアンス仕掛けていけませんか?その対象農家要件が“農業士”…ドイツのマイスター制度のように栽培技術や経営能力はもちろん、地域社会への貢献性や波及性や還元性の大きさを認証、認定するものとしての称号…それが“農業士”
北海道農業士協会に加入する会員(会費を全納している者)として~なんて附則すれば、少なくともやる気のある農業士からの会費を取りっぱぐれることはなくなりますし、意欲のある者にきちんとインセンティブが働きますよ~」

ふむふむ…

「いずれにしても北海道、北海道の基幹産業は農業なしには語れないのですから、どうせなら大手町や永田町や霞が関に迎合しない制度設計を仕掛けていかないと、全然“パッ”としませんね…このままだと…
肝心なのは、道庁にそのくらいの気概があって、しかも国から持ってくるなり、自前でなんとかするなりして予算を確保できるかどうかなのであって~ね?」

あーーーーむり、むり、むり!全然むり!

~ってことは、やる気のあるものがやる気のあるものと集い、たとえ少数でもガチガチ、キリキリとやっていける組織にするしかないってことかい?

でも、武士はくわねど、たか楊枝…って…それも切ないわな~

まぁ~農業士…農業のもののふですからね!

~会議室以外の声が色々と…あんがい、そちらの方が充実してたりしてね(笑)

その後2次会、3次会は、久々のススキノのアルコール♪
危なくオールナイトっぽくなって、少々こたえました。


春はもうすぐそこなのですが、畑がこれから乾いて地温が上がるまでまだまだ時間がかかります。
でもそこに費やす時間はけして無駄なことではありません。
その時間こそが春を醸成する大事な時間…
顔お出す起生期小麦

少し時間をおけば~土に向かい合い、作物を愛でていれば、なにかいいアイディアが生まれてくるものです。
ゆっくりなようで着実に季節を刻む時の流れの中に、農業人はその営みを糧としてるわけで…
その糧を得ながらも、農のもののふはたぶんまた一層鍛えられると思うのです。




旅立ちの日に
4/1
新年度!涙雨は雪を溶かす雨~

ハウスの中のビートの幼芽も順調♪
小さな芽逞しく

夜温もようやく高くなって、融雪が進みます。
ビート苗達

そんな今日は、エイプリールフール
朝から車の助手席にヒラリーを乗せて、農場長口ずさみます♪
「折れた煙草の吸殻で~アナタのウソがわかるのよ~♪」
ヒラリーすかさずつっこみwww
「ほんと…ウソだらけの人生ね~」
相変わらず、毒を吐いてます…(さすが蠍座女史by農場長)

でも、皆を笑わせたり、誰かを幸せにする嘘ならギリセーフだべさ?

「優しいウソをつけるヒト~♪」
毒づかれたついでに、ラストフレーズにコブシを効かせたりしてね♪

さてさて、そんなヒラリーとお出かけなのは先生方のお引越しのお手伝い。
昨日、今日と5人の先生を送り出し、2名の先生を受け入れます。

送る背中、迎える笑顔…
新しい春の想いが交錯して悲喜こもごもです。

少し前までは、離任される先生たちを一同に送る地域の離町式などがありましたが、いまはそれぞれに引越し準備をして、それぞれの教員住宅からお見送りだったりします。
(田舎では当たり前のことが、当たり前でなくなっていくね~やはり、少しさびしいね~)

今回は中学を卒業する次女の担任だった某S先生が転勤
野球部の指導者でもあったので、たくさんの生徒たちと親御さんたちが見送りに来てくれました。

~で、実はPTA会長になってから、勝手に仕切っています♪
校長先生の挨拶~PTA会長の挨拶~転出の先生の挨拶
そして恒例(?)の生徒たちのエール♪

事前に…
農場長「ちょっと君たち相談なんだけど~」(内緒だからね…こっそりと打ち合わせしよ)
生徒たち「ドキッ!」
農場長「まずは生徒会長のコウジ!たのむよ!」
「は…はい!(また?まいったな…いつもいきなりだし…)」(←新3年生のコウジ君)
農場長「次は野球部を代表して…ケント、マコトどちらかでお願いします~」
「あ…その場で言われればどちらでも!おじさんにまかせます!」(←新高校生のケント君、マコト君)
農場長「う~っむ♪頼もしい♪そして…女子代表は…」
「えーーーーー!」(←次女を含む新高校生の女子たち)
農場長「じゃ~一番遠くの高校に行くヒトは?」
「みっちゃん!」(←次女を含む新高校生の女子たち)
農場長「よし!じゃ~みっちゃん!たのむよ!」
「えーーーーー!(恥)」(次女を含む新高校生の女子たち→大丈夫!大丈夫!みんな協力するから!)

みたいなやりとりで、しこんで…

お別れの挨拶が進み、「では、卒業生の女子を代表してみっちゃん、お願いします」

みっちゃん、女子たちと打ち合わせしていました。
「最後にみんなで歌を歌ってお別れにしたいと思います」

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旅立ちの日に

白い光の中に 山並みは萌えて
はるかな空の果てまでも 君は飛び立つ
限りなく青い空に 心ふるわせ
自由をかける鳥よ 振り返ることもせず

勇気を翼に込めて 希望の風に乗り
この広い大空に 夢を託して

今 別れの時 飛び立とう 未来信じて
はずむ 若い力 信じて
この広い この広い 大空に

今 別れの時 飛び立とう 未来信じて
はずむ 若い力 信じて
この広い この広い 大空に

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今にも涙雨が降りそうな春の空に、生徒たちの澄み切った歌声が吸い込まれていきます…
(サプライズでしたね!)
泣き虫の家系のPTA会長は、ついホロリ…
(もちろんウソ泣きじゃないです)

最後に一人一人と握手をして激励とお礼とエールを送りながら…

新任地でも、またたくさんの人たちに愛されて下さい
お元気で~

雪を溶かす春の雨が、ポツリポツリと名残惜しいお見送りの人垣におちてくるのでした。