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プロフィール

ひら農園

Author:ひら農園
ようこそ、「農園日記」へ
北海道、十勝の新得町屈足地区で農業を営んでいます。
作物たちの成長や農村の暮らし、農園の四季を綴っています。

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北の農園日記
北海道十勝のこだわりのジャガイモ・とうもろこしなどを栽培し、産直販売や観光農園、農業体験も行っている、ひら農園のオーナーが日々の農園の様子をお伝えします。
こんな小春日和の穏やかな日は
10/24
娘をおくりだす父の心境を予習~

和服の女性を前にすると心なしか背筋がピシッとなる農場長です。

―注:親バカ記事のためムネヤケなどの症状が出ても当方は関知いたしませんー

今日は長女の成人式のお着物を召して前撮り

えーーーーー!今、そんなことあるの???

あるんですな…

しかも、晩秋の貴重な晴れの日~最高気温が20度にもなろうかという小春日和。
しかも、しかも、明日からは真冬並みの寒気が到来し、いよいよ白い奴らが来るというのにwww
しかも、しかも、しかも、家族写真もついでに撮影だなんて~

ヒラリー…段取りとか相談しようよ…勝手に決めちゃうとさ、みんなたいへんなのよ…

~と、ここまで出かかるのを飲み込んで、雨が降ると条件が悪くなる甜菜の圃場の収穫をチャッチャと終わらせて、先発した女性陣を追いかけて父と向かうは管内ではちょっと有名な某ホテル
森の賢者中庭

次女と三女は制服で、ヒラリーと母は和装で、長男と父はスーツで、農場長はハロウィーンの仮装で…いやいやクリーニングを出していないヨレヨレスーツで(あ…ある意味仮装か?そうなのか?)、家族写真♪

そんな準備をしていると…長女、振りそでで登場www





いやぁ……………





「20年間育ててくれてありがと(泣)」





おもわず農場長、つぶやいてしまいましたな~(笑)

家族、着付けスタッフ、写真スタッフ大爆笑www

長男「父さんが泣いてどうする!(笑)」
いや、別に泣いていないし~泣きまねだもんね~
次女「こどもか!」
うううううううwww
三女「バンクの父さん(ジロー)か!」

しかし、長女が選んだ振りそで、長女らしいと言えば長女らしいのですが、銀座のホステスさんがきていそう…もう少し黒ベースが入っているともうチィママ級の振りそでですな~と、それくらい落ち着いていて今時の女の子にしては少々地味…

ま~でも、チャラチャラしてなくて、農場長好みです♪
そんなことを見通してヒラリー&長女「おとうさん、こういうおとなしめの好きでしょ?」と、ニッコリ~

テヘヘ的な女性のこういう笑顔に弱いのですわ…

家族そろって笑顔で同じ時間を過ごせたことが何よりも幸せなこと…かね~
(なんと小さい幸せなことだ)

母娘
(ちょっと横幅があるウグイス色の年季の入った人(左)はヒラリー/自宅玄関にて)

「今まで育ててくれてありがとうございました。私を産んでくれてありがと…」

何となくそう遠くない時期にありそうな儀式
(最近、不穏な雰囲気があるのよ…要警戒!)
予習をしたつもりになっていても、免疫はできないのでしょうな~

【追記】
帰宅の車中、「秋桜」を口ずさみます~(お約束)

“この頃、涙もろくなった母が♪”

ヒラリー、涙もろくなるどころか、ますます逞しくなっていきますなwww
農場長が泣き虫のヘッポコだから、メソメソなんかしていられないのでしょうけど~




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わけなしでもわけがある
10/13
ポテンでも死球でも振り逃げでも出塁は出塁…でも?~

喜んでいただいてナンボの商売なのね~と、プロフェッショナルらしい野菜を収穫して久々に恍惚としている農場長です。

昨日からの人参収穫~♪
本日、順調に終了~♪
人参後期収穫

思った以上に収量がありましたぞ♪
しかも、病気も少なく品質も上々♪
製品歩留まりも良さそうです♪

JAの担当者にも、収穫機のOPさんにも、作業員さんにも、選果工場にも、普及センターにも、ハーベスターの整備員さんにも、褒められてホクホクです♪

しかも、我が農園の後期収穫人参はフードプラン
いわゆる低農薬栽培でコープこうべの組合員様にお届けする特別栽培人参
安心安全ということもありますが、10月収穫の人参は朝晩の気温の差で糖分が蓄積されて、じっくり登熟するのでやはり甘くて美味しい♪

今季はどの作物も大苦戦で、2年続けて凶作不作が確実になりつつありますが、農夫もニコニコの消費者にとっても喜んでいただけそうな物がやっとここにきて収穫できました。
人参収穫

人参耕作者としても久々のクリーンヒット♪
スカーーーーン!と左中間を破る気持ちいい放物線を描いたライナー性のヒットですな~
とにかく塁に出ればいいとなれば、振り逃げでも、四死球でも一緒なのですがやはりプロたるものはファンの皆様に喜んでいただいてナンボの商売ですから、お客様を唸らすようなヒットを打てて、本人も納得なのであります♪

~が、巷ではこれらの商品は“わけなし”商品として店頭に並んでおります。
今年は猛暑で野菜が品薄…野菜の高騰が主婦の財布と台所と食卓を直撃しています。

なによりも生産者、産地は大苦戦…
ジャガイモは腐り、タマネギは小玉、そして人参は病気が大発生~
農場長の後期収穫人参も、たまたま防除のセレクトとタイミングが上手くいっただけで、(だから、本当は“たまたま”じゃないけれど)生産者によってはやはり思う以上に収量品質ともに伸びなくて苦戦です。

~と、そんな中での自衛策

「わけあり野菜」登場~

もちろんこれで消費者の皆様の食卓が少しでも豊かになるのでしたら、異存はないのですぞ!

でも、もし来年大豊作だったら…
きっと「わけあり野菜」の出番なんかないでしょうな~おそらく見向きもされない。
それにそのうち「あ~そう言えばそんな時があったね」と、2010年の野菜高騰も過去の話になって、産地も市場も消費者も何も学ばない生産環境、供給環境、消費環境がズルズルと続くのでしょう…

なんだかな~~~

もちろん「わけあり野菜」がダメと言っているのではないのです。
ふだんからだって、“わけあり”は存在するのです。問題はそういうものにスポットライトが当たるのってこういう時だけなのかい?ということ。

ちなみに今回収穫された規格外の人参は、JA新得町の収穫感謝祭でお客様に無料で詰め放題される予定~いわゆる規格外でも今年なら「わけあり」で店頭に並んでも全然おかしくない人参達です。
もちろん皆様に喜んでいただけるなら、それ以上のものはないのですが…

ま~産地の供給責任を果たせていないので、生産者から言うべきことではないでしょうけど…

ただ単純に、生産者も市場価格が高いからハッピー~というわけではないのです。
そこは、そこそこの値段…つまり拡大再生産に見合う“骨折り損”にならない程度の…
「あ~~~頑張ったおかげでなんとかなったね!来年も頑張ろうね!」と、言える適正な価格形成を担保できるものでないといけません。

たしかに市場の原理から言えば、豊作年の“わけなし“商品が凶作年の“わけあり”商品より安い~なんてことも理論的にはアリですが、生産者としてはどちらも釈然としません~

産地の豊作の喜びをマーケットも消費者も共有できることはとても大切なことですが、それと同時に産地の痛みや苦しさをマーケットや消費者も如何に分かち合うか…も、とても大事。
たとえば、対処療法的なそのアイテムが「わけあり」だったとしたら、本来市場価値のないものとして捨てられている農産物を「もったいない」とおもえる、おもわせる仕掛けが必要なのかもしれません。

豊作の人参は「美味しそうだよ」と言われて、いよいよ照れたようにあかくなるのですが…

【追記】
喜びも苦しみも分かち合う…
20年以上前にヒラリーとそんな誓いをしたような、しないような…
(あれって“誓い”じゃなくて儀式ね、いわゆるセレモニーね)

喜びはともかく、痛みの方を分かち合うなんていうのは全然無理
「他人の痛いのは3年でも我慢できる」とか、なんとか言っちゃって“いたわりモード”のスイッチどこかにおいてきちゃったね~お互い…

あ、あとヒラリーがまだピチピチしていて、フジワラノリカやマツシマナナコと間違えられていたころ、(誰が間違ってた?→農場長、いつ?→石器時代のころ)「美味しそうだね」と言ったらポッと頬を染めてそれはそれは可愛かったでした(いつ?→だから6千5百万年前…恐竜が絶滅したころ)

そもそも、そういえば女の子に「美味しそうね~♡」って言わなくなった…

農村も、農場長の♂機能も枯れかかっております。




それはいま
10/10
後になって振り返るとあの日、あの時がベスト…ってことあるよね~

収穫期中盤戦を終えて、あらためてエネルギー充填していた農場長です。

前日、ちょっと苦戦だった澱粉原料用のジャガイモの収穫が終了しました。
あわせて、収穫体験用に残しておいたレッドムーンの数十株も、お客様がきれいに収穫していただきこれでジャガイモたちの収穫は完了!!!

よかった~~~ごくろうさま!

収穫作業のヒトコマでもやはり特別な一日です。

週間天気予報を見ると、この先どうも安定しないみたい…
例年、ちょうど馬鈴薯の収穫が終わるか終らないか、緑肥を起こそうか、甜菜を収穫しようか~収穫期中盤のそんな時期にちょっと天候がぐずつくのですが、なんとなくそんなパターンに入りそうな雰囲気。

なので、まずはヤレヤレ…といった以上に達成感がありますな~
特にオンボロハーベスター(昭和60年代製造)ですから、いまや部品は受注生産でよく壊れます。
毎年、けっこうな修理費をかけて治しながら(まさに“治す”です)チマチマとハーベストしていきます。

あと、半日…
ジャガイモ収穫あと少し

あと、一台…

あと、一往復…
ジャガイモ収穫最後1本

あと、一本…
ジャガイモ収穫最終日

あと、一タンク…
ジャガイモ収穫最後一タンク

「お願い…壊れないでおくれ!」
もーーー最後の方は神頼みの領域です。

作業自体は神がかりでもなんでもありませんが、やはりその日、その時に終わらせておいてよかったwwwなんてことは、お天気商売のこの業界にあってはよくあること~
いわゆる“適期作業”です。

あの時、植え終わらせておいてよかった!
あの時、除草機かけておいて大正解!
あの時、防除できてセーフ!

そして、あの日、収穫終わらせて…は、そんな春からの適期作業の積み重ね、集大成みたいなものですが、その時々を振り返ると365日、晴れの時も雨の時もあってそれでもベストな“いま“って何日も…作業によっては、何時間もない時があるのです。

のほほ~んとやっていそうでも、意外と綱渡りなのですぞ…
あ…そういえば、人生のタイミングも結構綱渡りか~

あの日、あの時、あの場所で出逢ってなかったら…
邂逅とは恐ろしくも楽しい人生の偶然なのですな~

本日雨
ジャガイモの収穫の打ち上げにドライブがてら、ちょっと遠い美味しいラーメン屋さんを目指す車中で、農場長少し肩の力が抜けたのか研修生相手に人生訓などをたれてみるのです。

【追記】
テキトーと適当は違うし、いいかげんとエーカゲンは違う…
活字にしても、イントネーションやアクセントで全然違ってくる。

“適期”は人それぞれかもしれないけど、どんな人にも太陽は顔を出すし雨も降る。

いつやりたいか~は、いつやってほしいか~の、裏返しだけど作物達はそれを声に出して言うことはありません。
だから農夫たちは自然の声を聞こえる能力を身につけたいと思っているけど、声なき声を聞くこともヒトの声を聞くことも実はとても難しい…

北の収穫期後半戦は、白い奴らがチラチラと農夫たちをうかがっている…

北はもう、雪虫が舞う季節です




守るのだ!
10/6
ワンダバダバダバワンダバダバダバワンダバダバダバダワン♪~

身近なエコを考えると、ヒトのエゴに行き着くことに悶絶している農場長です。

先月から農場内では、いわゆる土木工事音で騒がしいです。
何かと言うと、基盤整備事業で排水対策をするために重機が活躍しているからです。
排水路掘削1

当地、割と水はけのよい地勢ですが、近年、時折の集中豪雨と地下水の変化や大型作業機による踏圧で、部分的に畑が膿んでしまい生産性を下げてしまっています。
樋門へ2

その改良で農道の舗装化と圃場整備にあわせて付帯明渠をきちんとちゃんとした物(今まで土排水路)に整備しましょう~という工事なのですが…
橋げた設置3

測量設計時に大問題が発覚!

最初のプランの路順の農園内の湧水池には、なんと在来種のザリガニが生息しているのでした。
ひら農園にとってはフツ―にみかけるたいして珍しくもないザリガニ君達は、いわゆるレッドリストに登録されていて希少種、絶滅危惧種なのだそうで~
ザリガニ君

ありゃりゃ~そりゃ大変ですわ!

~と、役所と設計者と工事施工者と地権者とヤイノヤイノとやり合って大工事の難航プロジェクトが開始されるのです!

(風の中のすーばる~~♪砂の中のぎーんが~~♪)
工事関係者にとってはかなりタフなプロジェクトだったようで、業界内では事例発表のモデル工事にもなるほどだったそうですが、淡々と粛々と難工事に挑んでおりました。
しかし、そのクールさが逆にたまらないですわ♪
そこのところ、某国営TVのドキュメンタリークルーに取材させたら、ぜったい“プロジェクトX”復活ですよな~♪
(つーばめよ~高い空から~♪おしーえてよ~地上の星を~♪)

ただ…ただですぞ、守るのはゴドラ星人の楽園なわけです。
正確にはゴドラ星人が地球侵略に送り込んだ先発偵察ポットです。
同じはさみの手(?)を持つバルタン星人からみるとかなり控えめな存在ですが、こちらは水辺にも対応可能なので水の惑星“地球”に目星をつけたのは見当外れではないようです。
しか~し、日本においてはアメリカザリガニに駆逐されて今や絶滅危惧種なのでありまして、ゴドラ星人はどうも当初の目的を果たせないこと明白ですな…
(ん?アメリカザリガニこそがゴドラ星人のポットか?そうか?そうなのか?)
いやいや…脱線してしまいました。
(男子は怪獣ネタや妄想好きなのよ)

そして9月も最終週に来てようやくクライマックスを終えた次第。
大工事掘削3

今回のハイライトは河岸段丘をクロスしている町道、私道の2路線を掘削し管を入れて埋め戻す…という重機的にかなりタフな工事なのですが、掘削中に硬盤層から大量の湧水があふれ出しゴドラ星…じゃなかった、ザリガニ君達の池が枯れていってしまったことでした。
掘削管設置4

ある程度予想されていたことでしたが、湧水池を守るために結果的に湧水源を枯渇させてしまったのです。

さぁーーーーーたいへん!

関係者で急遽、現地ミーティングが開始され硬盤層からあふれる湧水を取水管で池に誘導することが追加工事されることになりました。
ザリガニミーティング

その後、なんとかなったと言えばなんとかなったのですが、いやはや…ザリガニ君達のために人類の英知を結集した土木工事!
こうなると、もー意地です!人類の意地ですな!
構造物二段渡し1

農夫の生産環境を基盤強化しつつ、自然と調和しつつ、絶滅危惧種を守りつつ…
産業行為と自然保護の高度な両立は21世紀の人類にとって難易難解で、かつ崇高なテーマなのです!
構造物2

それに忘れちゃならないのは、施工投入される原資はいわゆる税金なわけでして…
ザリガニ君達を守るために投入された税金が、はたしてどれほどの効果があるのか?
農地の生産性が上がったか?
農夫の経営が安定したか?
その結果、消費者には安定的に、安全に、安心できる農産物を供給するという産地の責任を果たし得るのか?
消費者にとっても、少しでも安く~というニーズに対応出来るものか?

むろん、たとえばそれが原料型作物であっても、安定的で、美味しくて、安全なもので、安ければどこで生産された物でもかまわない(国産の物にこだわらない)~とするならば、逆な意味で絶滅危惧種は存在しないのかもしれません。

すでに絶滅しているでしょうから…

農場長が子どもだったころ、その湧水池にはメダカやナマズがいました。
しかし、これだけの技術力と税金を投入しても、一度失ったものが蘇ることはありません。
40年前ならこのプロジェクトは成立しなかったでしょう。
それだけの土木技術もなかったかもしれません。
なにより当時は邪魔な木は伐採し、コンクリートやアスファルトで塗り固めてしまうことが、もっとも効率的で良とされてきたのでしょうし、そうすることが納税者のコンセンサスを得られやすいと思われていたでしょうから…

そういう意味では近年、農業土木、工業土木工事のコンセプトもずいぶん様変わりしてきました。

でも、本当に変わらなければならないのは変えられる力を持っていながら「どうせ無理だから」と、諦めてしまう人類の弱い気持ちなのかもしれません。

ちなみにザリガニ君達はそれほどたくさんの距離を生涯、移動しない、出来ないと言われています。
つまり狭いエリアの湧水群でも、湧水毎に固有の遺伝形質を保持しているということです。
逆に言えば、たいへん脆弱で微妙なバランスのうえで成り立っている生物個体群だということ

ゴドラの楽園の未来はけして明るくはありません…

【追記】
8月の大雨で不用意に流されてしまったのか、はたまた工事音がうるさかったのか、湧水池以外にもザリガニ君達は徘徊していたようで
「時々みかけるザリガニも、できるだけ池に戻していますから」
~と、少年のような目で報告してくれるパワーショベルのOPさん達、ありがとうございました。

また、ここだけの話ですが、かなりの掘削事業でしたから、もし万が一埋蔵金(金鉱脈や古代アイヌの石器、土器類や温泉)が出た場合、「山分けしましょうね」とお約束していましたが、残念ながら注目に値するものは出てきませんでしたね。

湧水には砂金が軽石に交じって時々とれますから、もしかしてアイヌの埋蔵金の砂金でも出てくるかとひそかに期待してましたが…
残念です。(人生変わっていたかもしれないのにね~)

そんなトレジャーハンターな農夫のよもやま話にお付き合いくださって~
工事関係者の皆様、たいへんごくろうさまでした。




ただの豚だけど

10/5
災いのパンク始末のあれこれ~

なぜか気に入った靴下の片方が洗濯のたびにどこかいってしまう農場長です。

この春、トラクターの前輪タイヤのラグがペラペラになって裂け目からはチューブも見えているし、いよいよ新品に交換♪となってから、何故だか今シーズンはタイヤ交換の話題に事欠きません。

F6640の後輪もリザーブ用のキングタイヤが亀裂からチューブが見えていて、急遽小麦播種前に交換。やはり足元が安定していると、仕事もはかどるような気がします。
~と、よい心持でいると収穫シーズン中盤の馬鈴薯収穫時期になってからもタイヤトラブルが絶えません。
中期収穫が始まってからまもなくポテトハーベスターのタイヤがパンク…
(空気圧ちゃんと見てたのにね)
そうかと思ったら、雨まえにサー掘るぞー!と勇んで車庫を出発したら、ホーシングが折れて「ドッカーン!」と道の真ん中で尻もち!タイヤがもげてしまったり…

ホーシング骨折 (2)
(でも故障が交通量の多い道でなくてよかった)

本当にさんざん↘↘↘

~で、そんな一昨日は農場長お気に入りの農園内移動用原付バイク後輪がパンク。
極めつけが家族と食事に出かけたお店の駐車場でパンク。

なんなんでしょう…このパンク続き…
パンク

バイクのパンクは農場長の体重のせい?か…
(まーーーそういうことにしておこう)
しかし、駐車場のパンクは痛い…いたすぎる↘↘↘

スペアタイヤ何処だっけ?どうやってはずすんだっけ?工具はどこだっけ?
少しばかりオロオロ感が漂ってみっともないですな~

さて、某店は某隣町の国道ふちにあって、十勝管内でトンカツが好きな人だと「あーあそこね!」と納得の、知る人ぞ知る名店です。
もとは地元新得にお店を構えておりました。
ちなみに名店長のお姉さまはヒラリーの同級生のお姉さまで、とても美人です。

その美人のお姉さま、そんな農場長のオロオロオーラを察知してパンク修理屋さんを手配していただきました。
ほんとうに…色々とご面倒をおかけして申し訳ありません。

考えたらよそ様のパンク修理をお手伝いすることはあっても、自分の車がパンクするなんて初めてです。
スペアタイヤ~あーここね!こうやってはずすのね!工具…あった、あった、ここね、ここにあったのね!
ここまでそろえば、時間がかかろうともなんとかなるのですよ~と、腕まくりをするころに修理屋さんが到着しました。
雨の中、本当にありがとうございました。

その間、家人たちはアツアツのジューシーで、かつ濃厚な味わいのトンカツをハフハフとかきこんでおりましたな~
ヒラリーがちょっと心配で見に来てくれましたが、長男に至ってはまるで他人事のようでした。
ただ、美人の店長の機転で農場長のオーダーは一時停止して、修理が終わってから食卓につくころを見計らってお料理していただきました♪
雨でぬれた服や汚れた手を拭くのに優しくタオルも出してくれました♪

こういうトラブルに遭遇した時にちょっとした親切がとても身にしみます(嬉)

~と、今日はパンク修理代金の精算とお礼にうかがったところ…

修理屋さん「タイヤ交換だけでしたので修理代はいただきませんから~」
えーーー!いやいやいやいやいや…それは困ります!
雨の中、ご苦労をおかけしましたのに…
修理屋さん「パンク修理ではないですから、本当にいいですよ~」
そうですか?ではでは、あらためてお礼にうかがいます。

柴田自工様、本当にありがとうございました♪

その足でお礼の農園のジャガ(レッドムーン)、カボチャ(紅爵)の還暦セット(←特に意味はないけれど)を美人の店長にお届けすると、それはそれはたいへん喜んでいただき、修理代の件もお話しして
農場長「柴田自工関係者がお食事に来られた時に、農園野菜で一品余計に付けていただけますか~?」
などと、かえって手間がかりなことをお願いすると、美人店長は少しいたずらっぽく笑って嬉しそうに「かしこまりました♪」と、こたえていただきました。

『ただの豚』な農場長(特にお腹周りとか)は“飛ばない”のではなく“飛べない”のですが、収穫作業のうちあげにまた名店のトンカツを食べにこなければ~と、固く誓った次第…

【追記】
今回のことで学んだ人生訓/

“普段頼もしく見えるデブマッチョな御仁の、時に見せるオロオロオーラに美人は弱い”

ヒラリー談
「デブマッチョではなくて、単なる“デブ”!それにオロオロオーラに美人が弱いんじゃなくて、そんな風に勘違いしてしまうヘッポコ中年オヤジが美人に弱いのよ!」

(でも、勘違いも勘違いしているうちはハッピーだったりするよね~)

勘違いオヤジの秋は深まるばかりです~




やらされていると思っているうちは身につかない
9/29
平塚農業高校初声分校修学旅行生を受け入れて~

女子高生相手に鼻の下が伸びているとヒラリーに指摘された農場長です。

平塚農業高校初声分校の修学旅行生がきました♪
行程表には「新得町大規模畑作農家」での実習となっていましたが、前日のまとまった雨で“大規模”らしからぬお仕事~サヤインゲンの収穫をしてもらいました。

ヒラリーのレクチャーの後
ヒラリーレクチャー
引率の先生~
「これからする仕事は普段の学校での実習とはわけが違うぞー!ひら農園さんの大切な収穫物だからな!」と、いいかー!お前ら的に注意していただきましたよ。さすが♪
生徒達~
「はいっ!!!」
まーーーーー清々しいこと(嬉)ホレボレしてしまう♪

農場長も片隅で「これはいいよ」「これはダメ」とやっておりました。
この夏の猛暑のせいで、例年からみてずいぶん茎葉がいたんでいます。
もう少しひっぱりたいところですが、選果作業もかなり難しいところ…この辺が限界でしょうか~
サヤインゲン収穫

農場長「ちょっと製品率、低くて難しいよね~じゃあこうしよう『迷ったやつは収穫する』…どう?」
ふつう、いいかだめか迷ったやつはダメにするのが選果の鉄則なのですが、生徒達にはかなり難しい状況です。
生徒達「わかりました!」
農場長「あと、もし自分がスーパーに買い物に行って『これは買わないわ』というやつはNGね~」
生徒達「なるほど…消費者の立場になって収穫すればいいのか…」
そうそう!のみこみいいですな~さすが♪

ひととおり作業が終わって、トウモロコシとジャガイモ2種(インカとキタアカリ)を食べてもらったあとは、農場長のレクチャー『北海道農業とひら農園の特徴』なんてことを少々
いわゆるWTO上、重要品目と言われている原料型作物の耕作産地で工夫していること、努力していること…もちろん苦労していること、悩んでいることなども諸々と~

何か言いたげなヒラリーに話を振ると
「あなた達の高校は本当に素晴らしい!
わが家の長男は地元の農業高校だったけど、修学旅行はお寺を見てディズニーランド行っておわり…そのてん、あなた達は長靴持って作業服持参で農家実習!(ふつう長靴持って修学旅行なんかに行かないし…)
それもこれも誰かが考えてくれたことだろうけど、自分達の想いどおりにならないことや理不尽なことばかりだと思う。けして楽しいことばかりじゃない…でもだからといって“やらされている”と思っているうちはどんなことでも絶対身につかない。
だから自分から自分達の青春を楽しく、若者らしく希望を持って精一杯楽しく!そんな修学旅行、高校生活をおくってください!」
平塚農業高校修学旅行生

さすがミセス・ヒラリー
“精一杯楽しく”←壮大なテーマです~
大きいのはスピードスケートで鍛えたお尻だけじゃないですな!

【追記】
今回のクラス三分の二は女の子(驚)農業高校なのにね~?
男の子ちゃん達も元気でしたが、やはり女の子ちゃんの方が逞しくて意欲が高いような気がしました。
~という女子高生にあてられっぱなしで、農場長だけでなく農園の男子スタッフ(実習生の大ちゃん、研修生のオリちゃん)も鼻の下が伸びてました(笑)
とりわけひどかったのは、もうすっかり青年犬(1歳)の“パンちゃん”と“クウちゃん”(本当は“ティーチ”と“レイリー”にするはずだったけど…)
スカートの中に鼻は突っ込むわ、押し倒してナメナメ攻撃するわ、もー犯罪の領域でしたな(笑)

よく飼い主に似る…などと言われますが農場長は自然にも、子どもにも、女性やヒラリーにもいやらしいエロファ…いや、いや、いや!“やさしいエコファーマー”なのであります。
あしからず