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ひら農園

Author:ひら農園
ようこそ、「農園日記」へ
北海道、十勝の新得町屈足地区で農業を営んでいます。
作物たちの成長や農村の暮らし、農園の四季を綴っています。

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北の農園日記
北海道十勝のこだわりのジャガイモ・とうもろこしなどを栽培し、産直販売や観光農園、農業体験も行っている、ひら農園のオーナーが日々の農園の様子をお伝えします。
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土にかえる
11/29
北海道農業士協会先進地視察研修に参加して(シリーズその1)~

美熟女のようなワインに出逢って一番得をした農場長です。
(甲斐の国の美しい富士…甲斐でみるもよし♪)

【まずは東京へ】
北海道農業士協会の道外視察研修に参加しました。
今回は月またぎ~しかも、出発前日はこんな感じ…
前日は雪

しかも風強し…

ヒラリー「あ~~あ…これは、JR止まっちゃうわ…」
家族への研修日程の告知が遅れたせいで、背中に殺気立つ視線を突き刺しながら乗りこむも、スーパーとかち2号は思いほほか順調に新千歳空港に~飛行機は何カ月ぶりでしょう↗

ふとみると新スィーツ、でてます。
バリウム

保健指導中にすったもんだあったせいで、つい“白いバリウム”って読んじゃいますね…
かさばるし、さすがにお土産に買って行くわけにはまいりません。
またの機会にしましょ…と、チェックインしてなんだかんだしているうちに千歳発着組が集合。

~で、農場長、もちろん今回も非常口座席。
CA「非常口座席についてお客様にお願いがございます」
農場長「承知しています。一番最初に逃げてはいけないということですね」
もうお約束のやり取りです。

~とあっという間に、快晴の富士山をのぞみながら羽田テイクオン。
すると、みるとはなしに飛び込んでくるのはお隣の搭乗口の機材~“嵐JET”です!
実は農場長、大ファンな末娘にぜひ見てきて、出来れば乗ってこいと頼まれていたのですな~
さすがに乗るのは無理…でも、しっかり見てきましたよ♪

ちなみに目の前のCAさん胸に「二宮」というプレートを付けておいでです。
~で、降りる間際に(“良いフライトを”的やり取り~いちおう、エチケットですから)
農場長「あ~あれが、嵐JETですか」
CA「はい、ファンの方はどこの席だと誰なのか調べて席をお取りするようですよ」
農場長「そうですか~娘がファンなので…受験生なのにさっぱり勉強しないので“嵐封印”しようかと」
CA「(笑)それだと、余計やる気が無くなってしまうかもしれませんね」
農場長「(笑)娘と同じことおっしゃる~ことに二宮さんは二宮君の御親戚に…」
CA「(笑)そうだったらサプライでしょうけど、残念ながら全く関係ないんです」
農場長「それは残念…しかし、いまや“嵐”、飛ぶ鳥を落とす勢いですからね~あ…失礼、飛行機なのに落としてはいけませんね。JALですから…」
CA「(笑)いえ…皆様にはご迷惑をおかけしております」

~といった、落ちそうで落ちないJALネタでCAさんをいじって、ヒートテックをはいていると汗ばむような陽気の東京に到着。

【ぶどうの国、甲府へ】
東京駅から“かいじ113号”で甲府駅に向かいます。

道中、JA青年部時代の先輩で僚友でもある音更の某田守氏を隣席に話がはずむのです。
某田守氏、“おまえのブログ、俺のバイブルだからな”を言ってはばからない方ですが、逆に農場長の方が勉強させてもらうことの方が多くて、共通の友人もたくさんいるのですが、新得―音更は1時間圏内なのに道外研修や、札幌での会議でなければなかなか合ってしっかりお話しすることが出来ない不思議な関係でもあります。

しかし、“バイブル”なんて言われるなら、最近手を抜きまくっている農政ネタもきちんとアップしなくてはなりませんね~フムフム考えているうちに甲府到着。

そんな心がけで臨むは、まずは山梨県指導農業士、農業士の皆さんとの意見交換を兼ねた懇親会♪

では、ここからは報告書っぽく~
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

山梨県からは指導農業士2名、農業士6名、事務局(県庁担い手対策)1名に出席していただき、たいへん和やかに意見交換が進みました。
山梨県は果樹産地ということもあり、指導農業士、農業士の皆さんもそれぞれブドウ、モモ、スモモを生産されている方がほとんどで、また、山梨県はワインの産地ということもあり、ブドウ園の経営とあわせてブロックワイナリーを手掛けている指導農業士の方にはブドウ作り、ワイン醸造、ワインの楽しみ方などを詳しく教えていただき、実際何種類かを試飲させてもらいながら大変楽しい懇親会となりました。

《山梨県指導農業士会、農業士会の概要》
指導農業士会の設立は昭和53年、現在の会員数は93名、年齢基準は40~60歳未満。
農業士会の設立も昭和53年、会員数は43名、年齢基準は40歳未満ということで、農業士には実質的な年齢要件があり、“青年農業士”という位置づけでした。(皆さんお若い!)


―《考察》ワインと原料型作物とTPP―
自己紹介時、某山梨県指導農業士の方から「制度の改変を迎えて、国策として進められている北海道農業の有りようと、今後の展望や方向性のことなどぜひお話しをうかがいたい」と、アプローチしていただきました。
色々な意味で北海道農業に期待と注目が集まる中、いわゆる土地利用型作物の制度的扶助を府県の農業者、あるいは広い意味で納税者にいかに理解してもらうか難しいことも痛感。

また、別な指導農業士の方にはワイン造りへの情熱をお聞かせいただきましたが、農政課題と絡めて「TPPや国際貿易の規律が強化されたとして、たとえ国産のワインが生き残ってもそれと一緒にたしなむチーズや畜酪製品が仮に海外の物に置き換わってしまったら、本当の意味で生き残ったとは言えないのではないでしょうか?」と、こちらからも話題提起させてもらいました。

そもそも国産の上級ワインを片手に“安けりゃ何でもいいや”的な畜酪製品をたしなんでいるのだとしたら、本末転倒のような気がするのです。
たとえばヨーロッパでも同じ内陸国になるスイスのローカルワインはスイス国内でなければなかなか手に入りませんが、しかし非常に美味しい♪何よりも地元酪農家がつくるチーズとの相性は抜群です。(農場長がまだ30代の時、ノルウェーとスイスの農民団体とWTOの本部があるジュネーブまでマーチをした時に堪能させてもらいました)
もしも、どちらかが不完全で、あるいは欠けてしまったら…観光・農業立国である永世中立国のスイスも今とは別な姿になっていたに違いありません。

『日本のワインは日本でこそ育てられる』…

畜酪製品はもとより、豊富な海産資源もこの国ならではの食文化を育んできました。宗教戒律の低さもあって世界中のあらゆる食とその文化を能動的に受け入れ、日本人の舌にあうようにアレンジメントしてきた工夫と能力は比類のもので、新たな“日本型食生活”をそういう観点から仕掛けていくことも大切なのだと考えます。
風と土が育て醸造されるブドウの一滴は、まさに郷土の一滴、故郷の宝であると思うのです。ワインに限ったことではありませんが、そういうものこそが地域を育て、文化を育み、産業を興していくものなのではないでしょうか。
『日本のワインは日本でこそ…』の“ワイン”を、例えば“食”や“農業”と置き換えてもいい…
風土が育てたものを胸を張って正々堂々と食べてもらえる時代が来ることを、山梨の素晴らしいワインにふれて願うのです。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

…そんな想いと、話題提起を織り交ぜながらワインの空瓶が増えていきます。
実は農場長、今春ひょんなことから新得町のワイン研究会の会長になってしまい、今回の山梨、長野の渡航はひそかにワイン研修というミッションにしていたので、大変有意義なものになりました。ことによると参加者の中で一番得をしたのは農場長だったかもしれません。
しかも、同年代のワインアドバイザーの肩書を持つ紅一点の指導農業士の御婦人をほぼ一人占めして、ブドウのこと、土のこと、酵母のこと、醸造のこと、ワインの楽しみ方などあれこれとレクチャーしていただきました。
山梨ワイン

レクチャーで印象に残ったこと~
ひとつは、豊作年だからと言って必ずしも良いワインが出来るとは限らないこと。不作年でも驚くくらい素晴らしいワインに仕上がることがあるようです。だから難しい…なるほど…

ふたつ目は「ワインも土に帰っていく」ということ。
実は同じ銘柄の年代の違う白ワインを飲み比べてみました。
紅一点「どうですか?まろやかさ、芳醇な香りの複雑さ、口当たり…違うでしょ?」
農場長「ほんとうだ!古い物の方が醸成が進んでいるというか、香りや風味が複雑ですね」
紅一点「そう、それに色を比べてみてください。新しい方は透き通っていますが…」
農場長「複雑な方は、白ワインでも少し色がついていますね。少し茶色みがかっている…」
紅一点「そうなんです。ワインも年代を重ねると土に帰っていくんです。食べん物はどんな物でもそうなんですが」
農場長「なるほど…若いピチピチした女性も素敵ですが、熟女の妖艶さも味わい深いということですね~」
紅一点「(笑)そうです!…ってなんで、そんな目で私を見るんですかw(笑)」

あと、和食と一緒にワインをたしなむ時、赤身の刺身をより美味しくオシャレにいただく裏技を教えていただきました♪
格好いいですね~♪デートする時に使えるな…と思った次第。

ちなみに紅一点の指導農業士が農場長の奥さんの名前を聞いてきて「あら、アタシと同じ“カ行”!“カ行”の女ってきついのですのよ~(笑)」
存じてます…ご主人にもご愁傷様でしたとお伝えください~などと絡んだかどうか…
農場長、二次会で山梨名物ホウトウをいただくころにはかなりベロンベロンになっていた模様。

三次会…
甲斐美人に囲まれての甲府の夜は、美熟女なワインにすっかりやられてしまったようです…

【追記】
ワインと赤身の刺身をより美味しくオシャレにいただく裏技を駆使した結果、デートの顛末がどうなったかのお噂は、あらためてご報告させて…いえいえそれはそっと農場長の胸にしまっておいた方がよいのでしょうか~

いずれにしても飲んでも飲まれたらダメだということですな~反省

《次記事予告》
―北海道農業士協会道外視察研修(その2)やってみなくちゃ分からない~の心―

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