FC2ブログ
プロフィール

ひら農園

Author:ひら農園
ようこそ、「農園日記」へ
北海道、十勝の新得町屈足地区で農業を営んでいます。
作物たちの成長や農村の暮らし、農園の四季を綴っています。

カレンダー

11 | 2018/12 | 01
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

最近の記事

最近のコメント

月別アーカイブ

カテゴリー

北の農園日記
北海道十勝のこだわりのジャガイモ・とうもろこしなどを栽培し、産直販売や観光農園、農業体験も行っている、ひら農園のオーナーが日々の農園の様子をお伝えします。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



やはりあまくないか
12/14
ビートコロコロ楽しそう♪~

まずはそれでもやれやれの農場長です。
(庭先貯蔵もきれいになって~という話)

前日、製糖工場にて立会~
実検

一昨年から新得町のビートの立会業務は各農事組合の甜菜委員も担当することとなりました。
立会の工場は隣町十勝清水町にあるホクレン清水製糖工場の直送パイラーです。
パイラーホッパー

ちなみに、十勝管内では芽室町には日本甜菜糖業、本別町には北海道糖業と三工場があり、そのうち芽室町の製糖工場は東洋一の砂糖を精製する工場なのです。まさに十勝農業はこの国の甘味原料を供給するいちだい生産基地でもあります。
付け加えると管内には他に東洋一の農産施設が二カ所。
士幌町の馬鈴薯コンビナート工場と広尾町の農協連の小麦貯蔵タワーサイロがそうです。

さて立会の仕事は~というと査定員が判断するビートの歩引きと石などの夾雑物の目見値の照合確認で、自主検定に照らした生産者責任的業務ですが、たとえば直播と移植、品種の違い、タッピングの加減やビートチップから糖分や収穫機のスペック、病気株から育苗履歴や栽培技術、圃場の特徴など生産者によってビートの表情も全然違うので、色々と勉強させていただいております。
今年は…やはり例年からみてかなり根腐根が多いようです。8月の集中豪雨で病害防除も苦戦でしたからね~厳しい↘
そしてやはり気になるのが自分のビートがどんなふうに評価されているのか…なのですが、自分の収穫物は自分で立会できないことになっています。

~というような前日の晴れから一転して夜半からの少々まとまった雪。

あらららら…

実は本日、予定より早まって農園の庭先貯蔵したビートの出荷ですが、雪が降るとビートに掛けてあるシートをはがすのがかなり難儀で面倒なことになるのです。
(雪、けっこう重たいんです)

でも、今年は大丈夫!
業者に委託すればシートをはがしてたたんで後始末してくれることになりました。
テントはがし

余計な経費が発生してしまいますが、こんな時に限って別な会合が入ったり、家人もいなくてあてにならなかったり…ちなみにしばれたシートをたたむのを一人でやるとなるとなかなか骨が折れます。
(昨年は農場長、尾てい骨粉砕骨折しましたし…)
このシートを綺麗にしまえるか、そのまま放置するか~は農夫の心持としては大きな違いがあって、やはりやり残しをしたまま雪の下にしてしまうのは非常に切ないものがあります。

~と、言ってたり、やってたり、思っているうちにビートもみるみる運ばれていきました。
今年のこんな天気でビートも苦戦、予定の数量からみて足りないパイルでしたが無くなってみるとまずはとりあえずヤレヤレです。
貯蔵積み込み

さてさてパイラーではどんな評価をされたことでしょう?
数日後にはFAXで歩留まりや糖分の一覧表が配信されてきますが、今年の場合は楽しみというよりはあらためて苦しみを実感することになるのでしょうけど~

来年こそ…そんなつぶやきを乗せて最後のトラックが発進していきました。

甘い砂糖を生産する現場は消して甘くありませんが、砂糖の白さには太陽と大地の恵と、そんな人達の想いがつまっているのです。

【追記】
今回の立会トラックの搬入台数で180台ほど。
そのうち2回ほど実検値をとることに~

実検~実際にパイラーを止めて所定のエリアにどのくらいの割合で対象物があるか計量して目検値と整合性をとる作業。

やはり査定員の目検もビートの品質がこれくらいタフだと判断が難しいのでしょう。
また今回は緊急停止が1回。
ジュースの空き缶が入っていました。これがもしアルミ缶だと、磁石で除去できないので見逃して裁断機に入ってしまうと大事故です。
一見ゆるくて退屈そうな仕事ですが、なかなか気が抜けません。

ヒューマンエラーがあってはならない地味で精神的につらい仕事ですが、現場を支える人とその想いで砂糖が作られていることをあらためて実感します。

甘い砂糖をつくる現場もけして甘くないです。
もちろん保健指導中の農場長にとっても甘いものは鬼門ですが、普段は厳しいヒラリーの時節柄甘い言葉にも、気をつけなければならないと思った次第。

《次記事予告》
―一年を締めくくる前に~の心―

スポンサーサイト



この記事に対するコメント

★:゚*☆※>o(´ー´*)Merry*Christmas(*´ー´)o<※☆:゚*★
楽しいクリスマスをお過ごしですか?
ビートが、またうちの会社の菓子に使われると思うと
ビートも可愛く見えますね~^^
本日、こちらもパラパラと雪が一瞬降りました^^
【2010/12/25 20:18】 URL | ふぃる #- [ 編集]


甘い砂糖と作る仕事は甘くない・・・・深いですねえ。
ほんとに大変なお仕事だと思いました。
お砂糖 ありがたくいただきます。
来年もお体ご自愛ください。
【2010/12/26 08:32】 URL | ばいおれっと #- [ 編集]

居座り寒波
ふぃる様

当地もクリスマス以降、寒波が居座っております。
冬らしい冬になって、豊作が期待されるところですが…望むことばかりの年の瀬です。
どうか良いお年をお迎えください(願)

【2010/12/31 15:06】 URL | peaceman #- [ 編集]

年の瀬の寒波
ばいおれっと様

コメントありがとうございます。

当地、ようやく冬らしい冬になって来年の豊作が期待されるところ~
来年こそは!と思うことばかり

> お砂糖 ありがたくいただきます。
北の大地と農夫たちを思い出していただけたら幸いです。

【2010/12/31 15:09】 URL | peaceman #- [ 編集]


この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://hirafarm.blog117.fc2.com/tb.php/406-593601ab
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。