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ひら農園

Author:ひら農園
ようこそ、「農園日記」へ
北海道、十勝の新得町屈足地区で農業を営んでいます。
作物たちの成長や農村の暮らし、農園の四季を綴っています。

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北海道十勝のこだわりのジャガイモ・とうもろこしなどを栽培し、産直販売や観光農園、農業体験も行っている、ひら農園のオーナーが日々の農園の様子をお伝えします。
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続・人生劇場
1/28
車内誌の楽しみ~

久々の札幌会議の農場長です。
(やり残したことだらけだけどね…)

今朝もしばれましたwww
そんな今日は北海道農業士協会の役員会で久々の札幌会議でススキノ泊♪

実はこの立場で出席するのは今回が最後の農場長。
本当はまだまだやりたいこと、やり残したことがあったけどそれはそれなりに手応えがあって、農場長“らしく”楽しくやらせてもらいました。
貴重な機会を与えていただいた農業士の仲間たちにあらためて感謝です
ありがとうございました♪

さて、ちょっと時計の針をもどして“新得―札幌”間のJR特急の移動中

農場長的に毎回楽しみにしているのが、JRの車内誌

実は以前、道青協の役員をつとめていたころ
JR車内誌H14
農場長家、掲載されていたことがあって思い入れのある車内誌。
(カメラ撮影の告知をヒラリーにしていなかったので、後ですごく怒られましたな~)

たいがいは暇つぶしのはずのJRの移動中の読書も、札幌や東京会議の頻度に合わせて農場長的なルーティーンになってしまいました。

~で、特にお気に入りなのが小檜山博氏の「人生讃歌」
前節までの「新・人生劇場」も大ファンで、読み終わると「ふぅぅぅぅぅぅぅ…」と大きくため息をついたり、人知れず涙を拭いたりして気持ちを震わせて、会議に向かう足どりに力を与えてもらっていたりしていました。

そんなこんなの農場長の作文好きも実は小檜山氏に少しだけ影響を受けていたりして、悪ノリで道青協のHPに「放談コラム」などを事務局に頼んで無理に掲載してもらったことが、過ぎてしまえば懐かしいな~と思う以上にずいぶんと厚顔無恥に無頼なことをしてしまったと、JRの車内誌を読むたびに自分を追いつめていたりして…
ちなみに「北の農園日記」はその延長戦みたいなつもりでいましたが、相変わらずの遅筆にもかかわらず、奇特なブログファンから「いつも楽しく読ませてもらってますよ~」と言われたりすると、ちょっとだけみなぎるものを感じたりするのでした。

そして今回、以前から読みたいな~と思っていた氏の著書「出刃」を思いついたように手に入れるのですが…
出刃
「出刃」
本の帯には“冷害と過疎・離農民の怒りと哀しみを追求した新鋭の問題作”と称されていましたが…

率直な感想を言うと、正直辛くて重い…

なにか胃の中に未消化なものを残したまま、一歩踏みだしていいのか?どうなのか?
仮に何かに踏み出したとして、その勇気は持続するだろうか?
もしかすると、自身のその勇気でさえ簡単に折れてしまうまがい物のような錯覚に陥ってしまいそうになる…いや、もしかするとその錯覚こそが過ちなのだと宣告されたような気分…

もちろん期待を裏切ったということでもないけど、読んで失敗した…あえて読まないでも良かった…と、ドロリとした後味の悪さが残る作品…よほど精神的にも、体力的にも余裕がないときに読んでしまうと得体のしれない闇のようなものに喰われてしまう恐怖感が胸にズシリとしてしまうよう…

時の北方文藝賞受賞作品で高い評価を受けているのを先に仕入れてしまっていたので、このギャップが余計辛いものでした。
その評価も単なる“読み物”としての評価なような気がして(もちろんそれでいいのだけど…)現役の農業人として言いがかり的に『アナタたちに何がわかるのだ!』とドス黒い嫌悪感さえもってしまう。

その未消化なものは食道を逆流し鼻孔に滲出し、嘔吐する時のあの嫌な酸味をもつ鉛のような苦しいもの…作中の冷害、凶作、集落の貧困と過疎、農政の欠陥…さらには人間力のなさ、教育の不毛…

しかもディティールは細かいのです。
たとえば作物の病害被害
「牧草のアワヨトウ」
「稲のバカ苗病」
「いもち病」
「ジャガイモ疫病」
「豆類菌核病」
「ビイトかっぱん病」
…唸ってしまった…唸ってしまっただけに、“離農者=敗者”をここまで痛めつけなくてもよいではないかと思うし、もしもあるとする最後の光明を読者に捜索させて託すようなラストも“生き残った者”として受け止めるとなんとも辛かったです。

農業者の汗と努力だけではいかんともしがたいこと…もちろん今も農業者は多くの血と嗚咽をこぼしていることを知らないから仕方ないのだと、割り切って読めば良かったのかもしれないけど…

そんな黒い感想も逆説的には高い評価に分類できるのかもしれません。

この時代にしてまさに問題作「出刃」

先週から進展しないデスクワークの焦燥感と相まって、小説の中でひかる肺腑をグロリとえぐってしまいそうな「出刃」の鈍い光が目の奥の方をチクチクと刺激するのでした。

【追記】
前記事の駅での口蹄疫対策について

北海道農業士協会の役員会で話題提供として仲間に聞いてみると、駅での対策は滑って危ないとか、なんとかとしておりましたが、1/29札幌からの帰宅する日に新得駅では消毒用マットが設置されていることを確認しました。

もしかすると、気づかないだけで以前から設置されていたのかもしれません。
~が、だからこれで安心ということではなくて、これからもしっかり注意喚起していかなくてはならないと思いました。

ちなみに受験生の末娘のクラスは、管内の志願状況が出たとたんインフルエンザで学年閉鎖です。
ススキノ帰りのデブな農場長の機嫌のよさに、ヒラリーの視線も鋭角的で、どうにも農場長の周辺はここにきてチクチクだらけなのですな~

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