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ひら農園

Author:ひら農園
ようこそ、「農園日記」へ
北海道、十勝の新得町屈足地区で農業を営んでいます。
作物たちの成長や農村の暮らし、農園の四季を綴っています。

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北の農園日記
北海道十勝のこだわりのジャガイモ・とうもろこしなどを栽培し、産直販売や観光農園、農業体験も行っている、ひら農園のオーナーが日々の農園の様子をお伝えします。
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それでも強く
3/15
新得町立屈足中学校 第63回卒業式~

被災地を思うと複雑な心境の農場長です。
(白い光の中で山並みは燃えて)

今日は卒業式
卒業式舞台

農場長家の末娘の卒業式でもありました。
~で、農場長はPTA会長として最後の祝辞

東日本大震災の被災状況が報道される中、福島県、宮城県の僚友とようやく電話がつながり、その惨状の凄まじさをお聞きして、ただただ言葉を失うのです。
そのような中、当日は被災地も中学校の卒業式があったとのこと。
避難所になっている教室の黒板に書かれている卒業生の夢や希望を思う時、卒業生を送る立場の当事者として15歳の春を複雑にむかえるのでした。

==================

「祝辞」

白い大地からのぞく土のかおりに新しい春の到来を感じさせる季節となって、今日のこの日を迎えることとなりました。

卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。

いま、こうして君たちを見ていると、その旅立ちの姿にたくさんの想いがあふれてきます。
制服に包まれてもまだ幼かった君たちが、いまこんなにも逞しく輝いていることに、君たちを支えているたくさんの人たち…お父さん、お母さん、家族、友人、先生たちは共に大きな喜びと感動で胸が一杯になっています。

そういうものに、君たちは育まれ、見守られ、愛されてきました。

想い出して下さい
春の恵の豊かさを…汗と涙を流しあった体育祭
最後まで、最後まで…駆け抜けたグランドは、君たちのことをけして忘れません。

想い出して下さい
夏の雲湧くきらめきを…勝利と悔しさをチームメイトと分かちあった部活動
君たちの背中を、輝きを…後輩達はきっと受け継いでくれるはずです。

想い出して下さい
秋を彩る美しさを…一人一人が主役だった文化祭
迷いながら、悩みながら…取り組んだもの先に手に入れたものは、君たちを一回りも二回りも大きく成長させました。

想い出して下さい。
冬のシバレのりりしさを…それぞれの進路の想い
新しい春の旅立ちを前に、背中を押し、励ましてくれた父、母、家族、先生達、仲間…その暖かさを

その時、いつも君たちのそばで支え、励まし、寄り添ってくれた大切な人たちがいたはずです。
時には厳しく諭し、迷った時は導いてくれた大切な人たちがいたはずです。
共に喜びあい、ケンカもして、ふざけ合って、それでも感動と達成感を共有した大切な人たちが、いつも一番そばにいたはずです。

そしてこれからはそれぞれの新しい春を迎えて、君たちが君たちの未来をその若さと、逞しさで拓いていかなくてはなりません。
そして今度は、君たちが誰かのそばにいて、励まし、支えていく人になって欲しいと思います。
『あなたがそばにいたから、頑張れた…楽しかった…救われた…諦めなかった…嬉しかった…』
そんなふうに言われる、美しくて逞しい若者になって下さい。

卒業生のご父兄の皆様には、あらためてお祝いの言葉を贈りたいと存じます。
皆様には、本校PTAの事業に特段のご理解とご参画に長年にわたり力を注いでいただきました。今後とも変わらない愛情でこの地域の学校教育を共に考えることに、今少しの力をお借りしたいと存じます。

また、校長先生をはじめ教職員の皆さんには、子供達の陰となり、日なたとなり、時には横にいて、あるいは後から支えていただき、まさに日々育むことに多くの力を注いでいただきました。ありがとうございました。
この巣立ちの時を見送る私達と、子供を介しその絆を共有できることの素晴らしさを、今更ながら噛み締めております。

結びに、本日のこの旅立ちの時が皆さんの希望ある未来と、新たな可能性を創造する出会いにつながりますことをご祈念申しあげまして、お祝いの言葉と致します。

本日はおめでとうございました。


さて、さきの東日本を襲った大震災で被災に遭われた方たち、関係者の皆さんに、心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。

時間の経過とともに、被害の状況や被災された方の悲痛な想いがメディアで放映されておりました。
皆さんのご家族の中には、災害現地に支援派遣される予定の方もいるとお聞きしました。
避難所になっているある中学校では、ちょうど卒業式だったということで、今まさに皆さんと同じように、夢と希望に羽ばたく新しい春を踏み出す矢先の大災害であったことに、人智を超えた自然の脅威と甚大な被災の哀しみに言葉をなくしてしまいます。

しかしだから、こういう時こそ、普段当たりまえにある食料や水や電気のありがたさがわかります。
こういう時こそ、地域の人たちの助け合う心が大切なことを感じます。
そして、こういう時こそ、家族の絆が尊いことを思い知らされます。
ひとりでも多くの命が救われることを切に切に祈り、一刻も早い被災地の普及復興を願うばかりです。

この震災にあたり、私たちに出来ることはなんでしょうか?

私たちだからこそできること、やれることがあるはずです。
私も、私たちも、皆さんもそれぞれできることをしっかりやらなければならないのだと思います。

皆さんの未来はけして明るく楽しい夢のあるものばかりとは限りません。むしろ人生は辛く悲しいことばかりです。
それでも、ひとは強く優しく生きていかなくてはなりません。そのためにかく汗があるのだとしたら、その汗は皆さんの未来をけして裏切らないと思うのです。

震災を悼む心を前にして、旅立つ皆さんに多くの想いを託したいと存じます。

以上、祝辞といたします。

==================

ちょっと重たい祝辞

被災された子どもたちの笑顔が一刻も早く戻りますように…

ただ、ただ…祈り、願うのみです。

【追記】
卒業式の後段、「卒業生を祝う会」で会食がありました。

末娘たちの同級生に甜菜の播種作業にアルバイトにきてもらった時に、ヒラリーが色々と仕込んでおいたようですが、子どもたちはそういう期待にこたえて余りあるものを表現してくれました。

「親に向けたお手紙…(by末娘)」

====================================

お父さん・お母さんへ

父さん、母さん、15年間育ててくれてありがとうございました。
私はまだまだ子どもで、ダメダメだけど、今までの感謝の気持ちを込めて手紙を送ります。

父さん…父さんはつねに明るく元気でおもしろいです。でも、私と同じくらい子どもです。すぐ「いじける」し「しっと」ばかりしています。
けど、仕事には真剣で真面目に取り組んでいます。私は父さんがトラクターで運転している姿を見ながら私は今まで育ってきました。色々迷惑をかけました。これからも色々なことで迷惑をかけるかもしれませんがよろしくお願いします。

母さん…母さんは大家族の家事や仕事などとっても忙しい日々を送っていますよね。
毎日が大変だと思います。私の前ではつらい表情なんてみせなかったけど、本当はとってもつらかったと思います。
けど、家族のために一生懸命になれる母さんはすごいと思います。でも、身体の方がとっても心配です。無理はしないでください。お願いします。

私は「高校」という新たな社会の一歩を踏みきります。その中には期待や不安、喜び、たくさんの思いを持っています。これから困難な壁にぶつかる時もあると思います。でも、父さん、母さんは私が困難な壁を乗り越える瞬間を見てて下さい。私はどんな壁だって乗り越えてみせます!見守ってくれるだけで私の力になります。なのでこれからも応援し見守ってて下さい。お願いします。

最後に、父さん、母さん、生まれてきてくれてありがとう。
二人が出会ってよかった。結婚してくれてありがとう。姉、兄を産んでくれてありがとう。
そして1996年2月6日に私を産んでくれてありがとう。
屈足の同級生に会えてよかった。いい友達がたくさんできました。最高の友達です。
会わせてくれたありがとう!
二人の間に生まれてこれてよかったです。

ありがとうございました。

大好きです。

====================================

名司会のヒラリーも涙声でつまっておりましたな(涙)

それぞれの手紙も笑いあり、涙あり♪♪♪
お母さんも先生も生徒たちも感動でした(涙)

こういう気持の機微、一つ一つが家族や仲間の絆を強くするのだと思うのです。

農場長も、またひとつ宝物が増えました~

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この記事に対するコメント

お嬢様の卒業おめでとうございます!
忘れられない卒業式になりましたね
我が家も今年大学を卒業する娘がいますが
来週の卒業式は中止になりました
こんな時ですから仕方ないですね
より希望を強く持って新しい道に向ってくれると期待しています

ひらさんも親冥利につきたでしょう
末っ子には特別な思いがありますよね~!
【2011/03/18 15:16】 URL | ひまあゆ #Ak51kPpI [ 編集]


遅くなりましたが、卒業おめでとうございます。
心あたたまる、お嬢ちゃんからの感謝の手紙。
嬉しいよね^^
これからも、お互いまだまだ子どもに手がかかりますが
頑張っていきましょ~^^
【2011/03/20 23:52】 URL | ふぃる #- [ 編集]

素敵な家族ですね
中学ご卒業おめでとうございます。
素敵な家族、親子の絆、本当に羨ましいです。
一生懸命頑張って背中で足跡で語ることがどんな気が聞いた言葉よりも説得力があるということが先輩の祝辞からも娘さんの手紙からもわかります。
自分も、先輩を見習ってますます百姓馬鹿になっていこうと思います。
さて、震災にあわれた方々本当にお気の毒で、自分の友人たちも避難生活したり、その後起きた風評被害にあったりと厳しい環境にあります。
自分もできることを、しっかりやって少しでも手助けできたらと思っています。
1日も早い復興を祈っています。
【2011/03/24 00:50】 URL | のーおた #- [ 編集]

子どもたちのパワーは素晴らしい!
遅ればせながら、Mちゃん、中学校ご卒業おめでとうございます。
Mちゃんのお手紙を読ませていただいて、大感激です。ピースマンさんに同じく涙腺が強くはない私ですが、Mちゃんとご両親、ご家族の顔を思い浮かべながら胸を熱くしています。特に「生まれてきてくれてありがとう」と言う言葉が印象的です。私にとっても大切な、Kに毎晩寝るときに言っている言葉と同じだからです。お二人の「命のバトン」を受け継いだお子様からそんな感謝の言葉をプレゼントされるなんて、まさに親冥利に尽きますね!
また、高校へ進学するMちゃんの強い決意、周りの人への感謝の気持ちをきちんと表現できて、本当にすばらしい成長ですね!これまたじ~ん・・・感動です。
一昨日、小学校の最後に担任をした子ども達の卒業式へ出席してきました。感慨深いものがありました。我が息子も、いつかこんな日を迎えるのでしょうか。Kが生まれてきてくれて、本当にありがとうです。人生後半、こんなお楽しみができるとは思いませんでした。あらあら、自分の話になってしまってごめんなさい。
親業は大先輩ですが、年の頃は同世代。お互い体に気をつけて、がんばっていきましょう!被災地の方も日々がんばっていらっしゃいます。日本人も捨てたモンじゃないなという気運も高まっています。「子どもの笑顔」に、どれだけ大人が助けられているか。実感する毎日です。子どもたちからパワーをもらって、この困難をみんなで乗り越えましょう!
【2011/03/27 00:55】 URL | ふぅ~ #- [ 編集]

馬鹿もいろいろ
のーおた様

お祝いコメント感謝

>背中で足跡で語ることがどんな気が聞いた言葉よりも説得力がある
いえいえ、なかなか、これがどうして…
背中にも余計な贅肉が付き、足跡はフラフラと安定感がなく~
“語る”なんて領域には全然達していないですなぁーおはずかし
(おとこおやなんて、そんなものですわ)

ちなみに、農場長は百姓馬鹿ではなく、ただのバカな百姓ですわ(笑)
(そう想っていたほうが気が楽ですぞ)
ただし、“やるべきはやる”し、だから“言うべきは言う”~ですな
【2011/03/27 15:26】 URL | peaceman #- [ 編集]

子育ての一区切りに
ふぅ~様

お祝いコメント感謝です♪

>「生まれてきてくれてありがとう」と言う言葉が印象的です。私にとっても大切な、Kに毎晩寝るときに言っている言葉と同じだからです。お二人の「命のバトン」を受け継いだお子様からそんな感謝の言葉をプレゼントされるなんて、まさに親冥利に尽きますね!
私たち夫婦もやられました。
いつのまにか、そんな作文が書けるようになったのかと…
成長していないのは大人の方なのかもしれませんね(悔)

お子様の成長、たのしみですね
夏にはぜひトラクターを乗りに来てください!
【2011/03/27 15:33】 URL | peaceman #- [ 編集]

おめでとうございます
久しぶりにお邪魔させていただきました。
娘さんこの春、ご卒業されたのですね。
遅ればせながら、おめでとうございます。

我が家も、この春から高校に通っております。
子供たちに恥ずかしくないような生き方を濃く過ごしてきました。
平さんようにこどもから言われるようになるようにと思う次第です。
【2011/04/10 19:22】 URL | もとてつ #ncVW9ZjY [ 編集]

ありがとうございます。おめでとうございます。
もとてつ様

こちらこそごぶさたでした。

> 娘さんこの春、ご卒業されたのですね。
> 遅ればせながら、おめでとうございます。
ありがとうございます。夫婦二人ボッチです。

> 平さんようにこどもから言われるようになるようにと思う次第です。
ちなみに子どもたちから見ると私はヒラリーの付録みたいなものなのだそうですよ。
【2011/04/23 21:43】 URL | peaceman #- [ 編集]


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